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ジェイミー 8/11昼

ネタバレあらすじ


ドラァグクイーンになりたい青年がドレスを着て
プロム(卒業パーティー)に出るまでの話。
彼には理解、応援してくれる母親と
その友人レイ、ヒジャブを被ったイスラム系の
親友の女の子、プリティがいる。
お金はあまりないし、クラスの中でも疎まれ
気味ながらそれなりに幸せに生きていた。

ジェイミーは誕生日に母親から赤のハイヒールを
もらい、また、プリティの影響もあり、
ドレスを着てプロムへ行くことに決める。 

ドレスの店で元カリスマドラァグクイーンの
ロコ・シャネルと出会う
(ココ・シャネルから取ったのだろう)。
そして、ドレスをプロムに着ていくだけでも
戦いであり、リハーサルが重要だと諭され、
ロコのコネでステージに出ることに決める。
それまでドレスのお金は待ってくれるという。

リハーサルにあたるステージ会場に
クラスメイトが見に集まっており、
その店の前でクラスでいばっているディーンに
気持ち悪い、と言われ、傷つくが、
ロコとその後輩にあたるドラァグクイーンに
励まされ、また、父親からの花束と
ドレス代は払ったというカードを読んで、
ドラァグクイーンのミミとして
ステージに上がる。

翌日、その美しさに魅了されたクラスメイトたち(−ディーン)はミミのことを話しており、
ジェイミーはそのメイクで学校に登場する。
メイクは禁止の学校だが、それは女性に対して
であり、男性である自分には適用されないと
言い張る。
しかし、ジェイミーがドレスを着たい
ということに対し、化け物小屋にする気か、
という苦情をディーンの家族がいれたことで、
ジェイミーは学校に呼び出され、
教師がシンプルな男の服じゃ何でダメなのか、
と説教して来たので、レイがブチ切れて帰る。

その夜、プリティの部屋にこっそり行って
相談をする。プリティはドレスを着たいと
いうことについてはともかく、
プロムがあなただけのものじゃない、
という部分に関してはその通りであるという。
ミミじゃなくて、あなた自身では行けないのか、
自分のヒジャブは求められたものではあるけど
アイデンティティなのだと。
そして、ドレス代を払って、
花束をくれたとはいえ、
会おうとしてくれない父親と
一度話すべきではないか、と提案する。

ジェイミーはその足で父親の家へ行った。
実は父親は恋人がおり、
最近、その相手に子供ができたために、
もう一生会わないで欲しい、
とジェイミーの母に言っていたが、
母が隠していたのだ。
また、ジェイミーのことを
愛していないどころか、
ジェイミーができてしまったのはミス。
8歳の時に母のドレスを着ていた時と全く同じで
気持ち悪いと思っているという。
ジェイミーにプレゼントしていたのは全て母で、
父親に愛されてるように見せようという努力だった。

傷ついたジェイミーは母にあたり、
家出した先で殴られていたところを
ロコに見つけられる。
小さい頃に気持ち悪い、と言われた記憶は
心の奥に染み付いており、
自信を無くしてしまっていた。
ロコと話した結果、家に帰り、
母に謝って和解する。

そして、当日、ジェイミーは白いドレスに
白い靴で登場。みんなに迎え入れられたが
先生が会場には入れない、というが、
プリティの必死のジェイミーコールに
みんなが感化され、大きな声になり、
ジェイミーも入れることになった。
ジェイミーは今日だけは和解しようと
ディーンの手を掴んで会場へ入る。

キャストの感想


高橋颯が美人だった。
前にフィリピンで出会ったゲイの先生の
可愛い方の先生と雰囲気が似てて可愛かった。
全体的に細すぎてちょっと心配になったけど。

あと、禅さんのキャラが愛嬌があっていいのと、
永野さんがきれいで超美脚だった。
筋肉と脂肪のつき方がたぶんいい感じ。
触りたくなる感じ。

あと、フランク莉奈さんがやっぱり美人で
プロムのシーンの紫のドレスが素敵だった。

本編の感想


気持ち悪い、と気軽に口に出せるの怖いなー、
と思った。心の中でどう思っていようが、
そこは仕方ないと思う。
私自身もこの人理解できない、嫌だ、
と感じる人はもちろんいる。
態度に出ていないかは私自身ではわからない。
でも、それを本人に対して、
傷つける目的で容易に使うことは絶対にない。
ディーンはまだいわゆるいじめっ子であり、
若いため、悪いことは間違いないが
想定内の思考回路であった。
しかし、血を分けた息子、しかも8歳に
気持ち悪いと言い放てる父親は
クズとして描かれているとはいえ、衝撃だった。
本当にゲイでドラァグクイーンに
なりたい子だったが、ただの遊びである
可能性も十分にあり、その場合でもいきなり
父親に気持ち悪いと言われた思い出は重い。
正直、ただいじめたいだけの人間より
凝り固まった中年の方が力が強い分怖い。

また、見た目に関する小さい頃の言葉って 
結構根が深くなりがちだと思う。
昔から口が達者で生意気だったせいで
いじめられてた時代があった。
(ちなみに、今はあいつらマジくそガキだったと
許した。同窓会でまともなやつになってたし) 
その頃は自分のことをブスだと思ってた。
中学に入って、めっちゃ可愛いって言ってくれる
先輩と、純粋に一回親が可愛いんだよ、
って言ってくれてから自分の顔を好きになった。
よく考えたら主観混ざりながらも、
うちの両親はどっちかといえば顔は
きれいな方だと思うしね。
あと、やるようになったのは最近だけど、
顔面偏差値診断でもそこそこの点数出るし笑。
でも、今がこれだからいいけど、
そうじゃなければ結構深刻なトラウマに
なってた説もあったな、と思う。

純粋に疑問なのが、なぜ、こういう作品は
赤いハイヒールなのか。
個人的には例えば黄色や青、あるいは白に
憧れてもいいと思う。
女性らしさと強さが表されるのが赤なのか?
なんか文化の違いとかがあるのかが気になる。
日本人にあんまりあの色が似合う感じがしない、
っていうのもあるんだけど。

どうでもインフォメーションだけど、
プリティのセリフに「アラビア語には
ジェイミーに似た言葉があるの。
ジャミルって言って、美しいって意味(大体)」
って言うのがあって、
いい言葉だな、と思ったんだけど、
似た言葉、の時点で続きが察せて、
ツイステ履修してて良かったなー、
とテンションが上がってしまった笑。
ジャミルは私のツイステ内の
推しキャラランキング上位なので。

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