透明校前後、反対校合1年を要しないレビュー

2024年9月2日 10:59

こんにちは.

今日の歯科です。

透明校正が一般的な装置校正(ブラケットを貼り付ける)

より効率的に（期間の短縮、診療過程の快適さ）

良い結果を出せる場合があるんですが

非抜歯反対咬合ケースもそれにあたります。

前後の写真を整理しながらご説明します。

まず、スマイルラインの写真です。

青い矢印で示した部分が反対咬合のある牙です。

本来は上の歯が下の歯に比べて外に位置しますが、この方の場合は中に位置します。

牙は咬合的に非常に重要な歯です。

尖っていて、多くの方が「嫌いな」形の歯でもありますが

その部分に重要な機能的な秘密があります。 ^^:

難しい内容なんだけど

簡単に説明すると

側方で著作をしたり

あごを両脇に動かすとき

その尖った部分を通して奥歯と前歯が

保護される役割をします。

反対咬合というのは

そういう機能がないという意味で

これは見える面だけでなく

機能的に非常に重要です。

いろいろなことを考慮したとき

「非抜歯透明矯正歯の矯正」で

10ヶ月以内に解決できるんじゃないかな

判断しました。

装置（ブラケット）校正の場合

反対咬合を解消するため

バイトブロックといって

奥歯の方に

付加的なテクニック(?)を使うのに

これがかなり適応する時に不便です。

くねくねしているが

全体の歯が触れると

一つくらいの歯だけ触れるようになる

そういう不便さが生じます。

もちろん、1~2週間経てば全部慣れるけど

透明矯正で

反対咬合を解消するときは

不必要な場合が大部分なので

診療の過程でも

不便さがはるかに減ることで

判断しました。

さらに、装置の校正は

10~1年程度かかると予想したが

期間の面でも8~10ヶ月であれば

十分だと判断しました。

いろいろな部分をとても詳しく説明しました。

歯の前後の写真を見てみましょう？

総期間は9ヶ月ほどかかりました。

*. 反対咬合が解消されました。

*. 奥歯の咬合形態だけでなく

前歯の噛み合わせも良くなりました。

*. 整然としているだけでなく

中心線も合っています。

(ある意味、これは配列する過程で当然の結果です。）

思ったより良い結果と

楽で簡単な過程で

良いレビューを残してくれました。

(内輪の間隔は2ヶ月くらいにしておきました。）

交合面写真でも

歯並びだけでなく

反対咬合が解消されたことが観察できます。

いつも、透明矯正が楽なのか。

そうではないでしょう。当然。

楽か否かには

いろいろな要素を考慮する必要があります。

*. 痛み

*. 来院回数

*. 総期間

*. 口腔環境管理の容易さ

*. 歯列矯正期間中の著作および機能的な不便さ

*. 付加的な装置の使用

等々

僕たちの今日の歯科は

ブラケット(装置)、透明矯正両方とも

診療結果が良いと自負しています。

過程や詳しい内容、

長所と短所を比較して

ご相談するだけではなく

患者様の口腔環境に合った

より有利な装置をおすすめしています。

透明矯正がお悩みでしたら

必ず来院して専門家の歯科医師と

ご相談ください。