tableau戦記~俺は、試練を受け始めた頃の俺を救いたい。特にOrd4,10あたり~
Tableau Data Saber に挑戦中の@N_Ryo1105 です。
この投稿を見てくださっている方は、Tableauに関して調べている方、分析活動に興味のある方が多いのではないかと思います。
私が現在挑戦しているTableau Data Saberでは、Tableau社が提供するTableauを通じ、優れたデータのビジュアル化やデータの扱い方に関するtips、データを通じた企業・組織活動の変革を促すための姿勢面でのレクチャーを多数提供していますので、興味のある方はぜひData Saberにトライしてみてください。
さて、今回はそのData Saberに関する話をしたいと思います。
私自身まだSaberではないので偉そうなことは言えませんが、個人の試練は全て突破出来たので、当時の自分に対して伝えたい心構えを棚卸したいと思います。
これからSaberを受けるか検討している方達の参考になれば幸いです。
これからData Saberを受ける私に伝えたい2つのこと
これから記載する「Data Saberを受け始める頃の私」に伝えられることがあるならば、ぜひ伝えたいと思うのが次の3つです。
ただのテストだと思うな。これは姿勢を養う修行である。
自分が救世主になっている時をイメージして回答しろ。
では、順を追ってみていきたいと思います。
1.ただのテストだと思うな。これは姿勢を養う修行である。
のっけから精神論ですが、沼る (※回答が迷走しまくることの俗称)ことへの回避は間違いなくこれだと振り返って改めて思います。
Data Saberの試練(Ordeal/以下Ord)は、全10個。
内訳は、大きく分けて2種類あります。
1つは技術面の試練(Ord1,3,5,8,9)、もう一つは知識・分析力を問う試練(Ord2,4,6,7,10)です。
このいずれに関しても、解法もしくは正答に辿り着くヒントがData Saberのサイトに事前に掲示されています。
故に、この試練で問われているのは正答ではなく、Saberになった後に訪れる、様々な事象への正答に自力で辿り着ける「学習力」なのだと今の私は感じます。
Data Saberを受け始めたばかりの私はこの観点が分かっておらず、テスト感覚で正答を探していたため、見事に沼りました。(最長で12回トライ!)
この試練の素晴らしい(?)所は、こうした邪推な気持ちで受けているとしっかり沼るように出来ている所だと今は思えます。※今はね。今は。当時は毎日モニターの前で文句言ってました
特に知識・分析力を問う試練においては、
・1:まず問題の前提と問題の全体をしっかりと読む(本当に大事)
・2:知識を問う設問と、知恵(思考)を問う設問を分け、
・3:知識を問う設問はきちんとインプットをして臨む
というステップで、己の中で知識と知恵の棚卸をしないとダメだということを強く伝えたいと思います。
2.自分が救世主になっている時をイメージして回答しろ。
これは、Data Saberを受ける前に少し長くTableauを使った業務をしている方には特に必要なことかもしれません。
筆者は2018年からほぼ我流でTableauを使い始め、多少の手心がある自負がありました。
が、その経験が却ってData Saberとしての振る舞いを無意識に阻害していたように思います。
Data Saberは、公式サイトにて「データを通して世界を理解し、それを人に正しく伝える努力を怠らず、人の心を動かし、行動を促す。」と定義されています。
そのSaberを、データに溺れかけている世界をその剣で守り導く救世主 と定めているわけです。
一方、「業務が進めばいい」「人の行動を変えるより自分がやった方が早い」といった業務上でどうしても発生し得る考えや、「普段の業務では必要な事項」といった前提が自分には多数存在します。
それらがSaberに求められる回答と相反する時、人はどうなるでしょうか?
答えは、盛大に沼ります。
自分で、自分の無意識の"当たり前"を否定するのは相当難しいからです。
よって、「Saberになる試練」ではあるのですが、「Saberとして答える練習」と捉え、フ●ースを宿すが如くSaberとしての自分を降霊する訓練と思ってやるべきだなと改めて思いました。
実際、試練をクリアした後もかなり回答であることに不満がある設問もいくつかあったのですが、それは全て「業務者としての不満」であり、Saberとして考えるならば間違いなくその回答であると思い直せることが多かったです。
終わりに
今回は、受け始めの頃の自分をイメージして改めてData Saberの試練を棚卸してみました。
これから検討する方々はもちろんですが、各Ordで沼ってしまったApprenticeの方々がもしこの記事を読んで、沼から脱出出来たならばこれ以上に嬉しいことはありません。
まずは私自身がSaberになることが先決ですが、ぜひここからSaberへの一歩を共に踏み出せればと思います。
ありがとございました。
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