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問題を先送りにすると後々大変なことになる

今日もご訪問いただきありがとうございます^^

ちょっぴり増えた体重

ちょっぴり散らかった部屋

明日から間食は控えよう

今日は疲れてるから明日にしよう

大半の人が面倒くさがり屋さん

私もそうだったので、その気持ちがよくわかります。

私は人工透析の看護師として長年携わってきました。

人工透析を必要とする原疾患(もとになる病気)として、2019年末現在の新規導入患者の第一位は糖尿病(糖尿病性腎症)からです。

個体差はあるものの、健康診断等で血糖値の高さを長年指摘されていたにもかかわらず、放置したままにしてある日突然「腎臓の機能が低下しているため、今すぐ透析を始めないと命にかかわります(尿毒症や心不全等により命の危険を及ぼす恐れがあります)」と医師に宣告されるわけです。

ちょっぴり上がった血糖値

改善せずに「また明日」

これを繰り返すことにより、少しずつ上がっていく血糖値は血管に大きなダメージを与え、腎臓(人工透析)、眼の血管(失明)、末梢神経(下肢切断)に支障を来たし取り返しのつかないことになります。()内は合併症が進行した場合に起こり得ることです。

命にかかわるくらいのことではないと、人はなかなか重い腰を上げないのかもしれませんね。もちろん、その前に気が付き行動する人もいます。

「今すぐこの部屋を片付けないと、命にかかわりますよ」

「今すぐこの書類を提出しないと、命にかかわりますよ」

これなら「今すぐ」取り掛かりますかね?

そうは言っても、実際に部屋が散らかっていても生きていけますから、説得力がありませんね。

しかし、少しずつ上昇した血糖値が徐々に血管壁を傷つけるように、現状の問題を先送りにすると積もり積もって後からしっぺ返しが来ます。

問題解決はその都度その都度行うことで、改善に使う時間もエネルギーも少なくて済みます。

「今年の汚れ今年のうちに」と言うコマーシャルがありましたが、出来る限り早く取り掛かるようにしたいですね^^

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