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童話エルフについて

 皆さんこんにちは。東北でシャドウバースエボルヴをプレイしている近衛イヴと申します。戦績と言うほど誇れるものは無いのですが、童話エルフについての記事を見かけなくて、自分自身の為にも言語化して行こうと思い筆を撮ったか次第です。今回GCS仙台にて使用したリストをもとに書いていきたいと思います

 そもそも童話エルフというのはどういうデッキなのか、簡単に言えばビューティ&ビーストによるOTK(ワンターンキル)を狙うデッキではありますが、それ一辺倒では無いと思っています

 まずはデッキリストの方から皆さんに見て頂こうかと思います。

メインデッキ
歌劇姫・フェリア 3
チェシャキャット 3
森の音楽隊 3
エンシェントエルフ 3
奇妙な帽子屋 3
フラワープリンセス 3
エイシンフラッシュ 3
大魔法の妖精・リラ 2
ハンプティダンプティ 1
不思議の探求者・アリス 3
サイレンススズカ 2
ローズディアー 2
カシオペア 3
コスモスファング 2
ビューティ&ビースト 2
【徹底管理主義】樫本理子 2

エボルヴデッキ
にんじん 3
エンシェントエルフ 2
不思議の探求者・アリス 2
ハンプティダンプティ 1
サイレンススズカ 1
コスモスファング 1

以上のような構成となっています。

各カードの採用理由について

・歌劇姫・フェリア
初動兼アタッカー。1ターン目に出して2ターン目の奇妙な帽子屋に繋げたり2ターン目にフラワープリンセスを出して相手の盤面を触りに行ったりします。初動で欲しいため3

・チェシャキャット
飛び道具兼、カウンター溜めるカード。基本的には森の音楽隊や奇妙な帽子屋、不思議の探究者・アリスでEXに置いてから出して盤面やプレイヤーに2点与えるカード。獣を持っているので後述するコスモスファングで出せるのも偉い。何度でも投げたいため3

・森の音楽隊
初動であり、起き童話カウンター。1ターン目に出して奇妙な帽子屋や不思議の探究者・アリスなどを持ってきたいカード。ほぼ除去られることは無いため1ターン目に出して2ターン目に奇妙な帽子屋に繋げられると美味しい。初動に欲しいため3。

・エンシェントエルフ
先手3ターン目に5/5で立たせたいカード。ハンドや対面や展開次第では先手2ターン目に出して場に出していた歌劇姫・フェリアや森の音楽隊などを戻して3/3で立たせて3ターン目に5/5にして攻撃したりします。人形エルフ相手に先手3ターン目に5/5で立たせられれば結構有利に働くはず。
森の音楽隊や奇妙な帽子屋を使いまわせたりと優秀な為メイン3枚エボルヴ2枚

・奇妙な帽子屋
サーチカード兼マリガン基準。このカードが引けるかどうかで動きや勝率が全然違います。1ターン目に童話カードが置けていれば2ターン目に出して不思議の探究者・アリスやビューティ&ビーストを確定で持ってこれるのは偉く、中盤でもデッキに戻したチェシャキャットを持ってきて出して2点飛ばしつつカウンター増やしたり、大魔法の妖精・リラやフラワープリンセスをサーチして来て盤面触ったり、後半にハンプティダンプティを持ってきて盤面を流しつつライフを詰めたりと使い方は多岐にわたります。絶対に引きたいため3

・フラワープリンセス
除去カード兼EX埋めカード。ファンファーレでフェアリーをEXに生成できるので、カシオペアの効果を強く使うためにも使えますし、フェアリーを出しての横展開をしたりも出来ます。アクト+童話カウンター消費のフォロワーに3点もバカに出来なくてこのデッキは序盤の除去が少なく、苦手な横に広げられる展開を抑えることも出来ます。スタッツが2/3あるというのも偉く序盤のアタッカーとして使える点も〇。不思議の探究者・アリスを出すターンまで生き残っていれば、不思議の探究者・アリスのファンファーレ能力で乗っているカウンターを移して縦置きの体力3までならそのまま取れてしまうのも良いですね。童話カードで除去も出来るなど仕事が多いため3

