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WorkoutWednesday2023Week11のポイント

TableauのViz再現チャレンジ、WorkoutWednesdayについて、
自分のメモがてら各回における要件のポイントや必要なテクニックを解説してくれているサイトを貼っていきます。
Week11はインタラクティビティということで、選択/選択解除に合わせて
チャートを変化させるテクニックを試されます。

課題へのリンク



要件のポイント(=学べるテクニック)

  • ヘックスタイルマップの作り方

  • セットによるディメンション/集計の制御

  • 選択の自動解除

  • 計算式を整理する

  • 余談(ヘックスタイルマップとヘックスビンマップ)


ヘックスタイルマップ

地図を地方や都道府県で簡略化したマップは、Tableau外でもよく目にすると思います。
正確な地図を使うと、日本だと左上と右下の余白が気になりますし、
アメリカでもアラスカやハワイの影響で見づらくなってしまいます。
(正確な位置が重要な場合は仕方ないですが)
なので、地図を簡略化するテクニックは非常に役立ちます。
1から地図における緯度経度にあたる行列の位置をexcel等で作ることもできますが、主要な国は先人がファイルを公開してくれているので活用しましょう。
今回はヘックス(六角形)ですが、四角形とか円形とかいろんなバリエーションがあります。
・アメリカ


・日本(Tableau木村さんのCommunty投稿)


・世界地図(我如古さんのNote)


簡略化、と言いつつも、
・どの都道府県をどこに配置するか
・都道府県の面積を考慮に入れる/入れない
等いろいろとバリエーションがあります。
最初は先人のやり方を真似つつも、自身の業務等での最適な見せ方を考えてみてください。

セットによるディメンション/集計の制御

セットによる選択した州とそれ以外の制御は頻出です。
解説も色々な方がやっているのでリンクだけ。。
今回は選んでいない州は平均を出すようにする必要がありますが、
色分けするのと基本的な考え方は変わりません。


計算式を整理する
今回、Introductionに「this is part 1.」とあるように、
後日このVizを発展させた追加のお題が出る様です。
(同様のものが2022年のWeek5-8にもありました)
だからと言うわけではないですが、いつも以上に自身の作成したVizのパラメータや計算式は分かりやすい様に命名やコメントを見直しておきましょう。

悪い例


選択の自動解除

要件には書いてませんが、今回は州を選択した際にハイライト(反転)が効かないようにする必要があります。

こうなってしまう

こちら、長くWorkoutWednesdayやっている方はあるあるなのですが、
出題者の皆さんはこのテクニックを「みんな知ってるよね」ぐらいのノリでしれっと入れている場合が多いので、このタイミングで習得しておきましょう。
試行錯誤してできるようになる可能性はほぼ無いテクニックなので、
いきなり解説見るのがおすすめです。


余談(ヘックスタイルマップとヘックスビンマップ)
今回はヘックスタイルマップでしたが、間違いやすいものとしてヘックスビンマップがあります。
ヘックスタイルマップは、あくまで州や都道府県を1対1で割り当てるのに対し、ヘックスビンマップは、多数の位置データを集計して1つのヘックスとして表示します。
こちらも便利な関数なので、ぜひ習得してみてください。

2022年Week16の課題



さいごに

今回、主題ではないものの2023では初めて選択解除のテクニックが出ました。
繰り返しになりますがなぜデフォルト機能にないか不思議なぐらい実務でも使うテクニックで、習得しておきましょう。

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