詞重視?曲重視?

中学1年生の時、倉木麻衣さんの歌を聴くようになりました。


"If I believe"のPVを見て、暑いのは苦手だけど概念としてなら夏が好きになりました。

"Reach for the sky"を聴いて、5月の木漏れ日が大好きになりました。


倉木さんの歌を聴いて"曲からイメージする楽しさ"を味わいました。



その後、中学2年生の時にどっぷりと田村ゆかりさんにはまり、そこから私が歌を聴く際に重要なのは"歌詞"で詞が好きじゃない歌は聴かなくなり、それこそ本を読む様な音楽鑑賞の仕方をするようになりました。

元々女性の可愛い歌声が好きだったこともあり、歌詞が好みで歌声も好みのジャンルを…と思ったら女性アイドル声優さんの歌ばかりを聴くように…。


そこから倉木さんの歌や、小学生になる前に好きで聴いていたSPEEDの歌も聴かなくなりました。

なんなら女性声優さんどっぷり中は、申し訳ないですが倉木さんやSPEEDの何が良くて聴いていたんだろうとさえ思っていました。


だって"歌は詞が大事!"と思うようになってしまったから…。


今でも倉木さんやSPEEDの歌詞には興味が持てません。


しかし、この間久々に両アーティストの歌を聴いたら物凄く良い!!


歌詞とは違い、目に見えない"曲"に心惹かれる…。

歌詞の意味を知らずに曲だけで歌を好きになっていた子供の頃の様。


再び歌を曲重視でも聴ける様になったのは完全に分島花音さんのおかげですが、よく考えると、ゆかりんの歌にしろ詞を重要視しつつも曲調も好きだなぁという歌は、どこか倉木さんっぽい風が吹いていて暗さのある曲だったりします。


人間は13、4歳の時に聴いていた曲が、生涯自分の好みの曲となるなんて話を聞いたことがありますが、まさにそれです。


私が好きなゆかりんの"Non-Stooping Train"とか倉木さんっぽいですし…。


知らず知らず、深く刻まれているんですね。



いつかまた子供の頃のようにフィーリングで音楽を聴ける様になったら、洋楽も聴けたりするのかな…。


そして年々低下してしまっている歌を聴いた際の私のイメージ力も復活すると良いなぁ。

(前は"この歌の季節はいつで時間は何時で空の色はこうで風力はこのぐらい"と色々イメージ出来ていたのに…)



これからは頭だけで聴くのではなく、もっと感覚で聴けるようになりたいです。

そうしたらもっと沢山素晴らしい歌で素晴らしい時間を過ごせるのでしょうね。




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