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【創作】でんせつさがし

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王朝擬人化の世界史物語まんが。
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#でんせつさがしラボ

『でんせつさがし』について

描くきっかけとまんがの注意事項、マガジン内の見方(検索方法)説明です。 でんせつさがしの見方ハッシュタグで年代ごと、この記事から地域ごとにみることができます。 年代基準(西暦) 古代…~200年前後 中世…200年前後~1600年前後 近代・近世…1600年前後~現代 通史・小ネタ…古代から近世までのもの、時代を特に指定しないもの ※時代区分は独自のものなので、試験などではご注意ください。 対象地域 世界史Bに登場する王朝全般 ※まとめ記事準備中 でんせつさがしラボ

フランク王国②

(↑画像タッチで前回の話へ) トゥール=ポワティエ間の戦い このころのフランク王国はまだメロヴィング朝ですが、王は自分の軍隊すらほとんどないような名目上の存在だったそうです。 実質的にフランク王国を支配していたのは宮宰(家政の長の意味)を務めていたカロリング家で、この時はカール=マルテルでした。 マルテルは自身の家督相続のゴタゴタでゆるんだ王国の統制を取り戻すために各地を転戦します。そんな中でアキテーヌから救援要請が入り、これにマルテルが応えてフランスのトゥールとポ

フランク王国

フランク王国って? 強い国 クローヴィス 5世紀頃はまだまだローマ帝国が基準で、各国その後継者を狙っていました。 けれど東ローマ帝国は宗主権を主張するものの遠く、ローマ教会とそもそも宗派が違う。西ゴート王国は実力は十分だが、これも宗派が違う。 そんな中でいち早くアタナシウス派に改宗したフランク王国は、ローマ教会にとって実力も推す理由も十分でした。 部下の頭カチ割った件については「ソワソンの壺」で調べるとそれっぽい記事が出てきますが、同時に史料が少ないんだなと実感で

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でんせつさがしラボ~前書き~