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彷徨うおっさん41 ものを無くしやすいおっさんの欠点との向き合い方考察(4/5) システムと妥協で欠点と折り合う

 前回は、おっさんの無くしものランキングの2~1位の現状について述べた(内容は前々回に続いてただのあるある系)。
 今回は、ものを無くさないための具体的な策を考察する一方で、現実的な策が、人との関係によってグダグダと意識の問題にすり替わってしまう、その現状について導入を述べたい。

<ものを無くさないために、はてどうしようか?>


 話が長くなりすぎたが。。。
 結局ものというのは、意識が散るなどして紛失してしまう。
 それは必然であるとおっさんは思う。

 とはいえ、それで終わるつもりはない。
 いざ、ものが無くなると迷惑をかけたり、損害が出たり、無くした本人の意識も随分と散って二次被害もある。
 なるべくそういう事態は減らしたい。

ではどうするか?おっさんの例について対策を立てたい。

1.消しゴムと傘は紛失を許容
 無くなっていいものは無くなったら気にしないのも一手。
 必要以上に無駄遣いするつもりはないが、気にしすぎるのもまた不経済である。

2.カードはできるだけ減らして財布に収め切る。
 最近はスマホにまとめる人も居るのだが、まとめられないカードもまだまだある。
 少数精鋭で、一度決めたらめったにラインナップを変えない勇気も必要だと思う。

3.小銭入れは小銭だけを入れ、メインの財布と一緒にしておく。無くしても許容範囲とする。
 小銭入れ本体を除けば、1000円以内の損失と考え、あきらめる。
 但し、小銭以外の大事なものが一緒に入っていると、余計なことで気を揉むと分かった。
 今後は小銭しか入れないようにしよう。

4鍵はどうしよう。
 予備の鍵の運用は自宅保管に切り替えるにしても、細々としたカギの運用が現状はイマイチだ。
 メインの鍵は10年無くしてないけど。 仕事用のカギをまとめたカラビナを持つことにするか?
 そして仕事中だけ作業着に装着する。 うん!これにしよう!
 メインの自宅用の鍵はやはり、財布と小銭入れとセットにしておいて、紛失を最大限避けよう。

<弱点は現実との折り合いと仕組みでカバー、意識面での原因分析は無駄だしブレる>



 紹介してきたとおり、おっさんはものを無くしやすいという弱みに対して、常にどうにか工夫して生きるようにしており、その余地はあるものだと改めて思う。

 だが誰かに、何故無くしてばかりなのと言われると、答えに窮する時もある。
 結構工夫もしていて、それが重要に思うのだが、それを言うと賛同を得られない現実が案外多い。。。



 例えばそんな話になると、妙なことを言い出す人が出てくる。

 「短所は長所になり得る」「個性だから仕方がない」

 所謂多くの自己啓発系が言いそうな内容である。

 完全には賛同できかねる。今回はものを無くすという短所でしかない話を例にしたので少々例を変えるが、例えば、感情的という短所は、感情豊かであるという長所になり得ると主張するといったところだろうか。

 うん。無理がある。
 何故かと言うと、問題にフォーカスできていないからである。

 性質は性質として付き合うしかないため、後半の「個性だから仕方がない」には部分的に賛同するが、大事なのは性質の議論ではなく、どう付き合うかである。

 おっさんが思うにそれは「システム以上の理屈に当てはめて考えない事」だと思う。

 ところがそれがうまく行かないことが多い。
 理由として、ものを無くすという話に戻すと、無くしたことで他者に迷惑になるケースは珍しくないあるのだが、そこでシステム化の話をすると

「対策にならない」
「反省していない」
「そのやり方はゆるされない」

 などと言われることが多いからではないかと思う。大雑把に言って他人様による根性論の押し付けだ。

次回に続く

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