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アフリカ・タンザニア体験記⑯

私は、20歳の時にアフリカのタンザニアに1カ月間滞在しました。
なぜアフリカに行こうと思ったのか?その経緯は下記の記事に綴っています。
20歳で経験した、初めてのアフリカ
前回に引き続き、タンザニア滞在中に書いていた日記の内容を、備忘録までに、原文のままここに転記していきます。
これからアフリカに行くことを検討している方や、アフリカに興味のある方に、何かしらお役に立つことが盛り込まれていたら嬉しいです。

2005年8月5日
とうとう Last night in Tanzania!!
バガモヨはとってもいいところでした。ちょっと空が曇っていたのは残念だったけれど、海岸がすごくきれいで、fish market をやっているあたりはザンジバルを思わせるような独特な雰囲気があった。
でも、観光客は全く見当たらなく、とても一人で歩く勇気はなかったため、ガイドを雇った。2000Tsh (今のレートで約112円)で交渉して、museum からkaole ruins まで見せてもらうつもりだったけど、とても時間が足りそうになかったため、museumだけ見て終わりにした。ガイドしてくれた男性もあまり英語がうまくないから会話もできず、たくさん歩いたせいか最後は不機嫌になっていたので、仕方なく彼の要求通り、5000Tsh払ってあげた。まぁ一人じゃ絶対何も見れなかったから、仕方ない。

バガモヨは、つい最近まで奴隷貿易が行われていたらしい。
それを辞めさせて、多くの奴隷を解放したのがキリスト宣教師だったから、ここではクリスチャンが深く受け入れられたとか。世界史で習ったリビングストンも奴隷解放を手伝った一人だってことを初めて知った。
世界史をもう一度勉強しないとなぁと思った。もちろん日本史も。知りたいことがたくさんある!
とりあえず、バガモヨは行って良かった。予想外に遠かったけれど、Dar (ダルエスサラーム、タンザニアの首都)から離れて見れるものもは多い。
お昼はなかなか発車しないバスで2時間過ごしてカップケーキ3個しか食べられなかったため、5時頃POSTA(宿泊先の最寄りのバス停)に戻ったころには腹ペコ。最後の夜だし贅沢しようと思って、近くのちょっと良さそうなレストランまで行くことにした。City Hall (市役所)併設のレストランは、かなり庶民向けではない、いい感じのお店で、どうしたものか、、、と思いつつも、大好きなチャパティにやっとありつけて大満足。タンザニアの食べ物(もとはインドかも)で一番恋しくなると思われるのはやっぱりこれだなぁ。小麦粉も油もあるから、日本でももちろん作れるんだけど、たぶん一人じゃ作らないだろう、、、明日もお昼に持っていこう。
夜ごはんのあと、YMCA(ゲストハウス)の前で、気のいいJacobと友達になった。実は昨日、私が絵を買ったMathiasと友達だってことも分かって、びっくり!色々話しているうちに、”Jambo, jambo bwana… ” の有名な歌のCDをくれることになって、嬉しかった。CD屋さんがどこを探しても見当たらなかったから。やったぁ!
最後の夜にふさわしい、楽しくて素敵な日になりました。
I'll come back to Tanzania.
(タンザニアには必ず戻ってこよう!)

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