少女帰還

分島花音さんが久々に楽曲を配信リリースされました!
新曲…という訳ではないらしくライブでずっと披露されていた歌との事。

私は体の問題でライブに参加出来ないので、今回こうして拝聴出来た事が本っっっ当に嬉しいです!!



本作、イントロから"好きなやーつ!"となりました(花音さんの歌はイントロで即好きになる事が多い)!!

頭は夜のバーが浮かびましたが、それ以降は夜空を空中散歩しているイメージです。
あとなぜか夜のプールも浮かびました(ナイトプールとかではない)。

浮遊感があって旅行している様な揺らぎつつも楽しんでいる曲調で、詞もド前向きって訳ではないですが"挑んで駄目なら別の道もあるよ"と、つらい筈なのに何処か楽しんでいる様な感じが花音さんの詞らしいなぁと思いました。

子供の頃の自分を葬っても蘇るところが、たとえ道を変えても何度も立ち上がろうとする人の様で、それって"自分"という存在は変わらないからなのでしょうね。

"叶わない夢"ではなく"敵わない夢"なのも"そこで終わり"という感じがせず、やっぱり何度も挑戦する様な詞だなぁと思いました。


間奏のドラムが楽しくて好きです♪
ギターはノリ(堀崎翔)さん。
kazooという楽器は花音さんの担当らしく、チェロ以外もやられるのね!と意外でした。

調べたら見た目はキッチン用品みたいな楽器なんですね。
思ったのが、JAMのMONSTER'Sライブで奥井雅美さんが吹いてたやつ?(あれはブブゼラ??)

YouTubeにMV?も上げられましたが、映像を観ながら聴くと歌のイメージが映像に引っ張られちゃうので、初めは画面を観ないで歌を聴く事に集中して何度か聴いてから映像を観ました。
正直、色合い的に歌に合わない映像だなと思いました。



作品を現物として広く世に残すのではなく、ライブでのみ披露される理由は色々あると思うので"広く世に出してほしい!"と我儘は言えませんが、だからこそ今回配信リリースしてくださった事が本当に本当に有難いです!!




前もnoteに書きましたが、歌の良し悪しを完全に歌詞で決めていた私が、花音さんの歌に出会ってから曲にも意識が行くようになりました。

それって歌詞の意味を理解せずに、目には見えない音を聴いて感性のみで歌を好きになっていた子供の頃に自然としていた事です。

気づいたら歌詞を読んで頭を使ってしっかり判断した上で良し悪しを決めていましたが、花音さんの"celmisia"という歌で"説明出来ないけどなんか好き!"となったのは、花音さんが作られた曲に心を持っていかれたからです。

今でも歌を聴く際に歌詞を重要視しがちな私ですが、曲に意識が行って好きになるのも何も間違ってないなぁと、"好き"のなり方にひとつ"感性のみの子供の頃に戻れた"というのが増えたのは花音さんのおかげです。


洋楽とか歌詞が分からないから絶対に聴かなかったのに、今ではウォークマンに入れて聴く様に…!

音楽作品って"説明出来ないけど好き"でも全然良いんだなぁと気付けて、素敵な作品に出会わせてくださった花音さんありがとうございます!って気持ちです(*´▽`*)




ただ花音さんの歌って、曲だけじゃなくて詞も良いんだよなぁ…。



それとアルバムの特典に付いていたライブBDを観聴きした時、"ライブではあまりお上手じゃないから聴くのは収録音源だけで良いや"と思ったのですが、半年前にYouTubeに上げられたライブ音源を聴いて、"花音さんめちゃめちゃお上手になられてるー!!"とかなり驚きました。

これは"花音さんは収録音源だけで良いや"が効かなくなっちゃいました。

ライブ音源もウォークマンに入れて聴き込んでいます♪




花音さんの世界をこうして拝聴出来て本当に嬉しいです!


花音さん、素敵な音楽をありがとうございます!!

少女帰還、沢山聴きます♪



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