【夢】高台の賑やかな家に隠れる
たぶん何かから逃げている。
その辺りの経緯も何かあったけど覚えていなくて、走るトラックの後ろをついて走っているところから。
最初は何とかついて行けているけれど、だんだんトラックの速度が速くなって来て、難しくなる。
なので、僕はトラックの荷台に掴まる。
足をつくと引きずられて落ちそうだったので、足を浮かせた。
手の力だけで掴まっていられるか心配だったけど、意外と大丈夫。
そのうち急カーブが来る。
トラックに乗っている仲間が、僕が振り落とされないかと心配しているけど、これも意外と大丈夫だった。遠心力が心地よくて楽しいぐらい。
やがて目的の場所に着く。ガソリンスタンドの前。
その脇に細く長い階段があって、そこを登り切ったところに自分の家がある。
そこにしばらく隠れるつもり。
家には、人工呼吸器をつけた男が寝ていた。
彼はもう目覚めないと思われていたけれど、僕はふと彼がもう目覚めてる気がして、男の人の工呼吸器を外してやる。
すると、やっぱり男は目覚めた。
でもまだ喉に器具がついているので喋れない。
もう人工呼吸器は外したから、喋りたかったらそれも外しちゃいなと伝える。それは自分でやってくれと。
その家には、なんだか人がたくさんいた。
親戚とか、近所の人とか。
みんなやたらと声が大きくてうるさい。賑やか。
しばらくここに隠れていなくちゃいけないのに、こんなに騒がしいと見つかってしまうのではないか、もう少し立場をわきまえて静かにしていて欲しいとか思っている。
でも、逃げてるのに家に帰ってきてしまって、すぐバレるんじゃないかとも思っている。
ここにもいつまでもいられるわけじゃないんじゃないか、とか他人事のように考えていた。
それから宅急便が来たりする。
他の人が出て、自分は隠れる。
その辺りから、僕は目覚めた人工呼吸器の男になっていたみたい。
パジャマから着替えていると、外の道に車が止まる。
家は高台にあったはずだけど、道から家の中が丸見え。
車には知り合いが乗っていて、着替えているところを見られてしまってちょっと気まずい。
僕は隠れながらコソコソ着替えた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?