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祝うなら徹底的に。

夕霧さん曰く「(渋谷)REXでばんえい競馬の映像流した人他にいないと思うよ!」とのことですが、そもそもメンバーの誕生日を祝うためにばんえい競馬に個人協賛するというアイデアが出てくるバンド、他にないかと。久しぶりに涙流して笑いました。そしてジャンヌとABCのカバーライブの期間限定公開目当てで夕霧さんのYouTubeチャンネルに登録して、そのまま通知をオンにしていた人が、ドッキリ関係なく普通にびっくりした人であることは否定できない。色々と斜め上が過ぎる。

今回「古地図メドレー」ということで、DaizyStripperを組む前に風弥さんが書いた曲たちが演奏された。その中には「記憶の中だけにしかない(デモテープすら残っていない)」ものもあって、その記憶が合っているかどうかの確認のためだけに、風弥さんが当時のバンドメンバーに律儀に連絡を取った話から、案の定地元トークが出るわ出るわ。免許取って三日目の風弥さんが目黒鹿鳴館前の縦列駐車に挑んだ話も面白かったけれど、セブンスの楽屋でストッキング(多分網タイツ)を破った話や、当時はベーシストだったという風弥さんのことを「サウンドホールの床の方までこう(ポーズ付き)ね」と笑顔で話すReiさんに、この日一番おみまいされた。いやーもう「悪い人じゃないのはわかるんだけど、悪い人じゃないって確かめるために近寄る勇気がない」と、ベルズの人たちからビビられていた、あの頃のサンホの方々の面目躍如としか。そして閉館が決まっているため、秋にやるライブがDaizyStripperでやる最後の目黒鹿鳴館になるという話から「あの縦列駐車を再現しようにも、車が停まってなかったら縦列駐車にならない」と「そっからか」な疑問に律儀に頭を悩ませる風弥さんに「そんときは俺らがそこにいてやるよ、オーライオーライっつって」と豪快に解決策になっていない解決策を提示して全部持っていくReiさんのパワープレーを久しぶりに見た。

そういえば「ダンデライオン」も「decade」もセットリストから外れてるって珍しいなとか、日曜日だから「Sunday Driver」聴けてよかったなとか、いつもより風弥さんのピアノたくさん聴けて嬉しかったなとか、直ちゃんの微笑ましいTシャツのチョイスになごんだなあとか、久しぶりに撮影会まで参加出来てよかったなとか、他にも色々あるのだけど、いかんせんばんえい競馬が全部なぎ倒していったため、他の感想が思いつかない。つーか出てこない。でも、何も思いつかないぐらい「楽しかった!」って言えるのが一番なんだよなあ。そんなことを改めて思う、渋谷の夜でした。楽しかった!

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