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『千夜ちゃんが真相に辿り着くまで』 前編

はじめまして。

本稿を概説すると"白雪千夜の過去をできる限り時系列に並べた"です。

当初の執筆目的は"幼い頃の千夜ちゃんは日本で暮らしていたのか、外国で暮らしていたのか"を探るためでした。
それを探るために現状語られてる範囲を時系列に並べいたのですが、最終的にちとせの「長くない」発言の仮説に辿り着いたので改めた次第です。

前編は千夜ちゃんの幼少期から12歳までをできる限り時系列に並べ仮説を述べてます。(この記事が前編です。)
前編以降は"ある可能性"を一つ加え、
最終的に『黒埼ちとせが「長くない」理由』の仮説を述べます。

全編とも、あくまで"現状語られている範囲"の仮説です。
今後の物語の紡がれ方次第で自分の解釈もまた変わります。

また、デレステ時空の考察です(個人的に非常に大事…)

以下本文。



はじめに


「私の全てを焦がして、焼き尽くす」。

白雪千夜の「たいせつなもの」を燃やし、彼女の人生を激変させた過去。
この出来事を境に彼女が天涯孤独に陥ったと自分も思いました。

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しかしこの過去、いつ、どこで、何が起きたのか、作中で具体的に語られていません。

ちとせより語られていない、千夜ちゃんの過去。
ひとつひとつ、できる限り遡っていきます。



「夢を見なくなった」のは「幼い頃」


千夜ちゃんの語られている過去はおおよそ以下の独白です。

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他は杏に教えた範囲か、彼女の口からこぼれた言葉程度しか分かりません。

これだけでも結構…いや…かなり悲観的な生い立ちが伺えます。

この独白で千夜が語る「夢」は「眠って見る夢」を主体に置いてないはず。これとは別の独白で「たまに見る夢」を語っているのがまずひとつと、
この独白を「眠って見る夢」として読むのは、自分は違和感を覚えます。

「夢」。
ごく普通の人生を歩む人なら誰しもが見る。
幼い子どもなら尚更のことです。

でも白雪千夜の人生はごく普通の人生を歩む人々と相違します。

「ずっと前から、夢を見なくなった」。

これが「幼い頃」より続く、白雪千夜の人生です。

しかし夢を"見たことがない"とは言っていません。
ある時を境に、夢を「見なくなった」

では、千夜が「夢を見なくなった」時期は何時だろう。
杏に話していた、「独りになった」、「12のとき」?

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17歳が12歳(5年前)を「幼い頃」や「ずっと前」と語るには近すぎます。
これを鑑みて、千夜が「夢を見なくなった」のは12歳以前で、文字通りの「幼い頃」という方向を推します。

千夜が「夢を見なくなった」のは「幼い頃」。

れは、千夜は黒埼家で暮らし始める前から「夢を見なくなった」状態かもしれない可能性、すなわち、白雪千夜が「夢を見なくなった」経緯は黒埼ちとせが彼女を「僕」にする経緯とは無関係の可能性を意味します。

また、「夢を見なくなった」過去に続けて語っている、
「灰色の現実を塗り替えていく日々」。

この日常が「夢を見なくなった」時から始まったのか、それとも後から始まったのか定かではありません。
けれども「僕」と関係無く「灰色」だったなら、黒埼家で暮らし始める以前はこれが日常であり白雪千夜の人生だったと十分に考えられます。


白雪千夜は「僕」となる以前の「幼い頃」から
夢を見ない「灰色の現実を塗り替えていく日々」を生きてきた。


本稿はこの解釈で進ませていただきます。



夢を見ることが出来る人の定義


「夢を見なくなった」きっかけは何だろう。

「私の全てを焦がして、焼き尽くす」、千夜を天涯孤独に追い込んだ火事?

おそらく異なります。

千夜は夢を見ることができる人の定義を独白しています。

「夢を見ることが許されるのは、華やかな人生を送る人だけ

これが千夜が捉えている"夢を見ることが出来る人の定義"です。

一時の、何らかの出来事が「夢を見なくなった」引き金ではない。
千夜の定義は「華やかな人生」を送っているか否かです。

また「灰色の現実を塗り替えていく日々」は「華やかな人生を送る人」との対比を示しているように捉えることも出来ます。

つまり千夜は


「幼い頃」から「夢を見なくなった」白雪千夜は
「華やかな人生を送る人」の影響で
己の人生を「
灰色の現実」と諦観するようになった。


く、暗すぎる…というか灰色で済んでなくない…?



