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冥王星みずがめ座時代ってどんなノリ?

こんにちは!是我それです!

2024年1月21日に
冥王星が山羊座から水瓶座へと移動しました。
逆行して山羊座に戻る時期もあるので
今はまだプレ段階ではありますが
今後本格的に冥王星水瓶座時代に突入するよ!
という流れはバンバン来てるわけです。

もうすでに色々な方が冥王星水瓶座入りについて
語っておられますが、
私も西洋占星術好きとして自分なりに
「冥王星水瓶座時代は
どんなノリの世の中になるのか?」という
考えをまとめてみました!
今回の分析はエッセンシャルディグニティを
元にしております。

エッセンシャルディグニティとは?については
こちらのミカミ・ポーラ先生の解説を
参考にしております。


山羊座と水瓶座の共通点

まずはこの図を見てください。

こちらは山羊座と水瓶座の
品位表を並べたものです。
この表を見ることで、
そのサインの性質を掴むことができます。

品位表の山羊座と水瓶座を比較すると
共通点としてあるのは土星です。
(もしかすると現代風の読み方に絞ると
水瓶座のドミサイルは天王星のみという
考えの方もおられるかもしれませんが、
私の場合は古典での割り当ても
重視しているため、
水瓶座のドミサイルは
土星&天王星という考えです。)

土星ってなんなの?と言いますと、
まず社会天体です。
大勢の人たちと生きる上でのルールであったり、
秩序というものを司る天体だと解釈しています。
なので冥王星水瓶座時代へ移行しても
社会性は問われ続けることになると思います。

ただし、冥王星山羊座時代に問われたような
社会性とは形が違うものになるのではないかなと思います。
この件は後ほど!

山羊座の主成分を解釈する

まずは山羊座の主成分から解釈!

まずメインの成分は先ほど言った土星です。
組織力であったり、仕組み
秩序を作ることがメインの力。
秩序を作る上での過不足の調整もします。

次に火星があります。
私は火星というのは
「勝ち取る力」だと思っています。
外に向けて切り込める力、
チャレンジする力、勇気や根性を見せる力。

山羊座冥王星時代はこれらの成分が
重宝される時代だった
と考えられます。
競争力が重宝され、勝った順に秩序が成立する、
そんな風潮だったのではないでしょうか。
(※あくまで時代の風潮の話です)

次にトリプリシティを見ます。
山羊座は地のサインなので、
トリプリシティは他の地のサインと同様に
金星と月が構成しています。

金星は「愛すること/楽しいこと/調和」を、
月は「共感力/肉体感覚」などを司ります。
心身が楽であること、心地よいこと、
摩擦を起こさないこと。
このような甘々な天体成分が
山羊座のベースにはあった
訳です。

これらの話をまとめると
山羊座冥王星時代というのは
心身が楽になるポジションを獲得すべく
競争を勝ち抜き、
秩序を成立させていく時代だった

言えるのかなと思います。
イメージとしては縦に積む社会かなと思います。

水瓶座の主成分を解釈する

水瓶座の主成分も読み解くよ!

山羊座と同様に土星が主な成分となっています。
なので水瓶座も社会性は求めてくるサインだと
解釈できます。
しかし山羊座とは
かなり毛色が違う部分もあります。

まずは天王星です。
天王星は「刷新力/改革」を司る天体です。
このことから、
今までの仕組みとは違う仕組み化
きっと進むのであろうなと思います。

今までの仕組みとは、
先ほどの章で言ったような
勝ち抜きによって
心地よいポジションを獲得する縦社会です。
この社会の仕組みが
おそらく変わっていくのだろうと思います。
イメージとしては縦に積んでいたものを
並列化する感じでしょうか。

このことを単純に
「ヤッター!」と解釈できるかは
水瓶座が求めてくることに応えられるかで
違ってくるかなぁと思います。

さて水瓶座のトリプリシティを見ます。
水瓶座は風エレメントなので、
トリプリシティは他の風サインと同様に
土星と水星が構成しています。

ここが地の時代と大きく違う点です。
水瓶座には甘々な金星と月は
主成分としてありません。
まして土星なんて「追い土星」です。
ドミサイルで十分だよという感じなのですが、
ここでも秩序や社会性の話をしてきます。
そして水星は知性の天体です。
つまりこれから私たちが
生きる世界のベースとなるのは
「知性に基づいた秩序」
と考えられるのではないかと思います。

なので私は
先の見通しについて各人が冷静に慎重に判断し、
ルールを決定し遵守することが求められる
時代なのかなと思っています。

山羊座のデトリメントとフォール

今度は山羊座に馴染まない性質の解釈!

