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LimbusCompanyはいいぞ

Twitterで「詫び狂気」で話題になったゲーム、LimbusCompany(リンバスカンパニー)について、ファン(リリース数日でファンなのもおかしいかもしれないが)として良いところを語っていこうと思います。
ちなみに「狂気」はガチャ石のことであり、実態は詫び石とよばれるものです。そう、LimbusCompanyは基本プレイ無料なのです!プレイしてみませんか?
Steamリンク→(https://store.steampowered.com/app/1973530/Limbus_Company/?l=japanese


ProjectMoonというメーカー

あのプロジェクトムーンの最新作なんです!っていってもわかりませんよね。すこしメーカーの説明をします。

ProjectMoon(以下、プロムン)は韓国のインディーゲームスタジオです。言語(翻訳有)やボイスは韓国語で作られていますし、初期は翻訳も怪しかったです。
代表作は「Lobotomy Corporation」「Library Of Ruina」などです。
などと言いましたが、これだけなのです。
どちらも作中の倫理観が壊れており、ゲームとしてもゴア表現は無数にあるのに色気描写などはほぼ0です。
プロムン作品のプレイヤーやファンも性癖が壊れていることが多いです。

どういった作品なのか?また少し説明します。
LobotomyCorporationはSCPなどに影響を受けて作られた「モンスター収容シミュレーションゲーム」です。他にあまり類をみないゲーム性と暗いストーリーや奇妙なモンスターたちは高く評価されました。難易度も高く、グロテスクな描写が多いゲームです。

LibraryOFRuinaは上記のLobotomyCorporationの続編にあたります。暗いストーリーがさらに大きく広げられ、深堀りされました。ゲームとしてはカードゲーム要素が強いです。

デビュー作のロゴ(Steamより)


本題:LimbusCompanyのここがすごい!

  • 息をするようにキャラが死ぬ

  • ほの暗い世界観を引き継いでいる

  • ややコミカルなストーリーで読みやすい


息をするようにキャラが死ぬ

LimbusCompany(以下リンバス)はこれまでのプロムン作品の続編の位置づけになっています。倫理観が壊れているよく人が死ぬ世界観です。
そして新作のリンバスでは多数の仲間キャラが存在します。
キャラ毎の経歴や性格も個性豊かです。私の推しは左から4番目のタバコの女です。顔がいい・・・

公式Twitterより

このゲームの目的は都市を飛び回り”黄金の枝”を探すこと。彼ら、彼女らは主人公(性別不詳、記憶喪失)の指示に従って戦ってくれます。都合がいいですね。しかし、勝つとは言っていません。相手が強かったり指示が適切でないと死んでしまいます。しかし、安心してください。主人公の特別な力で上の画像の12人だけは何度でもよみがえります!

おかしいでしょ!!!

しかもこのゲームは本当にイカれているので、仲間キャラの死亡描写をしっかりしてくれたりします。腹に穴が開けられたり顔がつぶされたり首を斬られたり・・・
命を軽々と扱います。それがLimbusCompany


ほの暗い世界観を引き継いでいる

これまでのプロムン作品の続編なので、世界観は「技術が進んだディストピアで便利なものやありえないような技術が使われているが、享受できるのは一部だし生きる価値のない底辺がたくさんいる」といった感じです。
初期作品が影響を受けているコンテンツがややホラーだったとはいえ、続編を含めて都市全体が病的でひねくれている。そんな世界観を確立してきました。その世界で主人公たちは都市を飛び回り探索をするのです。

プロムンはキャラの作りこみが丁寧なので、2作品目には多数のモブ的存在が登場しますが、そういったキャラについても一定のファンがいることが多いです。また、そういったキャラが属していた組織(ヤクザっぽいのだったり、暗殺組織だったり)もあるのでユーザーの間では「W社すこだ・・・」のような会話が飛び交います。

ややコミカルなストーリーで読みやすい

リンバスはこれまで話してきた陰鬱で病的な世界観から繰り出される物騒なソシャゲ・・・ではありません!倫理観は終わっていますが、正義のためにヤクザに喧嘩を売ってしまったり警備厳重な会社で暴れたりします。その結果として計画がつぶれたりキャラが爆散したりしますが・・・まぁ蘇るんで平気です。
ちゃんとコミカルなシーンだと敵に「踊れ!」と言われてお坊ちゃんがマラカスを使って踊らされるシーンはみんながネタにして楽しんでいます。
基本はブラックジョークになりがちですが、テンポもよく楽しい12人の問題児がワイワイ都市を巡っている。そんな気にさせてくれます。

しかし・・・プロムンの真骨頂はエグいシーンを作ることにあります。
コミカルで読みやすいとはいったものの、ゴア表現と目をそむけたくなるような過去の描写も心にきます。



おわりに

ここまで思うままに書いてきました。
ゲーム性よりもストーリーを重視しているのがプロムン作品だと思っています。なのであまりゲームの中身には触れませんでした。(ゲームとしても過去作はかなり面白かった)

まぁ正直に一般人に広く勧められるコンテンツではありません。
ですがもし、あなたが闇のオタクであったりしてグロが平気だったりしたなら、一度でもプロムン沼に足を踏み入れてみませんか?心にいい感じに傷を負えると思います。

このような駄文ですが、読んでくれてありがとうございました。ぜひスキ押してください。


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