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夏の夜のおはなし


ああ、またこの日が来たのかと毎年思う、夏休みが終わりに近づいて、でもジョングクの誕生日を迎えるということであってそれは...複雑な自分の誕生日
自分の誕生日より彼らの誕生日のほうがうんと嬉しくて幸せだから私の話は少しにしとこう

今年で二十歳になる、防弾少年団に出会った十代が終わる
高校1年生の春わたしは防弾少年団を見つけたけれど、防弾少年団が私を見つけたのはその夏だった
思春期に、たくさんの思いを抱えて当時今見てもまだ浅はかで単純な自分、たくさんの出来事がおきて苦しんで悩んで決断して想像していなかったし、運命は必然で..と言うように彼らが現れてくれてどうしようもなくねじれて潰れてしまうような夜いつもそばにあった。

いつだって真っ暗で冷たい夜に

一番暗い一等星はしし座の私らしい
そんな弱い私を照らすシリウスみたいなユンギさんの言葉を思い出す

「君が望む星は暗闇の中で光ることを絶対に忘れるな」

これはきれいな星に囲まれるユンギさん

輪廻転生
ホソクさんは生まれ変わりたくないらしい。
この一度きりの人生に悔い無くそう言い切れる過去を生み出し続けてるホソクさんは本当にカッコいい人
ホソクさんが願い信じる希望とやら、夢とやら、音楽とやら、、どれだっていつも強く燃える炎みたいに、ずっと光って消えない星みたいだけど、でも常にそれを俯瞰して見定めるみたいな鋭い眼光をわたしは知っている
真っ直ぐで、ブレなくって、太陽みたいにはつらつと眩しくって遠いホソクさんが 永遠になってみようって言うからこんなにもわたしはこの出会いを信じてしまって永遠を一人で守ろうとしているので…責任を取るならホソクさんですよ(何)この出会いは数学の公式で、宗教の律法で、それは宇宙の摂理だと 言ってくれたのは紛れもなくホソクさんですよ

そんな中、ユンギさんは昔から来世は石になりたいと言っていた、ユンギさんにはつれだしてくれるテヒョンがいてくれるからね、きっと来世もテヒョンはテヒョンのままあの四角いお口でニッコリと笑って歌い続けるんだろう
石関連でナムジュンが昔そこら辺に落ちている石にすら裏表が存在するのに、なぜ世の中は断片的にその側面しか見ずに判断するのかと、その背景を考えないのか、とそんなことを言っていた。
あー、ほんとにわたしは心底この人がリーダーなこと、このグループが大好きなことが嬉しかった。彼らのそばにいる限り、終わりが見えなくともそこだけは安全地帯、心のシェルターが降ろされる、彼らと私達だけの空間は誰がどうであるとかのなんのしがらみもなくいれる、それこそ、流れ星の見えるあのMAGICSHOPじゃないか

わたしはよく近所の神社に行く
パンデミックが起きてからは今年こそ!冬こそ!会えますようにを何度も祈っているのだけども、神様さえ手が出せない状況なのだろうか…切なくなりながらも、今年も会えますようにのお願いをしてみた。できるだけ、できるだけ早く、また会えますように、何度目かの春の日が過ぎてこうやって暑い日に近づくたびに私にとっての春の日はまだずっと止まったままなのに
あの夏の夜の17歳のまま、また季節は私をおいていくんだと思う
私だけ変わらず、ずっとここに居るのに世の中はいつも歩みを止めず置いていく感覚がいつも冷たくてヒリヒリする、それに触れるたび火傷してしまいそうになる。

音楽が私に与えるエネルギーをわたしは昔からすごく感じていて、幼稚園くらいまではサンリオやディズニーの音楽が私の全てだったし、小学生の頃は少女マンガやアニメの音楽がだいすきで、中学生の頃の私は日本の女の子のアイドルに救われていた
音楽はいつだって私のそばにあった気がする

一つ、なぜ私がユンギさんのたまに発する言葉たちが自分にとってこんなにも大切になるのか魂の柔らかい部分をあずけてしまうのかこの前気づいた。

私はずっと、人生を送ってきた中で周りの人と一緒になって笑ってふざけて同調することが、何よりも平穏に日々を送れる秘訣だと思っていたけれど
でも本当の私の心を押し殺すにはあまりにも私は不器用で合わなくて、それを感じることで起きる世の中の正しさのズレに悩んで
なのに世界中から愛されているユンギさんを見てみると私と全く別じゃないかと、私の正解は一瞬で潰されてしまった気がした。
周りが、じゃなくて自分がどうしたいかをこんなにも軸における人を私は初めて見た

楽屋のはしっこで一人でスマホをいじっていたり寝ていたり、周りの楽しそうな雰囲気をコーヒーをすすりながら見ていたりこんなにも堂々としている人がいるんだと驚いたし何よりすごく羨ましく思った。
誰も教えてくれなかったじゃないか、世の中は、はみ出さず周りと同じであることが正義かのようにいうのに…小さい頃に痛いほど叩き込まれた正しさはずっと私の首を締め付けていて、誰も教えてくれなかった本当の事をいつだってユンギさんは教えてくれる
ユンギさんはそれをどうやって見つけ出したんだろうか

