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肯定と否定の間

世の中には肯定できるもの多いとは言えず
否定的にならざるを得ないことがままあります。
けれど否定的な態度や言葉は波動を下げてしまいます。
宇宙の根源である阿頼耶識(アラヤシキ)は
私たち全てが有しているものの
それを意識することができません。
ところが私たちが経験する事象のほぼすべては
阿頼耶識が決めているというのです。
否定的な想いや言葉が日々阿頼耶識に降り積もっていけば
否定したくなるような事象が起きるのも
当然と言えば当然なのかも知れません。
肯定することもできず、けれど否定するのも避けたい。
さて、ここで工夫が必要になります。
社会に起こる、否定したくなるような出来事
怒りや悲しみを抱かざるを得ない出来事に対しては
いったん感情を認めた上で、祈りましょう。
その出来事は駄目なことだと判断するのは手放して
感情だけをただ認め、あとは祈るのです。
祈りにはさまざまな力が秘められていますが
否定と肯定の間を
音もなく色もなく匂いもないままに埋めてくれる
そんな力もあるかもしれません。

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