当時小学生の女児に性的暴行…元教師に懲役5年の判決
2012年5月、教え子だった当時13歳の女子児童Aに性的暴行を加えようとしたとして児童売春、準強姦未遂、ポルノ禁止法違反の罪に問われていた河嶌健被告(48)に東京地裁は懲役5年の判決を言い渡した。
嫌がる女子児童Aの陰部を触り口淫をさせ、その様子を撮影
被害者が小学生6年生の時、河嶌による性的行為は始まったという。
Aの陰部を触り、口淫させるなどし、河嶌自身の陰部を被害者Aに押し付けることもあった。
河嶌はその様子を撮影していた。
Aが中学生になってからも行為は続いた。
河嶌がAの弟であるEを担任に受け持ったことで、Aは抵抗などすることでEが理不尽な扱いを受けることを恐れた。
Aは行為中撮影をされる際、何度も河嶌の手を払い、自身の顔を隠し「顔映しちゃだめ」「やだ」など言い嫌がる素振りを見せたが、河嶌は「泣かせたくねーし」など言い撮影を続けたという。
これらの動画を拡散されること、Eが不当な扱いを受けることを恐れAは誰かに被害を打ち明けることができなかったという。
抵抗しても意味が無い虚しさから、Aは次第に抵抗を諦めていった。
当時河嶌は36歳、身長は173cm、体重は100kg以上と女子児童との体格差は歴然だった。
河嶌は当時の行為を「Aが嫌がることはしていない」と主張するが、動画に映るAの様子、Aが法廷で語ったことなどからその主張が河嶌の独断であることは明らかだった。
以上のことから、抵抗できないAに漬け込み行為を常習的に繰り返したとして、未遂に終わった強姦事件としては相当重い懲役5年の判決を言い渡し、河嶌のスマホ1台、USBメモリを没収することとした。
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