【財務分析】効率性分析

【効率性分析】
・資産を効率的に使って儲けが出ているか

②効率性分析
1.効率性分析とは?
・企業が保有する資産の使用効率を示す指標
・少ない資本で多くの売上高が獲得されていれば資産の効率が高く、効率よくカネを増やしているといえる。※資本の効率(回転率)
・貸借対照表、損益計算書両方を使って分析する
 
<総資本回転率>
 売上高÷総資本=総資本回転率

・総資産(総資本)は企業の体の大きさ
・総資本が大きいのに売上上げてない効率悪い=総資本回転率が低い

総資本回転率
・投下資本(総資産)が、1年間にいくらの売上高達成に貢献したかという
営業循環の回数を示す指標。
・総資本回転率が高いほど、少ない資本で多くの売り上げを達成しており、
資本効率が優れていると判断できる。
・単位は「回」 トータルアセッツターンオーバー

総資本   売上  総資本
100    A100   1回
      B200  2回
      C300  3回
・同じ体の大きさでA社は100で1回、C社は3回でC社が優れてる、といイメージを
つかむことが大事。

<有形固定資産回転率>
売上高÷有形固定資産(回)

有形固定資産  売上  有形固定資産回転率
(有固)        (有固回)
 100     A100  1回
       C300   3回

・有形小手資産回転率が低いということは、「どこか悪いところがある」ということ
→「なぜか」を突き止めるため、安全性分析、収益性分析を使って分析(連携)

参考:期中平均
・総資本回転率などの経営指標は、分子は損益計算書の数値、
分母は貸借対照表の数値を使用する(比較の土台をそろえて計算する)ため、
原則として分母の数値は期中平均値([「期首の数値」+「期末の数値」]÷2)を使用する
・効率性分析は両方使う。損益計算書は1年のトータル結果、貸借対照表はある日の
資産状況を表す。1年と1日を使うとあべこべ感が出るので、分母の数値は貸借対照表の
期首と期末の間をとる。

ワーク
どこかの同業二社の財務諸表をつかって財務分析を行い、比較してみよう
※ノートで手書き→エクセル表で比較
商社3社

【本日の先生】
ほらっちチャンネル/ほらっち先生
「【安全性分析】誰でもわかる!楽しめる!財務分析の基本②」
https://www.youtube.com/watch?v=rygsPZTHljM&list=PLcP46opCIDc426k4TFZNv06wOgqwLOmZZ&index=8


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