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時を止めたくなるのは

金木犀が咲きました。
懐かしい幼なじみと再会したように
甘くやさしい香りとともに。
橙色の花は金平糖のような小ささなのに
たったひとつでも濃く薫る。
鈴なりに咲き揃う頃には
街中しあわせの匂いに包まれてゆくのです。
足早に駆け抜けてゆく季節
時間を止めたくなるのは
こんな時です。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。