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アフリカ・タンザニア体験記⑥

私は、20歳の時にアフリカのタンザニアに1カ月間滞在しました。
なぜアフリカに行こうと思ったのか?その経緯は下記の記事に綴っています。
20歳で経験した、初めてのアフリカ
前回に引き続き、タンザニア滞在中に書いていた日記の内容を、備忘録までに、原文のままここに転記していきます。
これからアフリカに行くことを検討している方や、アフリカに興味のある方に、何かしらお役に立つことが盛り込まれていたら嬉しいです。

2005年7月19日
今日は、受け入れ先NGOにて、一日中ワークキャンプのオリエンテーションだった。
長くて疲れたけれど、このオリエンテーションのおかげで、今まで不安だったことが解消された気がした。
その不安というのも、このワークキャンプに参加しているほとんどの人が、実は旅行の延長でここに来ているだけなんじゃないか?てこと。観光気分で、着ている洋服もオシャレ、私が気にしていた化粧だって平気でしている。みんな一体何しに来たんだろうってすごく思った。ケニアなど近隣国からタンザニアに来ている参加者たちも、お金持ちばっかりで、スーツケースにいろんなものを詰めて、本当に”楽しみに”来ているんだなって。
もちろん、それが悪いわけではないけれど、せっかくここまで一人で来たからには、私はボランティアのワークキャンプで現地の方の役に立てるように、それに見合うだけの覚悟は決めてたいろいろ見ているうちに、ただ単に、私の考え方が違うんだって気づいた。タンザニアは、私が思っていたより全然発展していて、目につくところのほとんどは、日本と何ら変わらない。でも、その裏にはいろんな問題が隠れていて、それはHIV/AIDSだったり、Globalizationの影響だったりする。このことについて、ディスカッションを参加者のみんなでやったとき、欧米人の考え方とアフリカ人の考え方で、重なる部分とそうでない部分が垣間見れた気がした。でも、アフリカ人はアフリカ人でやっぱり苦しんでいて、皆が皆、発展しようと必死なだけ。

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