粘る話(8)
粘れない…。
子供のころ、うちの納豆は父親が全員分をかき混ぜて卵を入れていた。
このパッケージを見たとき、美味しそうだな、と思った。
#納豆駅伝をはじめて、いつかはこれを食べるんだと楽しみにしていた。
お値段の関係から(笑)、思いのほかその機会は早く訪れた。
これは79円+税6円の85円で買えた。駅近駅地下食品スーパー、素晴らしい。(今日もこのあと買いに行く予定)
さて、このお楽しみのたまご醬油たれの納豆、卵を自分でかけなくてもいいんだよなと買う前も後も何度も確認した。
1食目。
1パック取り出すと、
→の方からふたは簡単に開く。
やはり矢印のつけ方ってそうすべきだよね。
オープン。
からしはなし。
豆だけ実食。
うむ、前回と違って小粒。悪くない。
しっかりかき混ぜると、
これには感動した。
納豆に卵を入れてかき混ぜると、泡立ち方が実際こんな感じになるんだよ。
再現度が高い。
ご飯にかけた後、容器に残っている泡を舐める。
うむ、卵っぽい味がする。
期待が高まる。
ご飯といっしょに食べると、ん?
ん?
なんかご飯が変な味に感じる。
なんだか作ったような薬品っぽさが目立つ。
ダメだ、これ、俺。
正直、途中から苦痛だった。
翌日の朝、2食目。
ご飯のコンディションが昨日とは違うからどうかと思ったが、確かにご飯の味が違うが、やはり苦痛だった。
誰かお金出すから残り食べてくださいと思った。
憂鬱になった。
3食目。
昨日の朝。ご飯がない(涙)。
どのみち食べるのもう嫌になっていたので、しっかり混ぜてそのまま食べた。
思ったより塩気が強いなと感じたのと、やっぱり、うーん、この味は私には無理、だった。
ただ、あくまで私がそうだと思っただけで、複数のスーパーでこちらの商品は売っているので、一定の割合でファンがいることだけは間違いない。
これでひきわり納豆のタイプもあり、それを試すのはうんと後になりそう。
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