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用語辞典 -OverDungeon攻略-

OverDungeonの記事を執筆する中で、どうしてもゲーム内特有の専門用語が沢山出てきてしまうことに気づいたので、用語辞典を作成することにしました。
ゲーム中で使われる単語をできるだけ詳細に記述していきたいと思います。
とはいえ、OverDungeonをやってたらなんとなくわかってくるはずだ!

記事の中で間違いなく頻出する単語を中心とし、各カード個別の説明や固有名詞になるようなものは省略します。

共通用語

カード…OverDungeonのシステムの骨格となる。プレイヤーは様々な種類のカードを報酬から集め、デッキを構築し、ダンジョンの攻略を目指す。

アップグレード…各カードは休憩所などでアップグレードすることができる。アップグレードするとカード名の末尾に「+」がつき、カード名が緑色に変化する。1枚当たりの出力が強化される場合が多いが、特殊な効果が付与されたり、「廃棄」などの効果が消去されたりすることもある。

エンチャント…カードに接頭詞を付与することで本来の効果とは独立した特殊追加効果が発動するようになるカード強化。詳細は後述。

レリック…戦闘中などに常に効果を発揮する「お宝」。選択したリーダーが最初から所持している他、ダンジョンで様々な入手手段がある。

自リーダー…プレイヤーが最初に選択するキャラクターのこと。戦闘画面では画面手前に立っている。攻撃を受けるとHPが減り、0になると敗北。
各キャラクターは「初期カード」「初期レリック」「基本カードパック」がそれぞれ異なる。体力は基本的には200だが、ダンジョンによって制限を受けることがある。

敵リーダー…戦闘画面で奥に表示されるモンスターのこと。1体以上が配置され、その頭上にピンク色のHPバーが表示されている。戦闘ではこれを全て全滅させることで勝利となる。

ターン…OverDungeonのターンは「自リーダーの残り手札が2枚以下になった時」に進行する。ターン終了時に持っていた手札は捨て札に送られる。初期では4枚手札が配られるので、2枚使用したらターンが終了する。ただし追加ドローなどで手札を増やした場合は、それらも全て使用して2枚以下になるまで継続可能。
ターン終了後、敵リーダーが予告していた行動を実行した後、再び手札が配られ、次のターンとなる。

アニマル…召喚し、盤面に登場した動物。または召喚するためのカードの種別。登場したアニマルは相手に向かってゆっくりと進行し、それぞれのアニマルの攻撃対象が射程に入ると攻撃を行う。攻撃方法は「近接」「射撃」「突撃」の3種類。突撃した場合はアニマルは消滅する。
近くに敵アニマルや建物が存在する場合はそちらをターゲットする場合もある。
登場したアニマルによって行動ルーチンは異なるので、別途記事化予定。

建物…召喚し、盤面に登場する設置物。または召喚するためのカードの種別。召喚後はその場を動かず、建物ごとに指定された効果を常に発揮し続ける。アニマルにターゲティングされた場合、通常攻撃でダメージを受け、基本的には反撃できずに破壊される。

アタック…相手リーダーに与える直接攻撃。または実行するためのカードの種別。原則として、自リーダーの場合はカードを使用した瞬間に、カードを実行した位置から最も近い敵リーダーにダメージを与える。敵リーダーの場合は攻撃予告が行われ、ターン終了後、またはターン中でも制限時間が経過すると攻撃が実行される。

呪文…上記3種類に該当しない補助カードの種別。直接アニマルを召喚するなどの効果は無いが、より強力なシナジーを生み出すことができる。効果の発動タイミングも様々。

戦利品…ボス討伐時に確定で入手するカード種別。執筆時点では魔力を少量増やす効果だけを持つ呪文カードと同じ。持ったままクリアすると実績に反映される。現バージョンではクエストモードの経験値に換算される。

レアリティ…カード、およびレリックにはレアリティが設定されている。当然高いものほど報酬として出る確率が低く、入手難易度が高い。
レアリティは以下の通り。下に行くほど高レアリティ。

コモン(略称:C)
レア(略称:R)
スーパーレア(略称:SR)
ウルトラレア(略称:UR)

また、以下のような特殊なランクのレアリティも存在する。

ファースト…キャラクターごとの初期デッキカード、または初期レリック。
最初から所持しているが、ダンジョン攻略中に別途入手することはない。
ボス…レリック限定のランク。ボスを討伐した時にだけ出現する特殊レリック。第1、第2ステージのボスを討伐した時に入手できる。