さてここでデトリメントとフォールについても
見ていこうと思います。

まず山羊座のデトリメントは月です。
デトリメントというのは
そのサインに馴染みにくい天体
というイメージです。
ここで面白いのが、月はトリプリシティで
山羊座主成分として含まれていることです。
基本的に山羊座の「勝ち上がって統制する」
という世界観においては
月の共感力や肉体感覚というものは、
足枷になってしまう部分がある
と考えられます。
山羊座が辛いことも頑張れる忍耐のサインと
言われるのはこの辺りの事かもしれないですね。
トリプリシティも考慮して考えるならば
「心身が楽なポジションを求め、
一時的に我慢をする」

という風にも読めるかもしれません。
我慢の時代は終わりだよと言われているのは
この辺りの話かもしれません。

次に山羊座のフォールです。
フォールも馴染みにくい天体と言えます。
木星は楽観性や発展を司る天体ですが、
こちらも山羊座の世界観においては
馴染まない成分ということになります。
山羊座の世界観の中で
拡大発展はやりすぎ注意のものだった。
また過剰な楽観性は「なんとかなるだろう」
というルーズさに繋がり、
それは縦社会において致命的なものとなり得る。

最近のテレビ業界関連の
ニュースなどを見ていると、
こういった部分に破壊と再生が
もたらされたのかなぁと感じることも多いです。

水瓶座のデトリメント

水瓶座に馴染まない成分の解釈!

では水瓶座にとって馴染まない成分とは
何でしょうか?
それはなんと、太陽なのです。
太陽は「主体性/決断力/自己実現力」などを
司っています。

私はここで「おや?」と正直思った訳です。
と言うのも、
風の時代は個性の時代!
みんな自分の個性を発揮して行こう!

という話をよく見かけるからです。

少なくともエッセンシャルディグ二ティからは
水瓶座の世界観では
主観よりも客観が重視されていると読めます。
(太陽が馴染まない性質で、
土星や水星が馴染む性質だから)

では風の時代は
個性の時代では無いのでしょうか?
それも私は違うと思っています。

これはあくまで推測ですが
「全体のことを真剣に考えた結果、
勝手に輝いてしまう個性」

という形になるのではないか?
と考えています。

自分以外の余白について真剣に考えることで
逆に自分の輪郭がハッキリと浮かび上がる
ネガティブスペースドローイングのような
世界観です。
それが水瓶座=個性的と言われる
理由ではないかなとも
個人的には考えています。

こうじゃなくて
こう!

あるいは違った解釈でいきますと、
自分だけが目立つといったことは無い世界観
なのかなとも思います。
何故なら全て並列化されているから…
それが水瓶座のデトリメント太陽の
ニュアンスではないかなと思います。

まとめ

冥王星山羊座→水瓶座で
大きく変わりそうなポイントは

・徹底的に理性ベースになる
・目先の私利私欲や情では回らなくなる
・競争じゃない社会

こんなところでしょうか。
今まさに山羊座冥王星時代の色々なものが
破壊されていってるなという印象がありますが、
成分表を見比べた時に大きく違うのは
トリプリシティ、つまり地→風の部分
ですね。
今まで情によってまかり通ってきた甘い部分が
「アカンもんはアカン」になる
気はします。
そして「アカンもんはアカン」
だけでは納得できないので、
そのルール自体を作り直す
という感じでしょうか。
逆に言えば情とか忖度によって
ジャッジを変えなくても通用する
精度の高いルールに変わる
ということかもしれません。
ルールの把握についていけるかが試されそう。
理性の限界突破ですね!

長々と話しましたが、
今のところ西洋占星術好きの私が考えている
冥王星水瓶座時代って
こんなノリなんじゃないかな〜という話でした。
ご参考までに!

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