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笑いたい時だけ笑えば良い


"笑顔は幸せを呼び込む"

"笑っていれば楽しくなる"


その考え方は納得できるものだし
きっと正論なのだと思う。

ただ持論だが、私は
笑いたい時は笑って、笑いたくない時は笑わなくて良いと思う。

少なくとも私にとってはそれが楽な生き方だ。

昔、私はよく笑っていた。
笑顔でいることが多かったし、かなりの頻度で笑顔でいることが多かったのではないだろうか。

でも実際のところ、表面の笑顔とは真逆で
内心は笑っていないことも多かった。
心の中は病んでいたのだ。

心の中とは裏腹の表情をし、自分に嘘をついていたせいか
その嘘が増える度、
笑顔が増える度に、精神は蝕み壊れていくような気持ちだった。

それでも、もう笑顔でいることがクセになっていた。
外でするその表情がクセになってしまってるもので、治らないのだ。

外ではよく笑ってるけど、家の中ではあまり笑わなかった。


辛かったのは、心の中と表の顔とのギャップがあまりに激しすぎたからだろう。
本当は笑いたくないのに無理して笑っていたからだ。


もちろん、本当に楽しくて笑っていたこともあったけど。

そんな風になったきっかけは、中学で転校した時だったと思う。
明るい性格の人に友達ができやすいのはわかっていたし、嫌われたくなかった。
その頃家庭の状況が悪くなっていたので、気持ちが正直暗かったけど、暗いとは思われたくなかった。
その頃から、無駄によく笑顔でいるようになった。

確かに笑顔でいると友達ができやすかったし人を引き寄せたけど
引き寄せる人がいい人ばかりではなかったし
むしろ人間関係がつらいことも多かった。

もしかしたら、もういっそ無表情の方が幸せなんじゃないか?
と、そんなことは思わなかったけど…。


ちなみに笑顔でいるとよく褒められたし、私自身も自分の笑った顔が一番好きだった。

でもどんどん辛くなっていったので、いい加減やめたかった。
それでも人前に出るとクセになるその表情がなかなかやめられない…


そんな状況の中にいたけど
時と共に、だんだんそれがやめられるようになってきた。
具体的にいつ頃かは覚えてないけど、25歳の頃には既にやめることができていたと思う。

精神状態が落ち着いていったこともあったためか
もしかしたらスピリチュアルにより生き方を模索していったためだったのか
表情くらいは正直な生き方をするなるようになったのか
何故だかはよく覚えてないけど、自然と無駄に笑顔でいることはなくなった。

仕事などで必要な時を除き、笑いたくない時は笑わないし、笑いたい時に笑うようになった。

無理して笑わなくなったので、内面と表面のギャップによる精神的な不安定さはなくなった。


そんな感じで、私自身が無理に笑ってきたことで、苦しい思いをしてきたので
別に笑いたくない時は笑わないで良いと思うし、笑いたい時だけ笑えば良いと思うのだ。

表情も、自分の心のままにいることで生き方は楽になった。

なので、今私が笑ってる時は無理してないし、作り笑顔ではないので、リアルで知る友人は安心してほしいと思う。笑

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