色々あったね2020~こんなはずじゃなかった~

 あけましておめでとうございます!もう2021年になってしまいましたが2020年を振り返りたいと思います。沼落ちブログの一部を深堀りしよう!ということで「トラジャを推す決意の重さの話、私にとってのうたプリ、オタ活」をピックアップして2020年を振り返りながら今回は書いていきます。
※オタ活にはいろいろな形があります。あくまでも私の主観なのでご容赦ください。他の応援の仕方を真っ向から否定する気はありません。

1こうなると思っていた2020

 2019の私は2020にかなり期待していました。なんてったって10周年です。2018くらいのブロッコリーの事業計画でも2020の10周年は特別!頑張るよ!期待しててね!の勢いがありました。怖くもありましたが期待していました。2019年には映画『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム』が公開され、うたプリ自体が盛り上がっていました。コンテンツが長く続いた分新規獲得が難しくなっていましたが映画で新規層、出戻り層を獲得することができました。旬ジャンルかな?最盛期までとは言わないけど2000%時くらいの勢いに近いものがあったんじゃないかな?と思えるくらいでした。その先の新規のつなぎ止めが上手くいかなかったのはさすがうたプリだな…と思わざるを得ませんが。円盤が発売する頃には新規層も他の作品に向いていたのは事実だと思います。しかし、2020年4月に予定されていたライブで一定数の人が戻ってくると思っていました。ライブのときだけ戻ってくる人は元々多いので…。とにもかくにもライブである程度ファンを取り戻すまでいかなくても少しはうたプリに向いてくれるファンを確保できると思っていました。おそらくライブがあったら何かしらの今後についての発表もあっただろうし。コロナで結局ライブは1年の延期。そして6月24日がやってきます。10周年!0時になり特設サイトを開き、落胆。正直今までの周年と代わり映えがしないな、と思ってしまいました。6月24日時点で詳細まで出ていたものは少なく、2021年になった今でもcoming soonの項目がチラホラ(泣)。特に新しさを感じるものもないまま出てくるグッズをただひたすら買うだけの2020年。正直商品展開へただなって思ってしまっています。グッズをただなんとなく惰性で買っているだけであまり昔のようなトキメキを感じませんでした。2019年であれだけ売れ残っていた某ブランドとのコラボを2020年もやってしまうのか…。こっちにとってもあっちにとっても幸せじゃないじゃないですか。そうこうしているうちに2020年が過ぎ去っていきました。10周年を迎えてから早半年。音沙汰のない10周年記念イベント、記念グッズ第2弾、アニバ本、ケイタマルヤマコラボ、MV…。期待しすぎていた私が悪いんですかね。でも10周年じゃん。コロナでイベントとかが厳しくなったのは分かるけどその間にドルチェビータちゃんとつくって続報出せたんじゃないの?アニバ本出せなかったの???
 と、2020にかなり期待していたものの現実は厳しかったです。

2 今って2016~2017年?

 コロナの外出自粛とタイミングばっちりで当たった(言い方悪くて?ごめんなさい)作品いくつかありますよね。新しい作品ではないもののリズムゲームのリリースで新規層を取り込めた作品とかも。うたプリは映画で獲得できたものの繋ぎ留められなかった新規層に留まらず既存層もかなり持っていかれてしまったかのように見えます。色々あって離脱者が多かった2016~2017年みたいだな、と個人的に思っています。うたプリの展開自体に限界を感じて離れた人とソシャゲ全盛期に入ったことで他の作品に移行していってしまった人。2020年も似たようなものを感じました。これといった大きな展開もなく、ゲームも追加要素無しの移植しか出ない。他方デパコスとコラボする作品、話の展開がちゃんとある作品、女性向けジャンルではないけれど全世代向けというか社会的ヒットになった作品。そりゃみんな離れていきますよ。うたプリの大元はコンシューマーゲームであり、ソシャゲのシャニライはあくまでもスピンオフです。一番最初がソシャゲで、ソシャゲのストーリーがメインストーリーな作品とは同じ舞台に立てないんです。今の若い子たちにとってコンシューマーゲームはハードルが高く、ほとんどの子はソシャゲに流れていきます。そこでソシャゲ発の作品とコンシューマー発のうたプリのソシャゲのストーリーを比べてあーだこーだ言われちゃうんですよ。あー…この辺りの話しはまた今度一本書けそうだな…。そんなうたプリのソシャゲシャニライ君もイベントが一段落して落ち着いたこともあってかイベントの参加人数が減り、ボーダーも下がりつつあり…。ある程度人気があると思っていたソシャゲでもあっけなくサ終してしまう今、怖いです。
 そんなこんなで新規は取り込めないし既存も取りこぼしている今、しんどいです。正直な話うたプリへの熱量が私もかなり減ってきてしまっているな、と感じています。ただ、私はなんだかんだうたプリ新参者なので昔の特典CDなどまだまだカバーできていない部分があるのでその辺を回収したり、既読率100%じゃないルートを1つ1つ回収したりとまだまだ楽しめる余地はあります。でもやっぱりリアルタイムの動きは欲しい…。


