道次第の考察 ―― 顕教と密教、生命エネルギー、生起次第、究竟次第
金剛大乗(金剛荘厳)の実践(道次第)についての考察。
マガジン:金剛大乗
顕教の実践を通しての内的な理解の把捉――功徳 顕教(の実践)とは、慈悲、非利己的なエゴのない愛を実践することとしている。
この慈悲の実践自体は、個人的にも社会的にも評価されるものであり、大乗の精神に沿ったものである。
この顕教の目標の一つとしては、とくに顕教と密教の両方を重視する視点から密教との関係で思索すると、それは「内的な理解」、歓喜、生命欲動を見いだすことであると考えることもできる。