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積読解消日記 #2

2ヶ月以上ぶりの解消日記。
それなのに、毎月本を買おうとするよく分からない精神。
今ですら10冊以上積んである。


積読解消日記#2『ニューロダイバーシティの教科書』 

いわゆる発達障害は、現代社会の文脈上では障害として規定されてしまうこと。
それは発達障害だけでなく、マイノリティとされる人たちもそう。
だけど、そもそも全員が神経レベルで(個人の捉え方も含む)異なり、それを文化として形容されている。
そして、障害やマイノリティは文化であり、現代社会の人間関係は、異文化交流的なニュアンスがある点に、なるほど!と感銘を受けました。(やや自己解釈あり)

ニューロマイノリティの中でも自閉スペクトラム者が「ものごとから先に出会う人」「人間を特別扱いしない脳」、神経学的多数派の人は「にんげんから先に出会う人」「人間を特別扱いする脳」という表現が腑に落ちました。

こうやって考えると、前者も後者も凹凸があることは変わらないなぁと思います(個人差レベルでの凹凸もある)
私は後者な傾向があると思うけど、ふと「にんげんから先に会う」ことを自覚・認識したときに、「しんど!笑」って感じました。
多分これまでは、無意識にニューロマイノリティよりはしんどくないのかもしれないって思ったけど、よくよく考えてみたりこの本を読んで、自分もさまざまな要因でニューロマイノリティな部分はたくさんあるなぁと振り返りました。(WAIS-3の凹凸も含め)

もう一つは支援職として。

ASDの社会コミュニケーションの”障害”ってなんだっけ?”限定された興味や反復的行動”ってそもそも何が問題なんだっけ?っていうことを、改めて考え直すことができました。
いや、もう特性だよって片付けてはいけない立場でもある気がするのですが、一人の人間としてその視点は持っておきたいと思いました。

半径10m以内の社会適応

まずは自分の「半径10m以内の社会適応」を探そう。
そしてその社会の中の、脳・神経のちがいをさまざまな点から見つけていこう(もちろん自分自身の違いも)


今回もまた良書に出会えました。
感謝感謝!

4月になったのでまた本を買います!
amazonのほしい物リストが永遠に無くならない😂

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