人は常に失ってから気づく
今、世界中で類を見ない自然災害が起きています。
洪水に山火事、それは、水と火の浄化です。
水に流すか、火で焼き尽くすか
そこまでしなければならなかった背景を
真剣に考えるときです。
過去に警告は幾度も発せられ
そのたび気づきを得ながらも
時が過ぎるとまた忘れてしまい
安易で便利な日常に埋没してきた。
些細な個人的争いにしても
争いのエネルギーには変わりなく
それが天に上げられ、また地上に転写される時
まるで他人事のように受け止めてきた。
この極めてシンプルで根源的なサイクルを
延々と繰り返しながらここまで来たことを
誰かや何かのせいにすることなく
ただ受け入れる必要があります。
それができた人から
大切なものを失う前に、失わないための
生き方へと切り替えていけるのです。
そうでなければ、いつか
個人的なことで悩むこともまた
恵まれた幸福であったことを知るでしょう。
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