まっすぐな寄り道

大学生の頃、先輩が「道路が世界のどこかではRord(ロード)になってるのは偶然なのか?!」と叫んだファミレスの駐車場。先輩は僕の誕生日を祝ってくれていた。

「ま、そんな言葉の偶然は置いておいて、どうせ誰も祝ってくれないだろ」と要らぬ一言を添えた。

東加古川で青春時代を過ごし、東加古川を愛しすぎたせいで、"俺には故郷が2つあるんだ…!"と僕はファミレスで謳った。

今では足を運ぶことはほぼない東加古川。

しかし、故郷とはそういうものかもしれない。きっと、ずっと遠くで、思い出と共に微笑んでくれているものだ。間違いなく故郷あるね。

みんな元気かな。って。

これまで出会えた人たちの人生のカケラを集めたなら、今日も頭の中が散らかりだす。まとまらない考えや想いを歌にまとめてもらう。

ゆっくりでいいのかもしれない。物事を運ぶのは。足りないことない。時間は身に余るほどあるはず。ただ寄り道が多すぎるのだ。

きっと、まっすぐ歩むだけでいい。

ちなみに、何年も経つが、道路とロードの関係は何かしらの因果関係があると僕は思ってて…、そんな類のことを浮かべてはまた寄り道。

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