絶対的な正しさを持つ人

ユンギさんはなりたかった本当の私の等身大なんだと思う

人間関係をどうアドバイスしたら
いいか分からないけど
確実なのは理解しようと思わないこと
ただ受け入れる  suga


多くの人々がトラウマや辛い記憶を抱えて生きてるけど、僕はそれに打ち勝つ瞬間が間違いなく存在すると思っています。

これもまたユンギさんの言葉


今年の私は生きてて初めてぐらいよく体を壊すようになった
後厄って恐ろしいな…と思いながら..
低気圧に弱くなってしまって気圧がひどいときは吐いてしまうし、なんだかんだ健康に生きてたはずが過呼吸など過労で深夜点滴を打たされた
その後もなんだか運が悪く、怖くなり母親と神社に行った汗
本当に体が悪いときの病院内は驚くくらい安心する、静かで冷たくて心地よかった。
魂の循環に一番近い場所

夏休みに入ってからはわたしもコロナにかかってしまって人間が出る熱なのか?!と驚いた
ホソクさんの言う「健康」本当に大切…健康でなくちゃ何もできないからね…より一層健康第一を思い知らされたと思いながらもう十代ほど無茶できなくなってるのか…と思った
早いうちにトンカツもラーメンも好きなだけ食べよう

もう3年も耐えてきたのかと、ふと思い、最初の一年が一番つらかったなと、予定してた公演が次々に無くなっていく中どうすることもできない事実にひたすら絶望して何度も一人でわんわんと泣いた気がする、今よりもっと私の世界は狭くて、私の心をしめる殆どが彼らだったから
私が楽しみにしていたこれからの予定が全部消え去ったとき、これからどう生きてくんだろう…と真剣に考えた
今だってずっと寂しくてひたすらに逢いたくてたまらないけれどけど、まだ多分会える気がしないから、、4年後5年後またやっと公演でユンギさんに会えたときに、会えなかった分の曲たち歌われたら私ほんとに過呼吸で倒れてしまうとおもう…たぶんずっとずっと泣いてあんまりユンギさん見れなかったな…とか思ってそうだな…でもやっぱりあの夏の夜に、Mikrokosmosの音の渦のなかに居て、宇宙の星の一つになれたこと一生忘れないと思う

初日は2階席一番前で、だからこそ光のきらめきもあの音の宇宙の真ん中にいることを感じれたと思う

何万回とこれからもあの夜を思い出して泣くんだろうな少年団さんと歌い笑い泣くあの時間がどこまでも優しくて幸せなこと私は知ってるあんなにもりあがる夜は初めてだったと教えてくれて、彼らが舞台を降りたあとも数分拍手が鳴り止まなかった、ずっと紫色の光がまばゆく見えて、目が滲んだ

紫の小宇宙

インタビューでユンギさんが

僕の音楽を好きな方々には、僕の音楽を楽しみにして、リリースを楽しみにして、それで活動したりツアーを回ったりすることすべてに対する期待感で一日一日を生きる意味になれたらと思います。

と言っていたことを思い出して、私達が今どんな気持ちでいるのかきっとユンギさんは全部知っているんだろうなとそう思うとなんだかまた救われていたりする
私が死んだら夜の星の光の欠片にでもなれないのかとユンギさんの見上げる夜空が少しでも明るくならないもんかと思った しし座は一番弱い光だけどね、つくづく届かないじゃないか

テセウスの船というパラドックスがあるけども
自分を形作る体の組織たちが全て代わっても、自分は死ぬまでそこにあるから、やっぱり魂は体の中のどこかにあるとおもうし、もしかしたら臓器じゃなくてなにか魂の概念かもしれないけど、でも身体を形作るものが一新されたとき長い年月をかけて前の自分と思考や好みが変化してるのかもしれない、、とときどき思う、4年前、3年前のツイートの自分は本当に他人みたいでびっくりする。

2018年ユンギさんみたいな人になりたいと思って、数ミリ程度ならあのときより近づいたと思います、でもきっと死ぬまで敵わなくてでもだからこそユンギさんに死ぬまで救われる言葉たちがそばにいてくれるのかとおもうと、安堵する
わたしの中のユンギさんは絶対的な正しさ、です。
ユンギさん 音楽と生きる人 情熱と根性の人

あーーー、ユンギさん、最近はよくインスタグラムに顔を出してくれるけど、ちゃんと休めてますか?ちゃんと食べて、よく寝れてますか?肩の調子はどうですか?英語のレッスンは続いてますか?……

ユンギさんが人生のど真ん中なオタクはユンギさんのことを考えて泣いてしまうし心がガタガタになるとユンギさんのくれた言葉たちを反芻し大丈夫大丈夫、と唱えてます。また健康に気を付けて会いましょうと言ってくれているから、健康で(ホソク先生)生き延びていこうね…

今年の夏も忙しなく過ぎて、お疲れ様でした、苦しいくらい20歳の私も変わらずユンギさんが好きです。きっと30代になっても好きなままです。

ありがとう、いつも申し訳なくて、ずっと心のお守り

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