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ウエディングマーチは突然にやってくる。


01、無知とは最&強で、そして愚かである。
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いい加減保険の整頓もしなければな、と思って保険を乗り換えたら、知らない間に小銭が結構積み立てられていた。


20年ちょい追いかけてきたアイドルグループも解散したし、そうだ、これで結婚式の写真を撮ろう、と唐突に思ったのだ。
(ちなみに結婚しよっかなーと思った時には推しアイドルが脱退したこともあったなってちょっと思った)

いや、唐突でもないかもしれない。

少し前のコロナが落ち着く前に、会社の子が無理矢理挙式してたのを心のどこかでいいな〜羨ましいな〜と思ってたのは否めない。
でもウエディングドレスを折角着るんだったら、挙式もできたらいいなー。
で、両家の食事会もなんやかんやで出来てないなー。

あんなこと〜♪ こんなこと〜♪ 出来たらいいな〜♪くらいのテンションでこの時の私は、夢を大きく描いていたのだった。

だがしかし、
この時点で私には、結婚式に対して何の知識もなかった。
正直言うと、結婚式なんぞ別の惑星の儀式かな?くらいの認識だったのだ。


ということで、一生に一度だろうし、折角なんで、その経緯を自己満でメモしておこうと思う。


● ● ● ● ● ●

保険の乗り換えの過程で、都民共済の保険を検討している際に、都民共済ブライダルというものがあるのを知った。
そしてその中に、少人数プランと写真撮影プランを見つけた。

おお、比較的安い。
すばらしい。
これなら私でも払えるんじゃね?

この出会いが、今思うと始まりだったように思う。

私はそのプランを見つけたままのテンションで、まとまってない脳みそのまま、旦那にウエディングフォトとか、少人数プランとかはどうかなって旨を相談した。
そもそもコロナ前に両家のお食事会の話はあって、そのまま保留になっていたのだが、自分の中で何をやりたいのかは明確にまとまってないので、ふわふわ説明したらあやふやすぎて怒られる。
そりゃそうだ。
そうだけど、そんなこと言われても、見つけて良いなって思っただけで、わかってないのだから仕方ない。
(と当時の私は不満に思っていた)

とりあえず百聞は一見に如かずなので、池袋に店舗があるらしいので、ぶーぶー文句を言う旦那をなだめすかして行ってみる。
(お食事会は旦那も気にはなっていたらしい)


店舗、超わかりにくいんですけど。

池袋のサンシャイン60の5Fにあるのだが、オフィイスエリアにあるため、土日に行くと人がおらず、案内の看板らしきものも余りないので迷う。
(旦那はウロウロする私にとっても不機嫌になりめんどくさい。わからんものはわかんのじゃい。仕方ないじゃろと当時の私は思っていた)
ここでもまた、自分のやりたいことがまだ明確わかってないので、とりあえず希望を伝えて説明を聞く。

店舗の方はとてもやさしく、あやふやな人に慣れてらっしゃるのか、不機嫌な旦那の隣で、全く要領を得ない私の説明にも笑顔で対応していただき、ドレスとかもみれますよと言われ、その気になって見せてもらう。(試着は要予約で有料とのことだったような…)

楽しすぅい〜〜〜↑  テンションあがるぅ〜〜〜↑ 
ビニールの手袋をつけてドレスを見せてもらう。
種類も結構いっぱいあって正直めっちゃ楽しかったのだ。
やっぱ挙式したいな〜〜いいな〜〜〜のパーセントが急上昇なのだが、ここでまず最初の問題が勃発。

そもそもお互いの両親が高齢な故、挙式+食事会の場合、関東ではなく、私と旦那の実家のある関西で行わなければならない、という事実。


ということで、ここで一旦、次のフェーズに移行することになる。

そもそものタスクが「関東で打ち合わせをして、関西で挙式+食事会」を遂行せよ、になる。
とはいえこのネット社会の世の中、全然余裕っしょ〜〜〜とか思っていたのだが…だが…ダガシカシ、確かに今のネット社会「披露宴込みの挙式」であれば、確かに全然余裕であった。

そう「披露宴込みの挙式」ならば、ね…。



そうなのだ。

我々は、世の中ではニッチな「挙式+食事会だけ」で良かったというか、むしろ「挙式+食事会だけ」をしたかったのだ。


帰り道に初ゼクシィを買ってみたりするが、そもそも、世の中のブライダルは披露宴ありきのものしか載ってない。載っててもめっちゃ高い。
(そりゃそうなんだけど)
披露宴やらないとホテルは儲からないからと諭され、そういうのものなのかー、確かにそうかー、と私は一個世の中を知るのであった。

まあ、ニッチだろうが無いものは仕方無いし、言ってても出てこないので、次はネットで探して全国チェーンの結婚式相談所にアタックしてみる。
全国チェーンなら、関東で相談、関西で実行が可能だろうと思ったからだ。


