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今日の言の葉season3

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毎朝、降りてきた言の葉をメッセージとして綴っています。一日の始まりの、美しい習慣になりましたら幸いです。
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2024年3月の記事一覧

大人の教養④いかに自分を客観視できるか

どんな時でも慌てず騒がず 落ち着いて冷静な言動をとれるのは 教養ある人の特徴のひとつです。…

石川真理子
3か月前
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大人の教養③空気は読むのが当たり前

いかに空気を読むか。 言い換えればこれは 察するということです。 そして、日本の伝統文化で…

石川真理子
3か月前
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大人の教養②稽古や学びは教養の扉

教養とは点数をつけられるものではありません。 その人の思索や経験によって深まり 醸されてい…

石川真理子
3か月前
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大人の教養①そもそも教養って何?

人生を豊かにするうえで 不可欠なもの。それが教養です。 でも、高学歴であることすなわち教養…

石川真理子
3か月前
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「幸う国」は行方不明

「言霊の幸う国」 この言葉が目に飛び込んだ時 ハッと息を呑んだ。 ひとは「ハタ」と気づいた…

石川真理子
3か月前
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美しさって何だろう

それは、永遠のテーマ。 突き詰めた究極の美は 目に見えないものとなるに違いない。 だけど人…

石川真理子
3か月前
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「言葉」を畏怖する心情

言葉というものを 不用心に扱うようになっているかも知れない。 その昔、小泉八雲は美保関の旅館で 可愛らしい給仕の娘さんに 「卵はありませんか?」と尋ねたところ 娘さんは観音様のような微笑みを浮かべ 「あひるの卵が少しございます」と 返事をしたという。 その丁寧な応対ぶりに八雲は嬉しい喜びを覚えた。 彼がついに日本に骨を埋めたのは 他にも種々の理由があろうけれど そこには必ず言葉があったはずで おそらく丁寧さと温かさを感じたのだろう。 言葉というものの大切さを知るということは

月が教えてくれること

月は私たちの内面を照らします。 表には出さない想いや願いばかりか 自分でも忘れたと思ってい…

石川真理子
3か月前
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早くも蝕の季節。急な展開の予感

3月25日は半影月蝕、4月8日は皆既日食です。 早くも蝕の季節が始まります。 2024年は突発的な…

石川真理子
3か月前
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花道を歩く

万物は常に変化して止みません。 変化のうちには 切り替わりの時節もあります。 それが節目で…

石川真理子
3か月前
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神さまは待っている

大地を揺らし 大浪を起こしながら これはあなたがたの心の内 そう、伝えているかもしれない マ…

石川真理子
3か月前
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春分おめでとう

昼夜の長さが同じになる春分は 文字通り分かれ目でもあります。 二分されていく 枝分かれでゆ…

石川真理子
3か月前
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体からアプローチする

今日は、肩の力を抜いて 過ごしてください。 意識して顔を上げ 伸びをしたり首や肩を動かすよ…

石川真理子
3か月前
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信じて咲くのが花

花が、咲き始めました。 春の花たちは厳しい冬の寒さに耐えて 今にも壊れそうな繊細な花弁を 音もなくひらきます。 こんなやさしい花たちを見れば 厳寒の季節はどれほどつらかろうと 思わずにはいられません。 けれど花たちは文句の一つも言わず じっと静かに耐えるのです。 そればかりではありません。 花は咲くことを信じて疑わないのです。 信じて咲くのが 花なのです。 あなたがもし、今、つらい時だったとしても それは開花と実りに繋がっているのだと ただ静かに信じるよう努めてみてください。