ダンジョン攻略・選択関連

ステージ…ダンジョンは現在のところ3ステージに分かれており、それぞれ1~3択の中から10回の選択を行う(選択するカードを「マス」と表記する)。1~5回目、6~10回目ではそれぞれ進行ルートが可視化されており、選択したマスの正面と左右斜め前の最大3択が次の選択可能マスになる。以下、各ステージごとの特定回では必ずその選択肢が現れる。

1回目…ノーマル(敵)
5回目…宝箱
9回目…休憩所
10回目…ボス

ノーマル(敵)…ダンジョンにおける選択肢で、通常のモンスターが出現するマス。交差する剣の青いカード。5回目から分けて前半・後半に分かれるものとし、それぞれ3種類程度の出現モンスターが存在する。

エリート…ダンジョンにおける選択肢で、より強力なモンスターが発生するマス。悪魔のような顔の紫色マーク。各ステージにそれぞれ1種類存在する。エリートに勝利すると、コモン以上のレリックがランダムで手に入る。

休憩所…ダンジョンにおける選択肢。焚火の赤いマーク。休息によるHP回復か、所持カード1枚のアップグレードのいずれかが選択できる。
また稀にアップグレードではなく、「エンチャント」を付与する休憩所が出現する。エンチャントについては後述。

ショップ(または店)…ダンジョンにおける選択肢。金袋の緑マーク。ショップでは1回止まるごとに以下のサービスが受けられる。

・カード、レリック販売…カードは7種類、レリックは3種類が販売されている。それぞれ1つ限りで、同じものを複数購入することはできない。レアリティはランダム。URが店に並ぶことも。
・リロール…300Gを払うことでカードとレリックの品揃えを更新することができる。1ショップに付き1回限り。
・カードサービス…以下の「カード引取」「カード売却」のうちどちらかを1回利用できる。
 カード引取…所持カードのうち、初期カードまたは「汚染」などのお邪魔カード1枚を、お金を支払って引き取ってもらう。引取費用は利用するごとに増加していく。
 カード売却…上記に属さないカードを1枚売却し、多少の金に換えることができる。売却金額はレア度に依存し、アップグレードしていると売却価格が+100Gされる。
借金、借金返済…カードの購入費用が足りない場合などでお金が必要な場合、借金をすることができる。借金をするとデッキに「借金」カードが1枚追加され、20Gを借りることができる(連続して借りることもできるが、1回毎に借りられる金額は減少していく)。戦闘中に「借金」カードを引くとターン終了時に1Gを失う。50Gを払うと「借金」カードを1枚除去できる。デッキに無駄カードを入れる上、返済額は最低でも2.5倍以上と超高額なので、よほどのことがない限りは借金は避けよう。

またショップには特殊ショップとして「セール!」「高級店」が発生する場合がある。

・セール!…ショップでのカード・レリック購入費が半額になる。カード引取費用やリロール、借金などの費用はそのままなので注意。
・高級店…カードの品揃えがSR以上で確定、レリックにもSR以上が発生しやすくなる。購入金額はそのままだが、SR以上は500G前後、URともなると750G程度と非常に高額。所持金と相談して入店するか決めよう。

宝箱…各ステージ5回目で必ず現れる選択肢。SR以上のレリックが必ず手に入る。

カード・召喚物効果関連

カードやその召喚物は主な効果の他に、共通の単語で表せる効果を持つ場合がある。

挑発…敵リーダーのアタックを自分に引き寄せる。アニマル・建物が受ける場合は自リーダーが受ける3倍のダメージとなる。引き寄せる攻撃はターンごとに1体につき1回。なお、敵リーダーが挑発効果を持つアニマル(黒熊、ゾウなど)を召喚しても、それらは挑発効果を持たない。

バリア…自リーダー、または自アニマル・建物に付与した時、その対象への攻撃を回数分だけ無効化する。ダメージの多寡は関係しない。バリアの回数は重ね掛けで増やすことができる。

オーバーロード…そのカードを使用すると、次のターンで得られるカードの枚数が蓄積分だけマイナスされる。どれだけ多く蓄積しても最低2枚は引くことが保証される。また、次のターンになるとオーバーロードの蓄積はリセットされる。

オーバードロー…レリック:マナ安定化触媒を入手したとき、オーバーロードの値がオーバードローへ変化する。1ターンの間、ターンの開始時に引くカードの枚数が1枚増える。値がどれだけ積み重なっても1ターンで1枚増加のみ。更にこの効果を持つカードは「廃棄」も持つようになる。

アップルペイン…サブパック:どうぶつの村に存在するカード制限効果。この効果がついたカードを使用すると、その値だけ山札の一番上に「りんご」カードを置く。

廃棄…そのカードは使用すると捨て札に行かず、「廃棄」という特殊な墓地へ送られる。捨て札は山札が無くなった際にシャッフルされて山札として再度セットされるが、廃棄されたカードが戦闘中に山札に戻ることはない。

