高校生クイズ2020参戦記その2

※この感想文はHuluのディレクターズカット版を観ながら、ツイッターでツイートしたことを織り交ぜつつ書いています。本編及びディレクターズカット版のネタバレを含むのでお気をつけください。
前書き2

さーせん……さーせん…… 量が少ないからすぐに書き上がると言っときながらこの体たらく…… 次回からは出来るだけ早くします。許してください。

放送からだいぶ遅れたこの時期に参戦記をチェックしてくださるクイズマニア&高クイマニアの方たちには本当に感謝です。

さあ前置きはこれぐらいにして、常体と敬体が入り混じり、妙に括弧と3点リーダーが多い参戦記、行ってみよう!

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↑何に使うのか全く分かってなかったがただのソーシャルディスタンス取る用の紐と気付き脱力

指名制

ここで一気にチーム数を絞る、さらに上位チームが強制参加することでポイントをある程度なだらかにするのルールと思われる。対決と謳いながら結局は個人戦なので、基本的には指名されないことが大事に。ここまでみんなワーワー騒いでたのに急に静かになったの面白かった。(自分たち含む)

裏ルールとして「必ず理由をつけること(無差別爆撃の禁止)」とのお達しが。「同じ地方のライバルと戦いたい」「男子校だから女子チームと絡みたい」など理由さえつけてれば何でもOK。

まあ結局のところは「潰しておく」という理由で下位チームの脱落が続きましたね。別に下位攻めをしたチームを責める意図はないです。勝利を目指して真摯に作戦を遂行し続けた上位チームは称賛されるべきと考えます。

3ポイントチームは指名する機会がなかったわけですが、選ぶ権利があればどこを指名していたか… Thank youの怨念繋がり(とばっちり)で那覇国際と高松、読みにくい高校繋がり(これもとばっちり)で膳所(残ってなかったけど)や横浜翠嵐と、面白い理由で選ぶ気でしたね。宗像くんは東北対決をしたい、逆に僕は東北同士では戦いたくないといった話もあったりしました。

えっ、影の薄さですか? 2人は普通以上だと思いますが、昔から人見知り陰キャの僕に関してはお察しの通りです。

THE ワーキングカー

車に興味があったのはそれこそ幼少期の話、今僕が興味を持つ乗り物は戦隊ロボ。(対象年齢低下?)

後で出る世界の地頭もそうですが、僕はこのタイプの理由を考えるクイズがかなり苦手で… 『雑学王』といい『クイズやさしいね』といい推測が全然当たらない。答えられるのは「知識として知ってた」パターンだけです。

車が大好きな人間がAHQ内に2人もいるので心から助けを請いました。聞いたところによると、働く車はあまり得意じゃないらしいです。

出番はなかったのでサクサク行きましょう。


1問目で灘が脱落。聞けば解答候補の「橋」「高速道路」「電線」のうち、唯一正解にならない答えを選んでしまったそう。強敵と直接対決できないのは少し寂しい…なんてことは当時は全く思いませんでしたとさ。

2問目で初のじゃんけん。負ければ参加せずに済むけど、勝てば指名権を得れてテレビ的においしいのでどっちでも嬉しい、と思うのはたぶん僕だけです。とばっちりを受ける金沢泉丘、粘る横浜翠嵐。

3問目はスタジオに行けないことを悔やんだ瞬間の1つ。あんな車そうそう見れる機会はないだろうに。でも現地にいたらおそらく匂いでばれていたので問題に組み込まれなかった可能性が高い。3問の中だとまだ1番難易度が低かったように思われる。わかんなかったけど。


スタジオのトークに関してはほとんど覚えておりません。ポイントごとにそれぞれ何チームいるのかをチェックしつつ、ボーダーライン上にどのくらいのチームがいるのかを把握しておけたのが精神安定剤になりました。勝ち抜け目標の確認は大事ですね。

世界の地頭クイズ

お主、やはり今年もいたか。僕はお前が苦手じゃ。

指名制続行、語ることも少ないので小咄でもしますか。

この場面、一番選ばれづらかったのは、ずばり「3ポイントのチーム」。「上位のポイントを削る」にも「下位のチーム数を減らす」にも絶妙に当てはまらなかったんですよね。選ばれたのは、富山中部、青森、岐阜の3チームのみだったことからその安全性が伺われます。結果的にこの後2点マイナスのオンリーアンサーがあったため、ここでの2ポイントと3ポイントの差は想像以上に大きかったです。

画面に映る場所も少しは展開を左右したでしょうか。端にいた安積は狙われづらくてラッキー…と思いきや、青森が指名されたことからも分かるように、「角から順番に探す」みたいなことをされた時に真っ先にロックオンされるためそこそこ危険。それとは関係なく、滅茶苦茶テレビ映りが悪いところなのが最大の不運だと考えています。

閑話休題。


1問目は斜め上の発想が問われる問題で、五感のうちのどれを操るかを見抜いた上に方法まで当てなくてはいけない難問。よく3/8も正解したなって今でも思ってる。ここで東北のチームが1チーム脱落。僕はTUBE聞いたら夏だなって思います。