3 Travis Japanに出会う


 以前の沼落ちブログに書いたように2020年の頭くらいにトラジャをちゃんと認識し、そのままズブズブと落ちていきました。うたプリ、ST☆RISHが一番だけどトラジャも緩く応援していこう、と春頃には思うようになっていました。詳しくは以前の記事に書いたのでここでは省略します。2016~2017年頃も同様にうたプリ一本でやっていくことに苦しさを感じていたためKING OF PRISMに片足突っ込んでいました。ただ、2020年は少し違いました。春頃まではまだ2020年がうたプリ10周年で楽しいキラキラした年になるとまだ思っていました。そんな気持ちでいたにもかかわらずトラジャに魅せられてしまったんです。でもやっぱりうたプリと同じくらいの好き!にするのは抵抗がありました。

4 私とうたプリ

 2012年にうたプリと出会ってから私はずっとうたプリ9割、他作品1割くらいで追いかけていました。周りがどんどんジャンル移行、担降り、掛け持ちしていく中、私はずっとうたプリをメインでオタ活をしてきました。2012年を思い返すと、始まりはしょうもないことだった気がします。今で言う「推しのいる生活」に憧れていた気がします。私立でそこそこ学費の高い中学に入学したからかもしれませんが、周りの友達は大人っぽかったんです。2012年はまだそこまでスマホが普及していなかった中、私の周りは中学生にしてスマホ持ちの子が多く、SNSの利用率は同い年の公立中の子たちと比べると圧倒的に高かったと思います。人間、特に幼いうちは周りの環境に大きく影響を受けます。ネットに関して早熟な(?)環境にいたからこそかもしれませんが、SNS(特にtwitter)上に溢れる「オタ活」に憧れていた気がします。痛バ!誕生日祭壇!ライブ!に憧れ、特定の作品、グループが好きで、1人特定の「推し」がいること自体に憧れていただけかもしれません。もちろんうたプリ大好き!推し大好き!から始まっていますが元々オタ活に憧れていた節もあります。アニメ1期でうたプリと衝撃の出会いを果たしましたが、特定の「推し」はいないまま時間が過ぎていったので私が持っているうたプリのグッズで古いものはメンバーがごちゃごちゃです。トレーディング商品で誰が出ても最高!って感じで、アパレル系?小物系?のグッズはメンバーではなく色味で選んでいました。そしてアニメ2期で今の推しとの衝撃の出会いを果たし、そこからは推しが定まりました。1期で刺さらなかったのはなんでだったのだろう…。今見返すと2期、そんなに好きじゃな…(小声)。今となってはなんだか分かりませんが歌声?そのときのビジュで落ちたような記憶がうっすらあります。推しが定まってからは推しのグッズ集めてオタ活最高!期に入りました。その間も他のアニメ作品やゲームに触れ、それなりにはまったこともあったのですがそのまま作品移行したことはありませんでした。推しが大好き、うたプリが大好きなことが一番の理由ですが、ちょっとした他の理由もありました。お金です。アニメオタクは作品を存続させるためにお金を払い続けなければいけない宿命を背負っています。運営、制作側も資金のために商品をつくり、販売していきます。バイトができない年齢でお小遣いでオタ活をしていた私にとって他の作品にもお金をかけることは難しかったです。SNSの功罪、という感じもしますが当時SNSで繋がっていた人は恐らくバイトできる年齢か社会人の人たちです。大量に買ったグッズの写真がバンバンTLに流れてきているのを見て、「お金かけられずにファン名乗れないや」と勝手に思っていました。周りの友達も結構ジャンル移動しているのを見てすごいなとは思っていたのですがなんせお金持ちの友達ばかりだったのでかなりお小遣いもらっていてかなりの額を自由に使えていたんですよね。そうこうしているうちにうたプリ一本になっていきました。親には「うたプリにお金落とすことが義務になっているんじゃないの?」と何回も言われたことがあります。否定しながらも心のどこかでそうだよな、と思っていた自分がいます。ここまでうたプリ一本でオタ活してきたから今更他に行けないやという謎の意地、呪縛に捉われているのかもしれません。本当はこんなこと考えたくないです。うたプリの曲を聴くとやっぱり気持ちが動かされるし楽しい思い出もいっぱいあります。でも、最近目覚ましい展開もなく、私と同じようになんだかんだずっとうたプリメインでオタクしていたフォロワーが少しずつうたプリから離れていったりうたプリ以外のことの優先度が増していったりしているのを目の当たりにして、自分とうたプリ、オタ活について見失ってしまっているのかもしれません。
 他の作品に尻尾振ってうたプリから出ていったくせにライブのときだけ戻ってくる人たちが本当に嫌いでした。簡単に担降り、担当変え、担当増やしをする人が嫌いでした。今までのあなたの推しへの愛はなんだったの?とずっと思っていました。私自身推し以外に気持ちを持っていかれることが0だったというわけではありませんがいくら他の作品に惹かれてもやっぱり最後はうたプリ、推しに戻ってきていました。それくらい推しが、ST☆RISHが大好きです。特定の推しはいますがST☆RISHみんな大好きです。やっぱり私にとってうたプリは大好きで大切な存在です。作品内の他Gとの掛け持ちオタクも少し苦手ですが、他作品に浮気しまくっている人、推しが多すぎる人、とっくにうたプリ見切っていたような人がライブの時だけ戻ってくるのが本当に嫌でした。これは二次元アイドル物特有の事情があるとは思うのでまた今度二次アイドルと三次アイドルの違いで一本記事にまとめます。今までDD、すぐ担降りするような人が嫌いで、苦手で、軽く軽蔑していた自分がいます。だからこそ、なかなかトラジャを「推す」決意が固まりませんでした。

