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色を楽しむための試行錯誤_20210505

5月5日ということで、ネイタル擬人化のキャラたちでこどもの日のイラストを描きました。

2021こどもの日!!!_統合仕上げ

こちらのイラストを描き終わったのは4月18日で、
完成と発信の間にはタイムラグがあります。
(制作と発信を分ける話はまた後日やりたいです!)
今も別のイラストにかかりながら絶賛試行錯誤中ですが、今回はこちらのイラストを描いた際にやってみたことを中心に書きます。
この記事は、みなさんに有益とかではなく
「私が気分良く描くための試行錯誤記録」です。
参考になることがあるとしたら
「自分なりに色々試していいんだな」
って方向性に思考回路が開けてくるといった
方向性になるのではないかな?と思います。

色よ、お前が苦手だ。だが色を使うと明らかに映える。
だからお前が欲しい。

私には絵に関して欲望に忠実になろうという決意があります。

・気分が上がるやり方がいい。
・仕上がりに満足しないと嫌だ。
・いわゆる映えが欲しい。

ここに嘘ついて先には進めへんわって話で。
私はカラーイラストが苦手です。
絵描きのくせにここからとんでもなく文句を言います。
「ブラシやツールの変更がメンドくさい。
色を選ぶのがメンドくさい。
レイヤーが増えてくるとテンションが下がる。
苦労する割に仕上がりに保障が無いのツラ。」


以前はこういう自分に対して
「いやいや、メンドくさいとかマジ…。
上手い人のメイキングとか見てたらレイヤー数100以上でもちゃんとやってはるやん。苦労する割に保障が無いとか、それはお前の試行錯誤が足りんからやん?ホンマに絵描くの好きなん?そういうとこやぞ、お前。

って頭の中で自分を律する方向に
思考してたんですけど、
それをやめる。
すげぇ面倒くさがりに生まれたんだから、
それに合ったやり方でやる。
しかも満足のいく仕上がりは諦めたくない。
大体こんな感じの考えで試行錯誤を始めました。

気になっていた本を自分に与える。

まずは気になっていた本を自分に与えました。
どのくらい気になっていたかというと、
3〜5年くらい前から。
友達に教えてもらってからというもの、
本屋で見かける度にパラパラめくっては棚に戻してました。いや、気になってるならさっさと買えよ!って話なのですが、
「理解できなかった時の凹み方がヤバそう」
でずっと買えなかったんです。

「本買う割に上達せんよね」
っていう自分責めがキツすぎて
ずっと買えなかった!!
今は自分責めを絶対やめようって
決めれてるから、
やっと買うことができました。

一通りサーっと読んだ感想は

分からんとこは山ほどあるし、
すぐに活かせないかもだけど、
試してみたくなってる…!

ちょっと高い本だなと思いながら買いましたが、色に関してはしばらくこの1冊でいい気がしてるので寧ろ安かったような気がしてます。

アナログパレットみたいにしたい衝動

本を読んでいてふと
「パレットに絵の具ビャーってしたい」
欲求にかられました。

そこでふと「あれ?これってデジタルでやっても別にいいよな。絵の具と思って使ったことなかったな。」と思い立って、出来上がった作業画面がこれです↓

カラーパレット説明

使う絵の具を3色に絞って、
それを混ぜたり、薄めたり、
デジタルならではのレイヤー機能で色変したり。
それらをイラストの周りにパレット代わりに置いて作業しました。

私はイラストを描く時はクリスタを使いますが、
仕事では主にイラレを使っています。
イラレの作業画面て、アートボードの周りに広大な大地が広がっていて、使うかもしれない材料をアートボードの周りに並べた状態で作業する感じなんですよ。その状況が私は結構好きで。
ザックリ言うと「スクラップブッキングをするテーブルの上」みたいな感じなんです。
で、「イラスト描く時もその状況がいい。」
思いついて先ほどのような作業画面に至りました。

結論:色選びは苦じゃなかった

今回のやり方をしたことで
色選びで苦しむ場面は激減しました。

スクリーンショット 2021-05-05 22.25.11

↑線画ラフが終わった段階でカラーラフ作ったのも良かった。
さいとうなおき先生の動画でなるほど〜と思ってから取り入れてます。
(いろいろレイヤーを消してしまったためこのようなラフしかお見せできず)


さて、
今回のやり方で良かったのって、
「固有色の選び方に困らなくなった」って部分なのかなと思います。
光や影を何色でどう描くか、についてはボチボチやっていこうかと。

色を楽しむ試行錯誤としては大成功だったんではないかな!
なんていうか、自分で考えて選んで試行錯誤できたこと自体が楽しかった気がしてます。
楽しく描くを分析できたので100万点です。

・気分が上がるやり方がいい。
・仕上がりに満足しないと嫌だ。
・いわゆる映えが欲しい。

どうせいずれ全て手に入れるので
道中も楽しく進んでやるからな!!!

おまけ

途中まで作業して「この作業は好きじゃない!!!」と思ってボツにしたやつ↓

スクリーンショット 2021-05-05 22.23.00

塗りから入って線を後にするのは私には合わなかったようだ!!
線で形浮かび上がる時が一番悦だもんな。

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