怒鳴る男に我慢が出来ない!!これは今は亡き父とのトラウマだったから………③わたしのカルマ

相変わらず、オフィスビルの

トイレ清掃は続いていた。

前は事務所の女性トイレだけだったのに

最近は男性トイレ、シャワールームも

担当になった。

普段は男性トイレは

男性パートさんの担当だったのに。

急にわたしに回ってきた。

女性トイレ2ヶ所、男性トイレ2ヶ所、

女性シャワールーム1ヶ所、

男性シャワールーム3ヶ所、

女性更衣室、喫煙室、事務所廊下、

洗濯室、あと休憩室、キッチンのゴミ捨

ても。ザッとこれだけの仕事を午前中、

一人でこなさなければならない。

手抜きができればいいが、手抜きは

出来ない性格だから。

相変わらず、例の殴打事件の主犯女性や

その取り巻きたちは、ひまをもてあま

し、洗濯室でおしゃべりに花を咲かせて

いた。

わたしがこれだけの仕事量をなんとか

効率的に済まそうと

知恵を絞っているのに。

なんだか腹が立ってきた。

手伝いを申し出てくれるのは障害のある

彼女だけだった。

やっぱり不公平なシフトが組んである。

トイレの手拭きのシートはコロナの影響

で増えていた。

捨ててもすぐゴミ箱は

いっぱいになってしまう。

ゴミ袋をキッチンに設置された

90リットルのゴミ袋に入れた。

他にもまだ何ヶ所かの

トイレのゴミ袋は出るから、

いっぱいになったら、

ゴミ収集所へ出すつもりだった。

すると、いつもひまそうに

ブラブラしている高齢の男性パートさん

(実はいつもブラブラしていること、滑舌が悪く何を言っているかわからない、
表情が意地悪で恐い→以上で嫌い、苦手、関わりたくない人物の代表だった)

彼が急にわめき出した!!

(何?なに言ってんの?)

なんかわたしに文句があるらしい。

マスクもしているし、

興奮しているから

喚き散らしているだけで、

本当になにを言っているのか

わからない、

「もっとハッキリしゃべってください!」→急に真っ赤になって怒鳴りだした。

怖くなってわたしは

事務所に駆け込んだ。

運悪く、若い能面社員と

バワハラ短気社員しかいなかった。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?