見出し画像

時短勤務とやりがい。正統性と正当性。

みなさんこんにちは。
今日は最近抱えるモヤモヤについて吐き出してみます。
私は公務員の土木職です。
6年前に子どもが生まれてから、時短勤務や産休育休を繰り返してゆるゆる働いていました。

でも、「経験不足になりたくない」と去年・一昨年はフルタイムで働いていたけれど、それなりに責任のある仕事で、災害対応とかもあって、当時はまぁ毎日辛くて辛くて・・・・
結局、2年間で音を上げて、今年度からまた時短勤務に戻してもらったのでした。

ちょうど1年前の人事異動の面談で「時短勤務でも務まるポストに!」と頼み込んで、今年4月からは、かなり業務負荷の軽いポストに座らせてもらって、ゆるふわ仕事をしています。

が。
半年も経つと物足りなさを感じてきます。

先週、とある講義を受けて、
2つの”せいとうせい”の話を聞きました。
正統性(Ligitimacy)と正当性(Rightness)

正統性(Ligitimacy)は「みんなで決めた」、要は民主主義的な妥当性のこと。選挙を経て選ばれた人たち、議会とかの意思決定ですね。

一方で、正当性(Rightness)は「専門性・合理性に基づく」妥当性のこと。

正統性(Ligitimacy)と正当性(Rightness)両方をちゃんと意識しようねという話でした。

そもそも行政機関というのは、トップが政治で選ばれた人なので、上からの力としては”正統性(Ligitimacy)”が強いもの。(一般論です)
その組織ででどう正当性(Rightness)を強めていくか。
私は技術職なので、よりいっそうこの正当性(Rightness)を大切にしなきゃいけないのでは、とハっとしました。

時短勤務で、育児しながらの仕事だと、職場には迷惑をかけまくり。
「ご迷惑おかけします」が口癖になりそうなくらい。
その申し訳なさからか、いつからか、上司や他の人たちに言われることを受け身で対応するようになってました。
RightnessがLigitimacyに負けている状態。

もっと正当性(Rightness)を発揮せねば!

近くの同僚たちが、同世代、なんなら年次が下の女性でも、バリバリ活躍しているのを見て
いいなぁと指を加えているような気持ちでした。
自分は、制約ばかりの日々。出張も行けない。いつも昼間に帰るし、夜も自由時間なし。

先日、「こんさん、いまの仕事おもしろくなさそう、腐ってそう」と誰かに言われてた、と聞きました。
そう聞いた時、境遇を同情して理解してもらったと安心するような気持ちを持ってしまいました。まるで、活躍できていないのを境遇のせい、と正当化したような。。。

でも腐ってたらダメですね。
「いまの境遇でどう良い仕事をするか」
それを意識しながら生活せねば、と改めて思ったのでした。

結局のところ、「やりがい」は外部から与えられるものではなく、自分で作り出すしかない。時短勤務の中で、今抱えている業務を意味のあるものにブラッシュアップしていくか、余裕を見つけてやりがいのある仕事を新しく作るか、それしか自分が満足する方法はないんだなー。

制約の多い日々で、家に帰ったら自由時間はないけれど、
お昼休みにこうやって文章をかいて頭の中を整理できるということにも気づきました。

今日が転機になるように、前を向いてがんばろー。
2週連続更新の目標は達成!来週も書くぞ。
仕事もポジティブにがんばろ。腐ってちゃだめだ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?