オススメ本①
少しずつ自分のことを知ってもらえるように
好きな本を紹介していこうと思います。
その人がどんなものを好きかを知るとより相手を知れる気がします。
僕は読んでくれた誰かに僕を知って欲しいです。
まず紹介する1冊目は漫画です。
働かないふたり
『働かないふたり』(はたらかないふたり)は、吉田覚による日本の漫画作品。新潮社のWEBコミックサイト『くらげバンチ』にて、2013年12月20日から連載中[1]。もともとは作者のブログに掲載されていた作品。「全国書店員が選んだおすすめコミック2015」で12位に選ばれた[2]。
Wikipediaより
軽くネタバレになる可能性があるのでネタバレ厳禁の方はごめんなさい
あらすじ
このマンガはニートである兄・守 妹・春子がニート生活をしている日常系マンガです。
ニートであることは悪のように語られる昨今ですが、このマンガでは理想的なニート生活を二人は楽しんでいます。
兄の守は、過去には世界中を旅していたり学生時代からの友達が多かったりとなかなかハイスペックです。
それとは対象的に妹 春子は引っ込み思案で今で言うコミュ障に近いような印象で物語は始まります。
マンガの中なので実際のニート生活では理想的すぎるところもあり
読者の間でも
「ありえない」「夢見すぎ」「無理に決まってる」
と批判的な意見も見受けられます。
好きなポイント①
守には学生時代からの友達も多く、ニート生活でもよく友達が遊びに来ます。特に丸山という友達はアポもなしにふらっと遊びに来たりします。
子供の頃の「あーそーぼー」のテンションです。
僕も小学校の頃は自転車で適当にプラプラして、友達の家によく遊びに行ったのを思い出します。
中学に入ると携帯電話が普及して遊ぶ約束をしてから遊ぶようになりましたが、小学校の頃の友達の家のインターホンを押すドキドキ感が懐かしいです。
そんな小学生のような関係性で大人になっても付き合っていれる主人公たちが羨ましくもあり読んでて心地よい気持ちになります。
好きなポイント②
そもそも僕は日常系が好きです。
どこにでもありそうな誰かの日常の中で作者が伝えたいであろう内容が見えたときに嬉しくなります。
この兄妹はニートなのでとにかくお金を持っていません。
いい大人が10円でも喜びます。
でも、作中に出てくる人物はどこかみんなこの兄妹を羨ましく思っています。それは働かずぐうたらしていることに対してではなく、友達の多さだったり人への思いやりの気持ちだったり、この二人の魅力にあこがれていたりもします。
人はより幸せになるためにお金を稼ごうとしますが、そもそも「幸せ」を手に入れているこの二人にはお金はそこまで重要ではないのかもしれません。
最近「オモうまい店」という番組が好きで見ているのですが、この番組に出てくる人たちもお金と幸せが切り離されているように感じます。
そんなお金以外の幸せのカタチを教えてくれるようなところも好きなポイントです。
好きなポイント③
巻数が進んでいくと瀬野ユキという春子の友達がでてきます。
ユキちゃんの母親は看護師なのですが、かつて顔に火傷を負い痕が残っています。
この母親に初めて会った守は
「強い人ですね」と感想を言うのですが
顔に火傷の痕があってもまっすぐ目を見て話してくれました。と
このように外見や人の地位などではなく人間の本質を評価できるような人間になりたいと思えるような作品です。
このほかにもおすすめしたい点はたくさんあるのですがどうしてもネタバレしてしまうのと、日常系のため全員が共通で面白いと思えるところがあるのかは謎ですが
読むとなぜか明日から人に優しくなろうと、ニートなのに守のようになりたいと思える作品です。
くらげバンチやピッコマなどマンガアプリでも無料で読めたりもするので
よかったら一度読んでみてください!
感想語り合えたら嬉しいです!
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