歪な可能性


では、白雪千夜にとっての「華やかな人生を送る人」とは?

可能性は様々ですが、一先ず黒埼ちとせと千夜の親御さんに絞ります。

お嬢さまにせよ親御さんにせよ、彼らが千夜に夢を見させなくなった元凶だとは、そもそも考えたくないのですが…

まずは黒埼ちとせお嬢さま。

千夜にとっての「華やかな人生を送る人」として真っ先に挙がりますね。

「華やかな人生を支える人でいたい」と願う千夜ちゃんと、その願いを主従関係で形にしているお嬢さま。

「灰色の現実」を生きてた千夜が、彼女にとって「華やかな人生を送る人」である黒埼ちとせの人生を支える今現在の繋がりを踏まえても、ちとせが「華やかな人生を送る人」に該当するのは間違いないです。

でも、それは"今現在"の話です。

黒埼ちとせと暮らし「僕」となる以前の「幼い頃」に「夢を見なくなった」のが白雪千夜の人生。
なら「華やかな人生を送る人」は、お嬢さまと別に既に彼女の人生に存在していたことが想定できます。

つまり千夜を諦観させた「華やかな人生を送る人」はお嬢さまではない可能性は残されている…

続けて千夜の親御さん。

う~ん…考えたくないというか、そもそも考えられないというか…

千夜ちゃんは「あんな、親いなければよかったのに……。」って嘆いてる女の子を優しい声で諭してたじゃん…?

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そもそも親が自分を虐げてたなら「たいせつなもの」にならなくない…?

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でも千夜ちゃんは家庭事情に他人が出来ることは「最初からありません」
って断言するほど諦観した姿勢をもっている…
この言葉自体は千夜ちゃんがそれを実感してるからこそだと思う…

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じゃあ実は…親から虐待を受けつつも「たいせつなもの」だった…?

歪な可能性が見える…

でも千夜ちゃんの親御さんが彼女を虐待していたとまだ言い切れません。
(というか思いたくない)

逆を言えば…虐待していないと断ずることも出来ないのですが…

「華やかな人生を送る人」が誰なのか。
現状の解釈で自分が考えている該当者を、後編で述べます。

歪な可能性を残したままですが、千夜が語る「幼い頃」が少し見えたので、ここでひと段落です。

…と言いたいところですが、先日の千夜ちゃんの誕生日で「幼い頃」にまつわるエピソードが千夜自身により語られました。
この記事を書き始めたタイミングと重なっていたので、この記事を書く上でも重要で印象深いエピソードでした。

これはモバマス時空の描写です。

自分は普段から「モバマスとデレステは別時空」と断言しておりそれは今後も一切揺るぎないですが、自然に重なる設定は積極的に拾います。
じゃないと流石に同姓同名の別人になってしまう…平行世界…)

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千夜ちゃんは祝い事と無縁の人生を送ってます。

誕生日すら無縁の人生って相当ですよ。
(283プロのあの子…)

「夢を見なくなった」
「灰色の現実を塗り替えていく日々」
「祝い事は、無縁」

「幼い頃」の千夜の人生…やはり灰色すら優しい表現としか…なぜ灰色…?

今度こそ、ひと段落です。

重い過去しか出てこない…



白雪千夜と黒埼家を結ぶキーワード


次に掘り下げるのは「幼い頃」の少し先、千夜が「12のとき独りになった」当時の状況です。

黒埼のおじさまと千夜ちゃんの関係を思い出してください。

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「後見人」ですね。

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「12歳で独りになり、おじさまが後見人となって黒埼家で暮らしはじめた」が千夜が黒埼家に辿り着くまでの大よその経緯です。

この「後見人」という制度は、白雪千夜と黒埼家を結ぶくキーワードです。
「12のとき」に限らず、それ以前の関係も断片的ですが掴み取れます。

では、黒埼のおじさまの立場でもある、「後見人」とはそもそも何か。

後見人は成年後見人、未成年後見人と分かれますが、千夜に該当する未成年後見人の概要を載せます。

(自分は現場で働いてる人ではありません。また教科書程度の知識で述べています。実態はこうです、こういう事例もあります、という意見は必ずあると思いますが、凡そ、最大公約数的な見解で進行します。じゃないと埒が明かない…というか専門分野の特例を描写するゲームじゃない…)