5 推しの数だけハッピーが増える?

 キティさんの名言です。推しは変えずとも増やしていい。(ハッピーもしゅっぴーも増えます)何言ってんだか。と思っていました。推しの定義、オタ活をする上でのお金などの基準は人それぞれです。私はどちらかといえば重い部類なのかもしれません。私にとって推しは惜しみなくお金と時間を使いたい存在です。元々二次元ジャンルに長くいたことも関係してくると思います。応援の仕方、愛の形は人それぞれですが、二次ジャンルにおいてお金を落とさないことは推しの存在、存続に直接関わる致命傷になります。作品自体にお金が入らなければ作品は終わってしまう。推しの新しい活動はなくなってしまいます。推し!好き!と言うだけ言って全くお金を落とさないのは正直どうなの?と思ってしまいます。私自身人にマウントを取れる程の大金は落とせていませんが学生の身でできる限りのお金はうたプリに使ってきました。もちろん節度を持ったお金の使い方はしてほしいです。小中学生は親金を使い込んでまで作品にお金を落とさなくていいです。将来お金作品に落としてね。2020年、よく見たモンスター成人済お取引垢の注意喚起。作品にいっぱいお金を使おうという気持ちはいいのですが自分の生活が破綻するような使い方はしないでほしいです。自分の生活が破綻するだけならまだしも多額のお取引不履行は周りの人まで巻き込んで最悪です。とにかく身の丈にあった範囲で作品にお金落としてね、とは思います。すぐ推しを変えたり増やしたりしている人を見ると本当に推しに愛とお金を注げるの?と疑問に思ってしまいます。うまく旬ジャンルを乗り継いでいけば前の推しのグッズを売り捌いて次の推しのグッズを回収する資金になるらしいですけど。そもそも私の経済力が無さすぎるだけ周りは推しを変えて増やしてもかなりのお金を推しに注げられるのかもしれませんが、とにかく私は推しを応援することとお金が結構結びついていました。
 ここでトラジャを推すことに決めてしまったら私お金もたなくない?と思い、なかなか決心できませんでした。結果から言うと幸か不幸かうたプリ10周年、そこまでお金を必要としませんでした。シクパ通い、映画館通い、ソロアルバムを買いまくっていた2019年に比べると2020年にうたプリにかかったお金はかなり減りました。6月24日の発表次第で私はトラジャは遠くから見守る位にする、と友達に宣言していました。いざ6月24日になってみると前述の通り。自分が期待し過ぎていた。2020年、うたプリお金かからないじゃん。一方トラジャ。ハピライから始まった有料のライブ配信。安くない?????となり、資金問題をクリアし(?)私はトラジャへ迷わず最低限の投資をすることができました。そのままサマパラいっぱい買って、気づいたらアクスタも写真も雑誌も買いまくり、もう戻れないところまでやってきました。

