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積み重ねの大切さを教えてくれた人

母が愛してやまない西武ライオンズ。
おかげで物心ついた頃から私もずっと応援しています。

みんなが心待ちにしていた栗山巧選手の偉業が本日達成されました。
2041試合目にして史上54人目の2000本安打。西武ライオンズの生え抜きとしては初の達成者となります。入団から20年目で辿り着いた素晴らしい記録となりました。

昨日が38歳の誕生日で、そんな記念の日に達成するのではとみんなの期待が高まりましたが、この日はヒット1本で2000本安打まで残すところ後1本という結果に終わりました。誕生日に偉大な記録を達成した人はいない、これは史上初となるかもとテレビの解説者が興奮気味に話していましたが、いつ何時も何も変わることなく、一つ一つを丁寧にこなして行く栗山選手らしく、誕生日翌日に決めてくれました。こういうところが彼らしいと思います。

高校卒業後18歳からライオンズ一筋。
同期の中村選手から花束が贈られた時の栗山選手の笑顔と、中村選手の笑顔を見たときは感動で泣きそうでした。
試合後に中村選手が『20年間ずっとライオンズで一緒にやってきて、自分にとってはクリ(栗山)がいてくれることが当たり前「普通」なんです。』と話していて、温かいコメントにまた泣きそうになってしまいました。

FA(free agent:選手があらゆる球団と選手契約ができる権利)で他球団に移籍する選手が多い中、高卒からプロの世界に入り20年間ずっと西武ライオンズ一筋でいてくれる栗山選手と中村選手。
選手生命が短い人も少なくない厳しい世界で、20年も現役で活躍できるなんて本当に素晴らしいことです。

誰よりも早く球場入りして誰よりも多くバットを振って、常に厳しく自己管理を行い努力を積み重ねた栗山選手。おめでとうございます。感動をありがとうございました。これからも応援しています。

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