無限…レリック:ウロボロスの指輪を入手した際の特殊効果。廃棄を打ち消し、カードを使用しても廃棄札置き場へは行かず、捨札に置かれる。

不安定…この効果を持つカードが手札にあり、かつ使用せずにターン終了した場合、このカードは廃棄される。

開幕…この効果を持つカードは必ず山札の一番上にセットされ、第1ターンの手札に必ず加えられる。複数枚ある時はより新しく入手した開幕カードから順に並び、手札に入ってくる。

ファントム…この効果を持つカードは、使用した場合は「消滅」する(廃棄カウントも増えない)。「ひよこの卵」や「火種」など、特殊な効果で発生したカードに付与される事が多い。使用しなかった場合は捨て札に戻り、戦闘中のデッキ枚数を増やす。また、この効果を持つカードは左クリックを押したままカーソルを重ねるだけでカード効果を使用できる。(通常はカードをドラッグ&ドロップする必要がある)効果がアニマル・建物召喚の場合、召喚場所はランダムとなる。

自由配置…基本的にカードは画面の下半分程度にしか配置できないが、この効果を持つカードは画面上半分も含めた好きな場所に配置できる。

エンチャント

「エンチャント」とはカードに対して接頭詞をつけることで、本来のカードの効果以外に追加効果を付与するカード強化のこと。付与される接頭詞によって様々な恩恵が与えられる。
エンチャント付きカードは通常のカード報酬やショップで稀に出現する。また休憩所の選択肢を選んだときに、特定の接頭詞をエンチャントできる休憩所が発生することがある。その場合は接頭詞ごとの制限内で任意のカードにエンチャントを施すことができる。アップグレードとは独立しているため、エンチャントしたカードをアップグレードすることも可能。
また、エンチャントの効果と同じ効果を持つカードに対しても重ねて強化できる。(例:気前のいい気前のいいウサギ…「次のターンに『にんじん』を1枚手札に入れる」効果が2回分発動する)。
1枚のカードに付与できるエンチャントは1種類。既にエンチャント済みの場合、戦闘中に別のエンチャントで上書きされることはない(「幸せのクローバー」使用時など)。またエンチャント済みのカードを再度エンチャント強化することはできない。

エンチャント一覧

開幕の…カードに「開幕」を付与し、第1ターンに手札に入るようになる。
気前のいい…カードを使用すると次のターンに「にんじん」を1枚手札に入れる。
素早い…カードを使用するとカードを1枚追加ドローする。
でしゃばり…山札をめくりつづけるカードを使用したとき(「ギャロップ」など)にこのカードが山札から現れると、そのカードの効果を発動する。
忠犬の…山札にこのエンチャントがついたカードが存在した状態で手札からアニマルカードを出したとき、このカードを使用する。使用後は捨て札に置かれる。
ずるい…このカードを使用したとき、使用した位置から最も近い敵アニマル1体を味方にする。なお「ずるいウサギ」とは異なり、寝返ったアニマルの体力は回復しない。
堅牢な…このカードを使用したとき、自リーダーにバリア1を付与する。
幸運の…このカードを使用したとき、20%の確率で手札に戻る。廃棄カードも手札に戻る可能性がある。
否定の…アタックカードにのみ付与可能。このアタックカードを使用した敵リーダーが攻撃を予告していた場合、それを打ち消す。
チャージ…カードを使用したとき、魔力を5得る。
決意の…(まだ見たこと無いので記載せず)

また敵にも「エンチャント」が付与されることがある。ノーマル(敵)またはエリートを選択した際に稀に発生し、その効果を発動した状態で戦闘が開始される。敵リーダーが強化されてこちらが不利な状態でスタートする代わりに、カード報酬が一つ増え、3択の選択肢が独立して2つ現れるようになる。
効果はダンジョンの階層(1~3)ごとに変わり、深い階層になるほど効果が強化される。

敵エンチャント一覧

炎の…戦闘開始時、山札に「着火」カードを1~3枚混ぜる。
氷の…戦闘開始時、山札に「悪寒」カードを1~3枚混ぜる。
闇の…戦闘開始時、捨て札に「震え」カードを2~6枚混ぜる。
突撃…戦闘開始時、ウマを1~3体召喚する。
警戒…戦闘開始時、テスラを1~3台召喚する。
恋する…戦闘開始時、魔力5~15を得る。
策士…戦闘開始時、「ヒヨコ床」を1~3個召喚する。
楯つく…戦闘開始時、バリア2~6を持つ。
マッスル…敵HPが2倍になる。
黒き風の…追加攻撃回数が+1される。
偉大な…追加召喚数が+1される。

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