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文化財保存修復学会 第46回大会に出展いたしました!

 2024年06月22日(土)・23日(日)に、東京都八王子市にある帝京大学八王子キャンパスにて、文化財保存修復学会第46回大会が開催されました。
 保存と展示の専門店『筧-KAKEHI-』の運営元の金剛も展示ブースにて参加しましたので、今回はその出展レポートをお届けいたします。


出展ブースの様子

 今回は東京開催ということで、学会は2日間を通して非常に盛況でした。
 当社は、博物館における”活用と保存”をテーマとしたポスター展示を行いましたので、その内容を簡単にご紹介いたします。

出展内容

1. 博物館DX(収蔵品公開システム)

 博物館法改正により注目を集めている「博物館DX」。
 当社は、収蔵品公開システムの導入事例を交えながら、 デジタルアーカイブ化による資料の管理・公開についてご紹介しました。

 収蔵品の画像を概要説明や関連図書の紹介と組み合わせることで、検索性やアクセシビリティの向上につながり、より多様な資料の活用が期待できます。

2. スマートガイド

 多言語音声ガイドシステム「スマートガイド®」をご紹介しました。
 お手持ちのスマートフォン・タブレットでQRコードを読み込むだけなので専用機器の準備やアプリのダウンロードは不要です。
 VRや動画コンテンツなど、デジタルコンテンツの需要が高まる中、スマートガイドは、教育・広報・交流活動などの幅広いニーズに対応できるソリューションです。

▽スマートガイド 詳細はこちら▽


3. 収蔵能力の効率化(移動棚)

 全国的な問題となっている収蔵庫不足に対し、当社の主力製品である「移動棚」による省スペース化の具体例をご紹介しました。 
 移動棚は、固定の棚に比べ最大200%と高い収納効率を誇り、収納スペースを劇的に改善できます。
 金剛は数多くの施設への納入経験から、収蔵品の破損防止や保管環境にも十分配慮した仕様の移動棚をご提案いたします。

<収蔵庫への移動棚納入事例記事>
▽大分県立美術館 OPAM 様▽
https://www.kongo-corp.co.jp/ourproducts/MUSEUM/OitaPrefecturalArtMuseum.html

▽日本芸術院 様▽
https://www.kongo-corp.co.jp/ourproducts/MUSEUM/TheJapanArtAcademy.html


4. 地震対策

 美術品等の落下被害を低減できるアイテムとして「落下防止ベルト」をご紹介しました。比較的柔らかい素材で、地震の揺れによるダメージから収蔵品を守ります。 スチール製の棚だけでなく、木製の収蔵棚や、絵画ラックにも取り付け可能なため、さまざまな施設様でご採用いただいています。

「落下防止ベルト」


5. 保存と展示の専門店『筧-KAKEHI-』

 オンラインショップ『筧-KAKEHI-』のご紹介も行い、当ショップご利用のお客様からも、貴重なご意見を頂戴することができました。
 これからも「社会文化の継承を担う皆さま」のお手伝いができるよう、商品・サービスの充実を目指して参ります。
 


 ▽わたしたちについては、過去の記事をご覧くださいませ。▽


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