高校生クイズ2020参戦記その3

※この感想文はHuluのディレクターズカット版を観ながら、ツイッターでツイートしたことを織り交ぜつつ書いています。本編及びディレクターズカット版のネタバレを含むのでお気をつけください。
前書き3

テストが悪い。全部テストが悪いんです。嘘です。僕の怠惰もあります。本当に申し訳ございません。

何とか更新頻度向上の策も考えつつ、今回は2回戦編です。


画像1

↑参加賞 参加しただけでもらえるってかなりお得では?

2回戦 リモート古今東西

シンプル・イズ・ベストと言わんばかりの企画ですね。前も書いた通り僕は多答クイズが好きなので少し安心。もう1つの要素である解答順についてはあまり気にせず、というか、あの状況の中でどこに多く回すとか考えるのは正直無理ですよ。

収録は放送上と違い 3→1→2 の順に戦いました。リアクション等の関係で、参戦記では収録の順番に沿って書きます。

ちなみにチーム分けの基準は五十音順。男女比考慮もされたらしいんですが、「全員男子・女子じゃないならOK」と思われたのか、完全五十音順でしたね。

制限時間は1回に付き15秒。その中で ミュート解除→マイクのスイッチオン→解答 までやらないといけません。さすがにこれで負けることはないはずだけどかなりわちゃわちゃした作業となりました。

第3ブロック(実際は第1ブロック)

2015年以降の「NHK 紅白歌合戦」に出場したアーティスト

安積・栄東・渋谷幕張・仁愛女子・天王寺・JO1

相変わらず気の利いたコメントができないですねこいつは。テレビに出るからにはコメントや画面映りも気にしないといけないと肝に銘じてはいましたが、実践するのはまた別の問題のようです。鍛錬しなくては。

そしてお題ですが、これは大得意。僕は芸能音楽が得意で、中学時代はミュージシャンのWikiを見るなどするのが趣味でした。さらに、偶然にも安積チーム3人は年末のテレビは紅白を観る家庭。思いついた答えを確認しあえるのが強い。ただし、他のお題と違い一覧として認識することがないくくりのため常に不安感が付きまとうことに。また、何文字か数えづらいのも難しいポイント。

開始前に少しシンキング&メモタイム。最初に「米津玄師は6文字だから書いてても意味ないよな……」とかルール分かってないやつ代表みたいな思考になっておりました。書くだけ書いといて良かった。

さあ仁愛女子の「乃木坂46」でスタート。そんなどこに行くかわからない単語で始めんでも。

その直後、JO1が「コブクロ」でいきなりの脱落。多分出てないとは思ったけど、困ったらいつか言ってたかもしれない。尊い犠牲でした。

脱落した場合は次のチームへ、安積に解答が回る。確実に記憶にある「松任谷由美」を解答し、正解。スタジオへのサプライズ登場でaikoさんが涙してましたね。ここで、スタジオで解答チームを示していた枠が脱落チームの分までカウントしてしまうというシステムトラブルが起こり、桝さん始め芸能人の皆さんが1つずつ指でカウントしていくという、何とも原始的な方法が取られることに。芸能人の皆さん、お疲れ様でした。

渋谷幕張「米津玄師」。ここでようやく、残っているチーム数によって使えるワードが変わってくることに気づく。判断が遅い!

問題のシーン、仁愛女子の「髭男Official dism」。放送されてれば高クイ史に残る珍シーンになってたかもしれず、少し残念。極度に緊張してるとこういう言い間違いも起こるんですね…… 怖い怖い。この後、「敗退」と書かれたシャッターが中途半端にしか降りないというトラブルが発生。スタジオでは「仁愛女子の無念がシャッターを降ろさないようにしてる」なんて言われてました。ここに限らず、今大会はいかにシステムトラブルに心を乱されないかも大事となりました。

ここ、今見返すと他の4チームがすごい白状な奴らみたいになってますが、他チームを称える余裕なんてまだ誰にもないのです。次はわが身。

この後はダイジェスト。「答えが切れることはまずないからひたすらミスを待つ」方針を立て、ひたすら耐久合戦に。「King Gnu」「aiko」「King&Prince」などを解答し、途中「関ジャニ∞」と言った次の瞬間に自分に戻ってくることに気づくというトラブルもありつつ、ついにその時が訪れる。