6 こんなはずじゃなかった2020

 気持ちの面で言うと、うたプリ10周年の前にかなりトラジャにズブズブ沼っていました。うたプリも大好きだけどいつの間にかトラジャも大好きになっていました。周りが作品移動していってもずっと私はうたプリにお金と時間と愛を注いできたという自負がありました。ここまでずっとうたプリ一色だったのにこのタイミングで推しを増やすのか?うたプリ、推しへの裏切りになってしまわないか?ずっと考えていました。ぐるぐるした思考から解き放たれたきっかけは何だったかはよく分かりません。うたプリに対して後ろめたさが消えたわけではありません。このまま今までうたプリから離れて行ってしまった人たちのように自分も離れてしまうのかもしれないことが怖いです。オタ活をしているとき、ふと考えたことはありませんか?いつか自分が飽きてしまうことを。今こんなにお金と時間をかけてもいつか飽きるときが来てしまうかもしれない。そのとき私は何を思うのか。たまにこんなことを考えて怖くなってしまいます。トラジャを推すことでうたプリに飽きてしまう時が近づいてしまったのかもしれません。今まではうたプリ以外に特にお金と時間をつぎ込んできたものが無かったためそんな杞憂もふわっとしたものでしたが、新しい「推し」をつくることでそんな杞憂が現実的になってしまったような気もします。

 こんなめんどくさいことを考えていたのですが好きなもんは好きだ!!!!!!うたプリ最高!トラジャ最高!出会わせてくれてサンキューな!!!!!!という気持ちです。今は。難しいこと何も考えずにハッピーに!自分の気持ちに正直に!
「推しの数だけハッピーが増える」、正解だったんじゃない?

まとめ

 自分の中で「推し事」の定義がめんどくさいことになって、うたプリだけをずーーっと応援してきたことがある種自分の中でステータスのようになっていて、新しい「好き」を受け入れるのに時間がかかってしまっていたのかな、と思います。どっちも100%の気持ち(と財力)で応援していくことは難しいかもしれませんが自分の可能な範囲でうたプリもトラジャも応援していけたらな、と思っています。

 うたプリまみれになる予定だった2020年。まさかここにきて新しい推しができるなんて思ってもいませんでした。人生何があるか分からないですよね。2020年は予想に反してうたプリは盛り上がらず、自分のモチベも下がってしまいました。その穴を埋めるかのようにトラジャの怒涛の供給を享受することになりました。2021年はうたプリ、トラジャ、どんな年になるんだろう。うたプリがまた盛り上がりを取り戻す年とトラジャデビュー年が重なったら私はどうなってしまうのだろう、どちらもそれなりに頑張るのかどちらかに傾くのか。確かなモノなんてない。そのとき考えればいいのかな。とりあえず今を大切にオタ活していけたらいいな。

 私の中でうたプリ以外の何かを推すことは本当に大きな出来事で、私の中ではかなり大きな意味を持っています。なんだか如恵留くんの壁を破った元太みたいだなー。


 改めて自分の文章読み返して「重、キモ!」って思ってしまいました(笑)まあ自分のオタ活備忘録ということで思ったことをできる限り言葉にしてみたらこうなってしまったのでしょうがない(??)
まだまだ書き足りないトピックがあるのでまたnoteに殴り書きしようと思います!では!皆さんのオタ活・推し活が充実しますように!コロナに気を付けて健やかに過ごしましょう!


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