 親権者の死亡等のため未成年者に対し親権を行う者がない場合に,家庭裁判所は,申立てにより,未成年後見人を選任します。

 未成年後見人とは,未成年者(未成年被後見人)の法定代理人であり,未成年者の監護養育,財産管理,契約等の法律行為などを行います。

裁判所:未成年後見人選任 1. 概要 より引用

後見人は、
①親権者が亡くなっている
②親権者がその親権を有するに相応しくない
といった状況で、子どもを守るために用いられる制度です。

①は文字通り、②は例えば虐待などですね。

今のところ千夜ちゃんがどちらの状況だったか決定付ける描写は無いです。
が、千夜ちゃん自身が「独りになった」と語っているので、①の可能性が高いと思っています。

というか、「独りになった」結果で黒埼のおじさまが後見人になったから、親御さんが我が娘を虐げていたとは思い難いんですよね…

でも「独りになった」以前に虐げていた可能性はまだ否定できないから…

次が後見人になれる人物の概要です。

未成年者(*)
未成年者の親族
その他の利害関係人

(*)未成年者が申立てをするには意思能力があることが必要です。

裁判所:未成年後見人選任 2. 申立人 より引用

黒埼のおじさまは3つ目の「その他利害関係人」に該当します。

参考した親権や現行の制度を紹介してるサイトのリンクも載せておきます。

政府広報オンライン:児童虐待から子どもを守るための 民法の「親権制限制度」 | 暮らしに役立つ情報

離婚ハンドブック:未成年後見人とは?後見人になれる人、親権者がいると申立てできない?



拭えないぞこの事実


"黒埼のおじさまは白雪千夜の後見人"

この事実は千夜と黒埼家の関係を考える上で極めて重要です。
千夜が「独りになった」以前から、黒埼のおじさまが白雪千夜の後見人に選任されるに足りえる関係性を築き上げていた事実を裏付けるからです。

後見人は名乗り出れば誰でもなれるものではありません。
"申立て"から始まり"家庭裁判所に選ばれる"行程を必ず通ります。

実質的に子どもの親権を背負うので、その立場相応の人物と認められなければ却下されます。

もし黒埼のおじさまが千夜が「独りになった」時はじめて現れた赤の他人だとしたら、たとえ白雪千夜本人の望みだとしても、おじさまが後見人に選任される可能性は低いです。

ここで重要なのは、黒埼のおじさまは後見人に選任されている事実です。

これはつまり、第三者から見ても黒埼のおじさまが白雪千夜の後見人に足りえる関係を築き上げてきた背景を意味しています。
また、黒埼のおじさま延いては黒埼家という環境が千夜の健全な成長に害をもたらす存在ではないと認められたことも伝わってきますね。

個人的にですが、千夜が黒埼の家に辿り着くまでの背景で少し引っかかっているところがあります。

千夜は「独りになった」と言いつつ、
黒埼のおじさまが「誘ってくれました」とも語ってます。

「独りになった」が文字通り親も他の親族も全ていなくなった状況とストレートに考えることもできるのですが、
"誘われた"なら、その誘いを断ってもいい、他の選択肢もあったかもしれない可能性もあるわけですから。

もしかしたら他に千夜ちゃんを引き取ろうとした存在(遠い親戚など)もいたのかもしれませんね。
名前だけしか残らなかった千夜ちゃんを引き取ることに意味があったなら、白雪家はとても立派な家系で、千夜ちゃんはそこのお嬢様だった
…のかもしれないですし。

でもね、おじさまは千夜の後見人に選ばれてるわけ。
拭えないぞこの事実。

たとえおじさまの他に白雪千夜を引き取ろうとした存在がいて、それが血縁者だったとしても、「独りになった」千夜が生きていく上で当時考え得る最良の環境が黒埼家だと認められたのは確定です。

