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ジキル&ハイド 3/18

人の悪を取り除く薬を試す相手がいなくて、自分で実験した結果、悪の人格であるハイドができてしまう。ハイドは娼婦を痛めつけたり、ハイドの実験を止め続けたお偉いさんを片っ端から殺したりしていた。そして、ジキルは徐々にハイドの方の人格に飲まれていってしまう。

韓国ミュージカルあるあるかもしれないが、舞台装置とか小道具とかがとても凝っていて感心した。ロミジュリとかもそうだったが、光り輝く薬とかはどうやって作られているのだろうか。

キャストはまず、カッキーの豹変っぷりがすごかった。特に片方を向いている時はジキル、片方を向いている時はハイド、と演じ分けているところの迫力に圧倒された。
ハイドの人格を消そうと薬を飲もうとしているシーンはやたら葛藤というか語りが長くて、ぐだぐだ言ってるからハイドが出てくるんだぞ、とつっこみたくなったが。

希帆さんのルーシーは本当に美しく妖艶で、でも、親しみやすい人柄で素敵だった。もっとも、もう1人の女性キャラであるエマが、そこにいるのがハイドの人格の方だと分かっていても盲目に庇い続けて邪魔をするような、いらだたされるキャラクターであることも彼女のかっこよさを引き立たせているのかもしれないが。
カテコの時にスカートをばっ、と横に引いて礼をしている姿もあまりにもかっこよかった。

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