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7/21 LINEニュースより

 韓国の容疑者の個人情報を晒すサイトが出来たようだ。

 元々はインスタグラムのアカウントで同じことをしていたようだが、アカウントが停止され、こうするに至ったそう。(LINEニュース)

 容疑者を庇うわけではないが私はこのような事を行う必要性を感じない。
事件を風化させないというよりも、このLINEニュースのタイトル通り『晒す』目的でサイトを運営しているようにしか見えない。

 被害者の家族や関係者はこれで幸せなのだろうか。
確かに加害者に不幸になって欲しいという気持ちはあるかも知れない。私が被害者関係者だったら加害者は一生不幸を背負って欲しいと思うに違いない。

 しかし容疑者にも人権は存在している。しかも日本は推定無罪の原則が存在するので容疑者の段階では無罪と同じだ。

 本題に戻るが日本でも(全ての犯罪は許されるものではないが中でも記憶に残っている)許せない犯罪は多く起こっている。そして捕まって刑務所から出てきて何事も無かったように社会に溶け込んでいる人もいるだろう。しかし、被害者やその家族が第三者によって加害者の人権を損害するようなことを望むだろうか?もしも第三者による加害者への攻撃で自殺したら被害者はどう思うだろうか。
 言葉は悪いが死なれたらもう何も残らない。ただ自分が損害を受けたという事実だけが残ってしまう。

 この行為を厳罰化と位置付けるならば、厳罰化は犯罪の数を減らすが凶悪犯罪を増加させる要因となると言われている。

 被害者は加害者に一生罪を背負いながら、苦しみ『生きて』いて欲しいのではないかと思う。

 加害者は悪いが、加害者の家族や周囲の人は悪くない。加害者を責め立てるよりも被害者を守ってあげることの方が重要ではないかと考える。

 

 

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