おじさま頑張ったろうなぁ…娘と親しい子が災難に見舞われて…物証も何も無いのに…そこから選任されたんだ…おじさま主人公で物語紡げるよ…

ただ、自分が気にし過ぎているだけで
"心神耗弱だった千夜ちゃんに声を掛けたのが黒埼のおじさまだった"
という話かもしれません。

かもしれませんというか、「独りになった」を文字通りに読み取れば、文字通り「独りになった」のだから親族すら残されてなかった方が真っ当です。

でもこのnoteは妄言帳だから!妄言残すことに意味があるわけ!
可能性は見出すこと自体に意義がある…これからも考えていくぞ…

ただ、文字通りの天涯孤独にせよ引き取ろうとした存在が他にいたにせよ、
千夜が"誘いに乗った"ことは重要かもしれません。

「独りになった」千夜は名前以外は何も残らなかった背景が彼女自身の言葉からも伺えます。

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上で少し触れましたが、千夜ちゃんが「独りになった」時、彼女と黒埼のおじさま・黒埼家の関係を示せる物証が残っていません。

「独りになった」当時の千夜が心神耗弱だった可能性も十分想像できます。
そんな12歳の女の子の言葉でも汲み取るほどに白雪千夜と黒埼家の繋がりが第三者から見ても明らかなのです。
(もちろん、当然、黒埼のおじさまが尽力した背景があると思います。)

だから、黒埼のおじさまが申立人になることより、白雪千夜自身が申立人となることに意味があったのかなあ、だから"誘った"のかなあ、などと…

後見人に詳しい人!そのあたりに意味が伴うのか教えて!

長くなりましたが、「幼い頃」から少し先の、「独りになった」12歳当時の千夜ちゃんが黒埼の家に辿り着く背景には
"白雪千夜と黒埼家が良好な関係を築き上げていた事実があった"
こと伝えたかった…それが本項でした。

「独りになった」当時の千夜と黒埼のおじさまとの関係が見えてきたので、もう一度まとめます。


白雪千夜は「華やかな人生を送る人」の影響で
己の人生を「灰色の現実を塗り替えていく日々」と諦観し
「幼い頃」から「夢を見なくなった。」

白雪千夜は「12のとき独りになった」。
身寄りが無くなった彼女を、おじさまが「黒埼の家にこないか」と誘った。

白雪千夜に拒む理由は無かった。

そうして白雪千夜は黒埼家で生きる道を選んだ。



否定できるものなら否定してみろ~~~~~~~~


千夜ちゃん個人と黒埼家が具体的にどのような関係だったのか。

正直、明確な繋がりは読み取れていません。
彼らの関係を表している具体的な描写は皆無です。

ですが一つだけ分かります。

黒埼ちとせが白雪千夜に積極的に働きかけていた過去です。

どんな過去か…VelvetRoseが好きな人ならもちろん分かりますよね…

ちとせは千夜ちゃんに一目惚れした(周知の事実!)

この過去を知らない人はモバマスのリフレッシュルームコミュ、
「真紅に魅せられて…VelvetRose」を見よう!

アカウントさえ持っていれば、いつでも垣間見ることができます!

贈る薔薇の本数を介して、ちとせは千夜に秘めた想いを語っています。

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ちなみに千夜ちゃんがお嬢さまに渡すと例えた薔薇は1000本。
偶然(必然だが?)でしたが、1000本の意味は「1万年の愛を誓う」です。

しかもこれだけでは収まり切れない切らないお互いの愛が詰まっている…
知らない人は是非このコミュを垣間見てほしいです。

"贈り合う"薔薇の本数の意味、すごいよ!!
興味が持てたら!ぜひ!調べて!

これまたモバマス時空のコミュ(限りなく貴重で極めて重要な描写)ゆえ、「一目惚れ」がデレステ時空でも共通しているのか定かではありません。

だけど!今それが矛盾する描写は無い!むしろ合点しかない!
ちとせが千夜に一目惚れしたのは事実!事実です!事実です!

否定できるものなら否定してみろ~~~~~~~~

「何者にもなれると思ってた」
「欲しいものはすべてこの手にある」

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そんな黒埼ちとせにとって、その手の中に"無い"白雪千夜との出会いは衝撃的だったと思われます。

たとえば、おじさまが白雪家と親睦を深めることはおじさま個人や黒埼家に利益があったのかもしれません。
ですが「華やかな人生を送る人」と真逆の人生を歩んでいる幼き千夜とおじさま個人の距離が近しくなる理由が現状は見当たりません。

黒埼ちとせは「華やかな人生を送る人」側でありながら、「灰色の現実」を生きる白雪千夜に一目惚れした。
それが黒埼のおじさまが白雪千夜の後見人に選定される道のりの第一歩だったことは確定的に明らか。



