精神科医がみるブラッククローバー

大人気アニメブラッククローバー。今回は、全体像から。一人一人語りたいくらい好きなんですけど。

このアニメで伝えたいこと。

1つ目は

目に見えることだけで判断しないこと

主人公のアスタはもともと魔力が全くない。ユノも下民出身。(最初の設定)ノエルも自分を受け入れてもらえなかったり、フィンラルも弟が優秀すぎたり。そんな心に何かを持っている人たちが集まっているのが黒の暴牛です。みんな実家にいた時は、魔法ができないこと、強さや階級だけで評価されてきていますし、自分たちもその中で生きています。その姿はなんとなく生きにくそう。でも、みんなアジトではすごく楽しそうですよね。

学校でも会社でも、どんなに楽しそうに見えたり、裕福そうであっても、見えるものってほんの一部。お金持ちの家だから幸せとか、順風満帆な育ち方だ、なんていうのは勝手な決めつけです。その人たちが、なぜアジトで楽しそうなのか。それは、そういった目に見えるもので人を評価しないから。ノエルに対しても、あの扱いですけらね。そこでは、貴族の〇〇ではなく、ただの〇〇。だからこそ、一緒に戦えるし、助け合える。

私の知り合いで、超超超お金持ちのお子さんがいます。その子は(お金があるから不幸になるんだ…)と思って、札束と車を燃やそうとしたといってました。はたから見たら、贅沢な!と思うかもしれませんが、彼女にとっては真剣な悩みでした。何が幸せかなんて、心の中を覗かないとわからないんですよね。

そして、もう一つ好きなところは、

自分で方法を考えて方法を導き出し、決断は全て自分自身

という所です。ヤミは、今ここで限界を超えろ、とか、気のなんとなくの説明をするだけで最終的な方法を「こうしなさい!」とは言いません。

今ここで限界を超えろ!というのは、抽象的でわかりにくい声がけですが、それは、

まずは自分で考えろ

ということです。それでわからなかった場合、ちゃんと団長がいる。そして、団長自身も限界を越えようとする。

一緒に成長していく

んですよね。リーダーが。それって超かっこいい。
リーダーって強くないといけないとか、全部知ってないとダメとか。んなことない。
一緒に成長する姿が、この人も努力してるんなら俺も…ってなるんです。だから、この団長たちの姿、私は全国のリーダー、コーチに届けたいなーって思います!


私の推しは、ラックとナハトです。なんも精神論かんけいないです。見た目とぶっ飛び方。


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