ガーすけと桜の子 3/15
基本ストーリーはなんらかの事情を抱えた人たちが集まるアパートに住む留年生のところに昔飼ってた犬が化けた桜色の生物が来て、なんとなくみんなの悩みを解決して、主人公も小説家になる夢を取り戻す、というわりとポピュラーな設定。
ただし、盛大にボケをぶち込まれてるのと、ハデスさんというめちゃくちゃ謎キャラがいる。
ボケはシンジくんからのそれをいうなら綾波レイ(同じレイだから)とか、矢花はレッスンでぺらぺらの靴履いてる(本人によると中はふかふか)とかがあった。
個人的には主人公が就活うまくいかない留年生で、父親が小説家だから昔からの夢が小説家、という境遇が他人事とは思えなかった。私も父と同じ編集者になりたかったけど出版社どころかどこも採ってくれなくて就活留年したから。
矢花は勢いのいいところも怯えていたり、困っているところもうまくて、是非今後も演技の仕事をやってほしいと思った。普通の人を演じるのが一番難しいから。
どうでもいいことだと、わりといい席だったから矢花の細さをほぼ目の前で見れたり、きれいな横顔(横顔の方が骨格の良さが映えてて好き)がよく見えて眼福だった。
阿達くんもぴょこぴょこちょろちょろ、人間ぽくなくて可愛い生物感がしっかり出ててよかった。特に同級生くんのカバンを勝手に開けて積み木してたシーンが好き。今後の成長が一層楽しみになった。
ところで、いくらうるさくても犬にガーすけとは付けなくね?と個人的には思うけど、どうだろ?
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