「美しさは磨くものじゃなくて見出すもの。」


では、お嬢さまは千夜ちゃんのどんなところに一目惚れをしたのか…

これはちとせの価値観から推察できます。

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「美しさは磨くものじゃなくて見出すもの。」

(美しくない配置が見えるぞ)


黒埼ちとせにとって「美しさ」は外見からくるものではありません。

「美しさ」は既に内在している。
これが黒埼ちとせの「美しさ」の定義です

「灰色」の千夜にちとせが一目惚れすると、ちとせが過去の千夜に見出した「ルーベンスの天使のような笑顔」や「太陽」に矛盾するのでは…という見解もあると思いますが、個人的には逆に筋が通ったと解釈しています。

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「ルーベンスの天使のような笑顔」も「太陽」も、始めからそれらすべてをちとせに見せていたとは限りません。
寧ろ、二人がはじめて出会った時それらは隠れていたかも。

それでも黒埼ちとせは「灰色」の白雪千夜に「一目惚れ」したならば…
それはちとせが千夜の中に存在する「美しさ」を見出した他ありません。

幼い頃から千夜の人生がどんなに「灰色」に塗りつぶされていたとしても、彼女の「美しさ」は決して失われていなかった。
そしてちとせは、ちとせだからこそ、上辺の価値ではない千夜が内に秘めた「美しさ」を見出し心奪われた。

「灰色」の千夜に「華やか」なちとせが一目惚れしていたなら…
それは黒埼ちとせの超然した価値観を示す背景として寧ろ美しいです。

そして何より…こんな力強い一目惚れだったなら…
お嬢さまから積極的にアプローチしたのは必然ですよ、必然!

お嬢さまが千夜ちゃんに積極的に働きかけていた背景が見えましたね!

本当に個人的な望みで恐縮ですが、お嬢さまが千夜ちゃんに一目惚れしたことで千夜と黒埼の距離が近くなったと信じています。

ここでまた、情報を整理します。


「幼い頃」から「夢を見なくなった」白雪千夜は
「華やかな人生を送る人」の影響で
己の人生を「灰色の現実」と諦観するようになった。

白雪千夜は「12のとき独りになった」。
身寄りが無くなった彼女を、おじさまが「黒埼の家にこないか」と誘った。

黒埼家には、自分に温かく接してくれた、ちとせちゃんがいる。

白雪千夜に拒む理由は無かった。

そうして白雪千夜は黒埼家で生きる道を選んだ。



前編は以上です。


自分としては自分で見出した解釈に則って考察・妄想していくので、作中で行間が掘り下げられたり、新たな過去が描写されない限りは、大よそ本稿に基づいて今後もVelvetRoseと接します。

後編は”可能性”を一つ加えて
 「灰色の現実」に追い込んだ存在
● 火事は"何時"起きたか
● 火事は"何故"起きたか

● 「たいせつなもの」の正体
● 「僕」になった経緯

● 「長くない」の仮説

などを述べます。

モバマス時空との差異も見えてきたのですが、量が量なので、また別の記事になると思います。

消化不良気味な前編ですが後編で現状の解釈は全て載せます…
とにかく…大阪公演2日目が始まる前に…なんとしてでも…



前編のあとがき


先日は千夜ちゃんの誕生日でしたね。
(もう10日前だぞ)

誕生日絵を投稿できればいいな~と3週間近く前から絵を描いていたのですが、なにぶん絵を描くのが6年近くぶりで、しかも元から1年しか絵を描いてなかった身なので、しわの描き方が特に分からず、40時間以上かけてもバストアップみたいな構図で止まり、結局、間に合いませんでした。

アホですね…

明日の午前中には後編書き上げたい~早く書かなきゃ~

(2/17)
"中編"書けました~!

ひとまとめに書き上げると文字数が多すぎたので、3分割構成です。
中編は、白雪千夜の過去を時系列に整理した本稿を下地に、
一つの"可能性"を加えた仮説を述べています。

以下は過去の記事です。
大阪公演の待機時間にどうぞ!

Fascinateコミュの回顧が本文なので、"Be The One"を知らなくても気にせず読めると思います。

Fascinate公演はモバマス時空で開催されてない!と断定してる記事。
モバマス時空の記事は火力高めなので人によっては注意です…

シャニマスの記事です。
一つのコミュを通じてストレイライトの再認識を図った記事。
世にも珍しい"芹沢あさひなりの気遣い"を提言しているぞ!

他の記事はこっちにあります。数は少ないですが…


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