welcome to my…

休日に友人や家族と楽しく遊び、しっかりと原稿も進め、朝からご機嫌だったが、ちょっとした事で友人にキレ散らかしてしまい。

6時間以上は絶対に寝ないとダメだ、イライラしてごめんと苦しくなるも

友人に許してもらって、新しいクドカンのドラマを見て驚き興奮して楽しくなるも

友人に冗談を言ったつもりが悪いように伝わってしまったり、なんだかわけのわからない鬱ブーム(絶対6時間は寝る)でまた苦しくなり、助けて欲しくて聞いたchilli beans.のアルバム「welcome to my castle」でバキバキに心を折られたと思いきや、後半の数曲で心が軽やかになって穏やかになっていたところで人が死んだニュースを見た。

遠くのものみたいに眺めていた、どしがたい人間のくだらない気持ちが爆発したいわゆる炎上、というか炎上という言葉自体にももう呆れ返っているから別の言葉にしてほしいけど、そういういつもの流れだと思っていた。

一体何回繰り返したら……なんてことももう思っている暇もなく、その"炎上"が起きた時に「もっとケアをすべき」「創作現場をしっかりと構造し直さなければいけない」と真摯に向き合って考える気力や余裕が自分からどんどんどんどん抜け落ちていってしまっていることにただただただただ萎えるだけ。

この期に及んで人を叩くのはやめろ、SNSをやめろとか、こういう時はうまい飯でも食って寝ろとかそういうのも全てが手前の応急処置で、その応急処置ですら放棄してしまいたくなる、なんなら心地よさまで感じてしまう無気力さが体に満ちる!満ちる!

それでもなんとかしないといけないって強く思うし、怒っているし、あがいてやるぞと思うから、自分はこういうことがしたいんだとおもう。

少しづつ気力が湧いてきて、応急処置という名の黒蜜ミルクを飲みながらこれを書いて終わって、日々とは別の小さな社会のための原稿を書く。

加害者にも被害者にもなりたくない。自分の尊厳は絶対に傷つけないで、絶対に何かをしないといけないと、壮丁ながらに思うのですよ。


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