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雑草という草はない(11)オニドコロ
まさかの黄葉に驚く。おとといの仕事帰り。L家の生垣。
![](https://assets.st-note.com/img/1697064124933-OhEbVEY6uN.png?width=800)
もう黄葉?
そして昨夜の仕事帰り、90mmマクロで撮りなおす。
![](https://assets.st-note.com/img/1697064077514-LMHPu3MQlT.png?width=800)
シャッター速度1/8秒だよ、すごいな、この手振れ補正。ホワイトバランスは、いつもはオートだがこのときは蛍光灯にして撮った。
さて、この葉っぱはなにか…と言えば思い出すのは、ダイミョウセセリが葉を巻いて蛹になっていたこと。うち一つをお持ち帰りして、羽化もさせたこと。
数々のツイートに動かぬ証拠がある。まさかあれからもう3年たっていたとは。
この前L家の生垣でダイミョウセセリの蛹を3つ見つけた。今日の午前に通ったら、黄葉していた。もう一度通った時は、なんと3つ並んでいるうち左下のが羽化していた!真ん中はたぶんすでにカラ。右上が今にも蛹を破りそう。なお、葉っぱをはいだのは私。それは先日見つけたとき。 pic.twitter.com/XT6Y6puRw3
— 混沌 (@konton57) October 19, 2020
この蛹を家に持ち帰ろうかとめちゃくちゃ悩むが、あきらめる。帰り、あれからおよそ11時間近くたち、なんと、まだこのまま。ほとんど雨で気温が低かったからか。特に蛹のほうは大丈夫なのか、これ。 pic.twitter.com/OqfyaziyR4
— 混沌 (@konton57) October 19, 2020
やっぱり気になったので、寒い中見てきた。今度は懐中電灯持って。真ん中のはやっぱりまだカラではないかもしれない。ライトをあてたら、動いたようにも見えた。翅を少し開いたようだ。もともと開いていたのかもしれないが、開いたように見えた。画像は、右向こうに真ん中の蛹が見える。 pic.twitter.com/GnGnwtLAC2
— 混沌 (@konton57) October 19, 2020
真ん中の蛹、カラであることを確認しようとして、葉をひねってたら、いつの間にかわが手のひらに。
— 混沌 (@konton57) October 22, 2020
中身詰まってたよ!
やむを得ず(いや、ニンマリ?)家に持ち帰ることに。
記念撮影したが、いやあ、陽が当たって透けると美しい。
あんまりそのように撮れなかったけど。 pic.twitter.com/LB07pokPhz
お持ち帰りした蛹、本日羽化した。
— 混沌 (@konton57) October 24, 2020
今朝見た時、蛹が黒くなっていたので、今日中にくるなとは思っていた。
1日中仕事だったのが、残念無念であった。 pic.twitter.com/2WgjatDE9v
昨日の朝、これを撮ってから、庭に放置した。帰ってきた夕方にはもちろん飛び立っていた。 pic.twitter.com/pxpP8LghCL
— 混沌 (@konton57) October 25, 2020
これだけ暑かった今年の方が黄葉が早いとは。もっとも3年前が正確にいつから黄葉しているのかもわからないが。
ところで、この植物の名は。
ダイミョウセセリと言えば…食草の名を忘れた。
どれで調べようかと思ったが、久しぶりにこれを開くことにする(というか買ってからあまり使っていない)。『日本のチョウ成虫・幼虫図鑑』。
(え?1万!?定価2000円+消費税だよ)
食草はヤマノイモ科のヤマノイモ、オニドコロ、ナガイモ(以下略)
そうそう、ヤマノイモ…と思ったが、食草があまりにずらずら並んでいて、驚く。
念のためヤマノイモを雑草の複数の本で調べるが、あれ?
そして『野の花さんぽ図鑑』を開く。
ヤマノイモじゃない、オニドコロだ。
ヤマノイモはもっと葉っぱがとんがっている。オニドコロの方が綺麗なハート形。
他の食草は、街中で見られるありふれた雑草ではなさそうなので外してよいだろう。
というわけで、オニドコロ。
来年は花を要チェックだな。
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