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京都河原町の観光スポットといえば???デパート?カフェ?いいえ〇〇です。
(補足)
この記事の取材は新型コロナウイルス流行前に行われたものです。現在は緊急事態宣言の影響で臨時休業している店舗も多いため、終息してから訪れてみてくださいね。
そうだ 京都、行こう。
ここは京都随一の繁華街、四条河原町。
さて何をしよう?
交差点にある大きなデパートに入るのも良し、新京極や寺町通を彷徨くのもよし。御幸町通りにはお洒落な古着屋さんや風情のある町屋カフェもあります。
しかし、京都市民は知っています。
真の観光スポットは、デパートや新京極や寺町、御幸町などではない。
河原町観光の本質は
我々が普段気にせず乗っている、けど必要な存在、
そう、
エスカレーターにあることを。
こんにちはこんぽたです。京都市民ではないです。
何も取り柄のない私ですが、最近特技ができました。
エスカレーターに乗り、会社名を見ずにどこの会社製のものなのかを当てられるようになりました。例えばこれは三菱製です。
エスカレーターは結構色々な会社が作ってまして、シェアの高い順に
三菱、日立、東芝の三銃士
フジテック、オーチスを加えた五大老
さらにシンドラーを加えた六波羅探題
などと呼ばれます。(大嘘)
エスカレーターメーカー各社は企業努力により「乗りやすいエスカレーター」の製作を目指していますが、やはり会社によって色が違うようで、普段我々の気付かない所でこっそりと主張を行っています。
そのような各社の主張をしっかりと拾い上げてみたところ、四条河原町には様々な特徴を持ったエスカレーターが存在するということが分かりました。
では、早速めくるめくエスカレーターの京都旅行に参りましょう。
京都高島屋
四条河原町の第3象限、京都高島屋にやってまいりました。
ここは何製のエスカレーターでしょう。
そう、三菱製ですね。右下に書いてあるもんね。
このように、エスカレーターは会社名が刻印されていることが多いです。
しかし、会社名が書いてあるからといって安心してはいけません。特に新しいエスカレーターを中心に会社名のないエスカレーターが増えてきています。
「自分の乗ってるエスカレーターは何製だろう?」そう思って会社名を探したのに見つからずもやもやした経験は、皆さん一度は経験されていることだと思います。
では、どのようにして見分けるのでしょうか。三菱製の見分け方のポイントは2つです。
①端っこが黒い
エスカレーターの端っこには黄色い線が引いてあります。
これはサンダルや衣類が巻き込まれるのを防ぐために、黄色い線の内側に立ちましょうという印なのですが、
どういうわけか三菱製の黄色い線は一番端っこまで塗られず、一番外側のレーンは黒いままです。
基本的に三菱製はこの端っこまで黄色く塗られているかどうか?を確認することで見分けることができます。
②下側の3本線
三菱製エスカレーターのステップ(乗る部分)の下側には、画像のように横に3本の溝が入っていることがあります。
"三"菱なので3本線が入っているのか?とも思いましたが真相は不明です。(でも覚えやすい)
もっとも、この3本線に関しては入っていない三菱製エスカレーターも多く存在しますので、一概には言えないようです。
三菱製エスカレーターは近隣だと京都OPA、藤井大丸、ラウンドワン河原町店にも導入されています。
コトクロス京都河原町
対角線上に渡りまして、第1象限にあるコトクロスへやってきました。
ディズニーストアやスイーツパラダイスが入っている建物です。
ここにはどんなエスカレーターが待っているでしょうか。
これはフジテック製ですね。写真では見辛いですが、エスカレーターに乗る直前の床にFUJITECと書かれてあります。
フジテックは滋賀県彦根市に本社を構えるバリバリの関西企業でありますので、
京都を始め関西にはフジテック社のエスカレーターをちょこちょこ見かけるような気がします。
フジテックの見分けポイントはエスカレーターに乗る前の床です。
おわかりでしょうか。
そう、この
Fマークです。
フジテックのFだと思うのですが、基本的に床がこんな模様であればフジテックだと思って大丈夫だと思います。
(ただ結構フジテック色んな床の模様あるので中々決め手に欠けるところなのです。。。もう少しサンプル数増やして何か見つけたら報告します)
三条駅
さて、歩きに歩きを重ねて京阪は三条駅にやってまいりました。
ん、三条駅って河原町ではなくね?
…………。
さあ、エスカレーターを見てみましょう!(投げやり)
今回はあえて名前部分を隠しています。
そう、これは日立製ですね。
解説については、公式にお任せしましょう。
ざっくりとまとめますと
・ステップの四方全てを黄色い線で囲われている
・蛍光イエロー
の2点です。
他のエスカレーターはステップの下部分は黄色で塗られないことが多いですが、日立製に関しては下部分も黄色く塗られています。これは非常に分かりやすい特徴です。
ただ、「日立製なら四方が黄色」は結構真ですが、「四方が黄色なら日立製」とはいかないのが現状です。四方が黄色のエスカレーターは他社製でも存在するため、決定打とはなりません。
また、どうも日立製の特に新しい機種のエスカレーターは他社のエスカレーターに比べて赤みの少ない黄色をしている……ような気がします。
神宮丸太町駅のエスカレーターが最近改修を行いまして新しくなったので見てきました。
いかがでしょう。少し赤みの押さえられた、かなり黄色っぽい黄色であることがお分かりいただけますでしょうか。
また、日立製のエスカレーターはステップの両端が少し高くなっており、ここも日立製であることの特徴のようです。(写真なかった)
他社製のエスカレーターも四方が黄色だったり両端が高くなったりしているエスカレーターはありますが、日立製のものが一番両端が高くなっているため、両端の高さも含め総合的に見て日立製と判断される方もいるようです。(私にはできませんでした)
皆さんも日立製のエスカレーターに乗ったら、是非両端をよく観察してみてくださいね!!(巻き込まれ防止のため、足で触ったりはやめようね!)
京都マルイ
さて、四条河原町の第4象限、マルイに戻ってきました。OIOIです。
ここにも当然エスカレーターがあります。
ここまで読んだ皆さんならもうお判りでしょう。これは東芝ですね。
東芝のエスカレーターを見分ける特徴ですが、基本的にこれといった特徴がないのが特徴です。
感覚的な理解になるのですが、こうスパッと、スタイリッシュで、まっすぐな印象を受けるのが東芝です。
日立のような高い両端や三菱のような三本溝、端っこの塗り忘れもなく、ただただシンプルで、洗練されているイメージです。
多くのエスカレーターは大体日立・三菱・東芝ですので、日立や三菱じゃないなと思ったら消去法で東芝を選ぶのが無難です。
河原町駅
お疲れ様でした。
四条河原町のエスカレーターの旅、いかがだったでしょうか?
途中で三条に行ったりと連れまわされたような気もしますが、これにて終了です。
さあ、阪急電車に乗って帰りましょう!
!?なんだこれ見たことないステップや!?
両端がやや高いけど四方黄色ではないし……そしてステップの下部に謎の線???
日立三菱ではないし、東芝はこんなゴテゴテしないし、どこのメーカーだ!?
OTIS。オーチスでした。
このエスカレーターについては、ここしか見れていないので何か共通する特徴が見つかったらまた書きますね。(側面にライトが付いているエスカレーターが多い???気もする)
今日はここまで!
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