あるにはあった。

…ものすごく少ないけども。

●1社目:東京の店舗に相談の予約を入れ、話を聞きに行くが「挙式+食事会だけ」は困惑されるだけでやんわりと断られる。
●2社目:テレカンでの打ち合わせまでたどり着くが「挙式+食事会だけ」をホテルにするとめちゃくちゃ高い。(自社プランは安いけど我々の希望で選択できるのは一箇所のみ)
旦那はホテルが良いという。
それだったらホテルに問い合わせて、直接ホテルと打ち合わせした方が良くないか?という結論に旦那とともに至る。
(でも多分、そんなめんどくさいのは値段が高いか個別対応はしてないと断られるのが目に見えている)


しょっぼーーーーーん…。

ここらへんで「あれ?もしかして、このプランって結構無謀なんでは…?」という事実に、やっと気がつくのであった。
そして、この頃になってくると、やっと徐々に自分のやりたいことが見えてきた。

・ウエディングドレスを着て、折角なんで誓いのなんちゃらしたい。
・母に挙式とウエディングドレスを見せたい。

と言う願望があることに気がついたのだ。

挙式+写真を東京で食事会は関西で、という選択肢もあるけど…みたいな心バッキバキの話をしていたところに、駄目元で一個のサイトにたどり着く。

全国展開している家族挙式さんだ。
早速、ものは試し、とサロンを見に行く予約入れる。


しかし、話はここから急速に、夢から現実へと展開するのであった。


予約したサロンから電話があり、どういうプランを希望か聞かれ、打ち合わせは東京で、挙式は関西で、しかも披露宴はせずに食事会をしたいということを伝える。
すると、関西のサロンの者とテレカンで打ち合わせの予約の手配はどうですか言われ、その後関西のサロンの方から連絡がきた。
ダメだったらまた探そう、ということで、旦那と一緒にテレカンで打ち合わせをする。


式場もいくつかあったし、値段的にも前ほどは高くない。
けれど日程的に詰めていくと、式場は限定になった。
日程が決まったら、次はお互いの家族への連絡をし、皆色々ありながらもOKしてくれたので、いよいよ式場予約にたどり着く。

資料をもらい、家族宛に招待状のようなものを作成したり、プランの内容を詰めたりが始まる。

ここの時点で、あれ?もしかして私、結婚式、できる?とじわじわ実感してきた。


しかし、そうそうスムーズに事は進まず、試着のためのサロンの予約がかなり埋まっていて、結構先まで試着を待たされるのであった。


とはいえ、やる方向に走り出した以上、ぼんやりしていても仕方ないので、先にできることを考える。

結婚式は遠くのもの、と思っていたが、現実になってくるとしたいことがぼんやりと出来てくる。

まず、都民共済ブライダルで見た「ティアラをつけたい」と思う。
(ベーシックプランの中にはレンタル分は入ってないと確認済だった)
(旦那にはティアラ付けたいっていうのは意外だったらしい)

で、ティアラってどこに売ってるものなのか??

検索すると、浅草橋に花嫁ロードなるものがあり、売ってるのを発見する。
浅草橋の花嫁ロードで行くべきお店・まわり方を徹底解説

ほうほう。へええ。
とりあえず行ってみよう!
(東京マラソンの日にぶち当たり、ここでも迷子になって旦那にまた不機嫌になられる)

む、むむ。予想より意外と高い。
けどいっぱいあって楽しすぅい〜〜〜↑  テンションあがるぅ〜〜〜↑ 

そして旦那はついてきてくれたけど、早々に外に避難。
(まあ中はほぼ女子しかいないのでそりゃそうなんだけど)
色々合わせてみて目星をつける。

が、しかし、後日銀座ナインで安いティアラとアクセを見つけ、最終的にはそっちで購入。
(色々お店回ったけど、お店の人みんな優しかった…)
夜の蝶のゴージャス気分であれこれ選ぶの結構楽しかったっす…笑


次!はウエルカムテディを作りたい。
これは結構夢の一個だったことを唐突に思い出した。

うん十年前に(笑)お友達に作ってもらったくまさんを引っ張り出し、お風呂に入れるところからスタート。
タイトル画像のそれで、とっても縫いにくい布でわがまま言って作ってもらって、ガラスケース棚に大事に飾ってあったくまさん。
白と黒の羽を背負ってたんだけど、さすがにもう痛んでしまったので、お役御免に。
ユザワヤで大量のレースと布とか小物を買い込み、ちまちまとイメージのみで裁縫チクチク。

楽しすぅい〜〜〜↑  テンションあがるぅ〜〜〜↑ 
(レースって結構高いなと、購入時にちょっと思った)


次!はウエルカムボード…は実はいいかなと思ってたんだけど、(そもそもウエルカムボードって来る人の写真貼ったり、寄せ書きしてもらうのかと思って…た…)旦那が作らないの?って言うので、じゃあ、と急遽作成。
出力してパネル張りしてお花を飾る予定。(実は未完成)

実はやりたい事はここまで。

次のフェーズは試着後の結婚式の準備って大変!の巻に続くのであった…。
(一気に書くの疲れてきた)

続く。


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