見出し画像

承認欲求の裏にあるもの

ひとに認められ褒められたら誰でも嬉しいものです。
高く評価されることは信頼にも繋がります。
けれど過ぎればそれは重たい波動となります。
認められ褒められることにのみ価値を置いていると
それが得られなかった時、不安感と不足感が抱かれ
さらには焦燥感へと発展します。
承認されることで得た満足感を取りに行こうとする
それは、恐れがベースになっています。
ひとに認められ褒められたら誰でも嬉しいものですが
「人」だけをアテにしているということは
見えるものだけを頼りにしているといっていいのでしょう。
この世界の本質は無限の「見えないもの」であり
見えるものはほんのひとかけら、砂粒くらいでさえあるかもしれません。
無限の見えないものを頼りにすることを忘れた人が
砂粒ほどの見えるものに求めるのですから、行き詰まるのも当然です。
過ぎた承認欲求の背景には、
見えざるものの真理を知らない心
見えないものへの信頼が失われた心
そうしたものがあることに、気づいているでしょうか。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。