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2005 まさかまさかの昇格劇

バレー、大木武、ロスタイム3得点、ホーム最終戦の惨敗、杉山新涙のロスタイム、停電、ダブルハットトリック、J1昇格。

この年があったからこそ今の甲府があると言っても過言でない1年。
語りどころは盛り沢山だけど自分なりに振り返ってみよう。

ホーム湘南戦2-2ドロー

冒頭あれだけ言っときながらなぜこの試合なのか。
近藤家に取っての重大ニュースがあったのです。

「弟、炎のPK止められる」

炎のPKとはホームゲームの際にクラブサポーター会員の選ばれた子供がPKを蹴り、選手がGKでゴールを守るという企画。(選手は当日ベンチ外のメンバー)

子供相手なので選手はわざと取らなかったりして、ゴール決めさせてあげるのがお約束。

この日は見事選ばれた弟は小瀬のピッチに立ったのだが、、、

この日のGKは松下選手。
後のヴァンフォーレのGKコーチも務める本職のGK。「プロのGKが決められる訳にはいかない」と意気込んだ松下選手は弟の力のないシュートを見事止めた。

これ止められることあるのか?という衝撃が走ったけど、弟には止められる方が珍しくて凄いよと励ましてあげました。

試合の方は2点取られるも2点取り返してドロー。良くも悪くもこの年を象徴する試合でした。

クラブサポーター会員入会

この年初めてシーズンチケットを購入。
スポ少のサッカー仲間とほとんどの小瀬の試合は現地観戦。本当に当たり年に会員なったな。

当時はメインスタンドにも入れたので、いつもみんな仲良くメインスタンドで観戦。

ベンチ外の選手もよくメインにいたので、フラッグにサインを貰うのが楽しみで楽しみで。

でもベンチ外の選手ってだいたい一緒だったから「また島津か〜」なんて大変失礼な発言も。
島津さん申し訳ございません。

今となっては誰のサインかわからないものもあるんだけど、このフラッグは宝物です。

J1昇格

さてさて、小ネタはここまでにして。
J1昇格について。
まさか昇格するとは思ってなかった。

1位京都は独走、2位福岡も割とすんなり昇格。(福岡5年周期のジンクス1回目)仙台と最後まで3位を争う。

3位になれても入れ替え戦。
入れ替え戦行けても厳しそうって思ってた。

厳しそうが行けるかもに変わったアウェイ札幌の逆転劇。ここからはもうジェットコースターに乗ってるような感じ。

ホーム最終戦福岡に大敗、最終戦アウェイ京都に逆転勝ちで入れ替え戦滑り込み、入れ替え戦第一戦の僅かなアドバンテージ、第二戦のバレーの大爆発そして大号泣。今振り返っても信じられないストーリー。本当すごかった。ありきたりな言葉だけど凄かった。

バレーのダブルハットトリックなんて訳わからなすぎて八百長かと思った。

数年前まで存続危機だったクラブがJ1昇格というシンデレラストーリー。
Jリーグの歴史を振り返っても、とても貴重な出来事に立ち会えたのではないでしょうか。

以上。
語りどころ多すぎて上手くまとめれなかった。。

ワクワクドキドキのJ1 一年生2006に続く!

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