ジャニーズ・アイドル系の流れに引っ張られた栄東が「Snow Man」で誤答。2020年の出場者は発表されていなかったので、Snow Manがまだ出場していないということはあまり認知されていませんでした。(ちなみに宗像君はSnow Manと解答された瞬間に勝ち抜けを確信したそう)

正直、まだまだ余裕はありました。演歌歌手を始めとした貯蓄はまだまだ残っており、一点攻めをされても大丈夫だったと思うとまで言えます。お題に感謝ですね。我が家は2020年年末のテレビも紅白でした。

(判定基準→ https://www.nhk.or.jp/kouhaku/history/ )

第1ブロック(実際は第2ブロック)

近代オリンピックの開催都市

土佐・長野・那覇国際・新潟・広島大付属・3時のヒロイン

ここからはまたしてもリラックスした状態での観戦に。

オリンピック開催都市はクイズ研究会の暗記事項の1つ。有名な都市を言ってれば当たるわけじゃないというのも一考。

みんなで協力して3時のヒロイン潰しみたいなことになってましたが、先述の通り狙い撃ちができる余裕なんてそうそう無いです。それにしても綺麗に脱落した(カットはないはず)。これを一発目に持ってくる理由も分かります。

紅白のお題と違い、段々と一般的な知識だけでは残りづらい領域に。「シャモニー・モンブラン」(第1回冬季五輪開催)、「サン・モリッツ」「レークプラシッド」(いずれも冬季五輪複数開催)、「コルティナ・ダンペッツォ」(2026年冬季五輪の開催地で1956年にも開催歴あり)など、クイ研御用達しの開催地が並ぶ。というか冬季五輪の開催地が出始めること自体が追い詰められている証拠。

ここに入ってたら五分五分といったところでしょうか。少なくともいい勝負にはなっていたと思います。

第2ブロック(実際は第3ブロック)

小倉百人一首の歌人

藤島・県立前橋・松江高専・洛北(曽根)・洛北(吉良)・乃木坂46

問題のブロック。他のブロックが弱いってわけじゃないんですが、洛北×2と松江高専、さらに県立前橋っていうインパクトが強すぎる。五十音分けとはいえ、藤島に同情せずにはいられない組み合わせです。

松江高専面白いですね。粗品めっちゃ擦るじゃん。このテンションで戦えるのはどう考えても強い。

単体で面白い松江高専、洛北先輩後輩対決、男子校県立前橋vs唯一女子がいる藤島と、キャラ立ち的に一番面白そうだったのはこのブロックでしょうか。

レベルの高さを図ったかのようにお題も高難易度。適当に言えば1つも当たらないことはないだろうけど、長期戦になる勝負でこのお題が出るとは考えてもいませんでした。クイ研的にも暗記事項ではあるんですが、どうしても難しいイメージがあるので僕は後回しにしています。ちゃんと覚えなきゃ(自戒)。

有名どころが潰されてしまったこともあり、初解答で最初の脱落となってしまったのは藤島。聞けば全員理系で、歴代内閣総理大臣などは覚えていたものの、百人一首は対策外だったそう。少しお題に恵まれない結果となってしまいました。収録語に裏で見せてくれたジャグリングがすごく上手で、桝さんも紹介できなかったことを悔しがっていました。

その後さらに有名どころが潰され、乃木坂46も脱落。激戦が始まりました。

放送上は比較的知られている歌人が解答されていましたが、ダイジェスト分で段々難しい解答に。長時間の戦いが続き、ついに決着。他3チームの喜びようが印象的です。どこが落ちても助かる面子でしたが、ディフェンディングチャンピオンが敗退してくれて内心ガッツポーズしたのは秘密。

後書き3

ここまでが1日目。午前10時に始まった収録は午後8時に終わりました。計10時間。10時間ですよ10時間。テレビ放送では1/8ほどにギュっとされています。泣きながら切られたシーンもたくさんあるでしょう。

ひたすらに疲れました。3人で「あまりに疲れたから明日休むか」なんて冗談を言ってましたが、僕は次の日本当に体調が悪くなり、冗談が冗談じゃなくなりました。次の収録まで1週間、自分たちだけが知っているソワソワした学校生活は楽しかったですね。

次は3回戦。基本自分たちの分だけなのでサクッと書きあげたいです。(小声)


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