見出し画像

絶対に諦めない姿勢を学ぶ、「ディアファミリー」

こんにちは、藤井このみです。
友人の勧めで、久しぶりに映画館に行ってきました。
目的は、「まじでデトックスになるくらい、感動で泣きますよ」と友人が絶賛し、そのストーリーの要約を聞くだけで私も泣きそうになった、「ディアファミリー」という映画を観るためです。

※これから観る方もいらっしゃるかもしれませんので、ネタバレとなるような話は盛り込まないようにしますが、完全に前情報なしで映画を楽しみたい方は、これ以上読まないでください。

舞台が私の出身地である名古屋だったこと、最近改めてハマっているミセスグリーンアップルの楽曲がラストに流れる映画だったことなどが重なり、観る前から特別な思い入れがなぜか私の中にありました。
感動のストーリーと聞いていたので、最近改めて今後の人生に向き合うタイミングを迎えている友人をあえて誘い、一緒に行ってきたのです。

結論、めちゃくちゃいい映画でした。
開始10分頃からすでに涙が止まらず、終始涙しながら、中盤は目だけでなく鼻からも水分が止まらなくなってぐちゃぐちゃになりながら食いつくように観た映画でした(汚くてすみません笑)。

ざっくりとした映画の概要をお伝えすると、
心臓病を患う娘のために、町工場を営んでいたお父さんが全力で人工心臓を作るための挑戦を家族を巻き込んでしていく、実話をもとにした物語です。
もちろん、お父さんは医療業界の知識はゼロ。あるのは、娘の命をなんとか救いたいという想いのみです。今ある心臓病の治療方法の裏には、過去命がけで奮闘してきた家族のストーリーがあったことを初めて知り、たくさんの学びがありました。

私が自分自身の人生と照らし合わせて感じたことを一つあげるとすれば、それは「タイムリミット」の大事さでした。
本気で何かに打ち込んでいたとしても、タイムリミットが決まっている人と、タイムリミットがない人の本気度は全然違う。だから、本気で大きなことを成し遂げようとするなら、タイムリミットを明確に自分で決め、それ以外のことはすべて断ち切るほどの集中度合いで向き合う必要があります。

自分はあと10日の命だと明確に余命宣告されていれば、それくらいの本気に簡単になれるのかもしれませんが、そうでもない限り、人は簡単に余裕をかましてしまいます。今の自分もそうなっていないか?と振り返り、姿勢を正すとても良い機会となりました。

もう一つ、映画の中でキーワードとなっていた言葉が印象的でした。
それは、「それで、次はどうする?」という言葉。
タイムリミットがある中、達成すべきことが明確に決まっている時、それを達成するための道のりは簡単ではありません。一つの方法がダメだった。別の方法を試したが、それもダメだった。こうした失敗経験が重なったときに、「やっぱり無理なんだ」というのか、「それで、次はどうする?」と自分に問いかけるのかで、こんなにも結果が変わるということを学びました。

いろんなものが整っている今の時代に生まれ、何不自由なく生きられる状態で、今の私たちが平和ボケしてはならないなと感じます。
目標を打ち立て、期日を決めて達成していく必要があるし、そのための勇気や前向きな姿勢がこの映画にはたくさん詰まっていました。

映画からもらった学びや想いを胸に、今日もやるべきことをやって、目標を達成します!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?