山口が好きになる2問目。那覇国際は先ほどのThank you事件については何も思っていなかった模様。やはり一方的な逆恨みだったか。ちなみにこの問題は指名制ラウンドで僕が唯一分かった、というか知ってた問題です。

3問目は全員不正解。1問目で「VR」しか正解にならなかったため詳しく書いたのかもしれないが、結果的にそれが仇となった。とはいえ惜しいところまでは近づいていた。1問目は明らかに答えが1つに限定されるのに対し、こちらは「特別な場所ならどこでもいい」と気づくことができるかが分かれ目に。

4問目、似たようなものは見たことがあったものの、あれはHondaではなかったと再考(僕が考えた答え→ https://oudanbag.com/?mode=f2 )。「何に見えるように」というヒントはあったものの、間違いなく1番の難問。不幸にも7チーム参加の状態で出てしまった。東北がまた1チーム減る。


指名されずに感じた「リラックスしてクイズを考える」ということの何と素晴らしいことか! 日常のありがたみに感謝しつつ、まだサバイバルレースは続きます。

THEオンリーアンサー

帰ってきてしまったオンリーアンサー。来ると思ったよ。

前述の通り、1回も間違えられない2ポイントと1回は間違えることができる3ポイントの差はかなり大きい。(この時も1問しかないことは知らされていない)

東京オリンピック2020の競技

解答 ホッケー

お題が発表された時に僕の頭を駆け巡ったのは今年の春に開催した企画。ネプリーグ・メガボンバーの問題を自作し、ジャンル「オリンピック」で作ったのが「東京オリンピック2020で行われる球技」。その答えを確認しつつ「これは出ないか」と思ったのは、「3×3 バスケットボール」「ホッケー」「水球」の3つ。

(思考開始)

まずは新競技を切ろう。2020からの新競技なんてクイ研大好きなネタだ。メジャーな競技もさっきThank youが被っただけに怖い。チーム数が減っているとはいえ、事故はいくらでも起こりうる。ならば企画の中で出ないと思った答えを書く。「3×3 バスケットボール」は表記や、それこそ本当に競技だったかが怪しいのでパス(バスケだけに)。そうなれば「ホッケー」と「水球」の2択、この2択なら選ぶのは…

(思考終了)

2人に「そこそこ自信がある」と宣言したうえで「ホッケー」を選択。「水球」も少し検討したものの「ホッケー」の方が明らかに出ないと判断する。

自分が公式サイトを見て調べた記憶、話題になりづらいし日本があまり活躍している印象がないという感覚(失礼 and 失礼)、チームメイト2人の推薦、その全てを信じて勝負だ!!

そして…

桝アナ「福島の安積!!」

よし!! 決まった!! 17年3カ月の人生で1番輝いてるぞ自分!! ありがとうメガボンバー企画した自分!! ありがとうホッケー!! オリンピックの中継観るよ!!

様々な気持ちが心を交錯する中、3ポイントの維持に成功。これでかなり気持ちが楽になった。日比谷や水戸第一といった強豪校を含め、予想通り大量のチームがここで脱落する。東北も1チーム減。

Hulu観たらやっぱりガッツポーズが下手でしたね。何より荒井さんが隠れてしまっているのが申し訳なく… 宗像くんの素晴らしい1回転にも注目だ。

ルックフォージアンサー

さーて、まだまだ気合い入れてくぞー

桝アナ「実はですね、皆さんが我々の想像を超える粘りを発揮して…」

……はい?

桝アナ「残すところ、これが最後の問題なんです!」

…………ふぇ?

桝アナ「すなわち、1ポイントの高校だけで争ってもらいます!」

………………と、いうことは……?

桝アナ「3ポイント、2ポイントの高校は勝ち抜け決定~!!」

やった~~〜!! 勝ち抜けだ~~~~~!!

狂喜乱舞する我々をよそに、クイズは続く。よーしみんながんばれー(気の抜けた棒読み)


家ではない場所から参加していた新潟と青森は会議室からコンビニへ移動、それに伴う回線の不調等でシンキングタイムはかなり長くなった。これにより、1つの答えに執着しすぎず、取りやすい場所にあるものを持ってこれるかも重要に。

観ればわかる通り、解答スタート直後はかなりわちゃわちゃ。電話を「通話機」と言い換える土佐高校の機転が素晴らしい。

(正直気を抜いてたので覚えてないですとか言ってはいけない)

問題終了後、松丸さんから「皆さんは制服、すなわち"ユニフォーム"を必ずを持っているはず」という素晴らしい解答が。チームによっては0.00で解答表明できましたね。

ここで東北チームは安積だけに。東北の命運は南の端にあることで物理的にも精神的にも距離がある気がしなくもない福島県の、しかも特に目立った方言がない(訛りはある)地方の高校に託された。

総括その2

ここまでの収録時間は、休憩含め大体8時間ぐらい。8時間。1回戦だけで。この話をするだけで「お疲れ様」ってみんな言ってれます。テレビって大変だ。

次回はこの更新速度の遅さを鑑みて2回戦の思い出のみを語ろうと思います。急いで書くので気長にお待ちを(壮大な矛盾)。


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↑全国進出の商品 流石LIONさん太っ腹ですな

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