・エイシンフラッシュ
縦置きカードを触るカード。序盤の相手の多面展開をこのカードで2面処理しつつ後の動きを楽にしてくれます。ローズガーデンキーパーやブルームスピリットと違い出走後は今、割と採用されている烈火の魔弾で処理されないという点も評価出来ます。不思議の探究者・アリスがない時に 先行4ターン目や後手3ターン目に出して縦置きしてアタッカーとして使う場面も往々にしてあるため3枚での採用。

・大魔法の妖精・リラ
除去カード。
カウンターとコストさえあれば多面除去できるカードで効果が強い代わりにスタッツが1/4と攻撃面が少し心許ない。また、このカードだけ引いたところで3PP+アクト+1PPで1面除去と隙が大きいため基本的には相手の横展開を見越して森の音楽隊や奇妙な帽子屋、不思議の探究者・アリスでサーチしてきておいたりしておくと相手は嫌な顔すると思います。素引きが嫌なのとスタッツの弱さもあり2枚

・ハンプティダンプティ
全体火力カード。
童話ビショップにおいてのこのカードの強さは皆さんご存知かと思われますがこのデッキにおいては進んで爆発しに行くカード云うよりはどうしようもない盤面を返したり、最後の詰めや、何も無い時に3ターン目にプレイして3/3で攻撃しに行くカードという認識です。童話エルフというデッキはリソース回復手段が豊富ではなく更にカシオペアの存在もあるため手札の枚数も大事になってきます。人形エルフ対面での小テクとして、対戦相手の復讐の人形オーキスを察知した時に爆発してこちらの盤面を空にしておくという使い方もあります。緊急避難用のカードと割り切ってのメインとエボルヴ1枚ずつ

・不思議の探究者・アリス
潤滑油+アタッカー兼カウンターばら撒きカード
童話といえばのカードで、基本的には先手4ターン目、後手3ターン目にプレイして進化してチェシャキャットや奇妙な帽子屋などを探しに行きます。EXの状況や対面や展開次第でカウンターの振り分けを考えましょう。また、先手の場合4ターン目アリス、5ターン目カシオペアと繋がるので捲れで後の展開がだいぶ左右されます。できるだけ毎試合出したいので3枚、進化は3回も進化してる暇が無いため2枚

・サイレンススズカ
疾走アタッカー
このカードは詰めに使ったり、6ターン目に相手の盤面除去しつつドロー固定させてライフを詰めて次のターンのビューティ&ビーストに繋げたりするカードになります。進化前も進化後もスタッツが低く、オーラなども持っていないため相手の残りPPに注意する必要があります。強いカードではあるのですが引きすぎても引かなさすぎてもためメイン2枚エボルヴ1枚。今思えばにんじんを減らして2-2でも良かったかもしれない枠。

・ローズディアー
アタッカー兼、守護を退けるカード、薔薇の一撃でライフも詰められる良カード。
スタッツも4/3と悪くなく、突進を持っているため雑に出てきたロイドや王たる光・ベイリオン、母なる君、マシンエンジェル、パンクデビル・デモニアなどの守護を退けたりや薔薇の一撃を合わせてのデカブツの除去、薔薇の一撃生成によってのライフ詰めなど使ってみたらいい仕事をするカードでした。
採用枠の関係上2枚

・カシオペア
横展開咎めるカード
このデッキは横展開されると厳しいため採用しました。ちゃんと動けているときならば先手5ターン目で6~7点くらいは出るかと思います。引きたい対面が多いため3枚。

・コスモスファング
除去兼サポート
このデッキにおけるカースエンチャンターと言ってもいいカード。基本的には先手なら6PP後手なら5PPか6PPでプレイするカードではあり、大体の流れがコスモスファング→チェシャキャットサーチ→盤面orライフ2点→チェシャキャット戻して進化して盤面除去→寝てるやつに攻撃、PPが余っていれば戻したチェシャキャットプレイして盤面orライフに1点しつつ起動してビューティ&ビーストにカウンターを乗せるといった動きがきれいだと思います。試合中1回投げれればいいだろうという事でメイン2枚エボルヴ1枚ですが時々2枚欲しくなる時もあるので好みで。

・ビューティ&ビースト
フィニッシャー
このカードがあるからこのデッキが成り立つカード。素で出しても突進、オーラ持ちで5/7というサイズはとても大きく簡単には除去されづらい。基本的にはEXエリアに置いてカウンターを溜め、7ターン目以降に出して一気にライフを削りきるという使い方が主。守護が居るとそれを退けてからじゃないと通らないのが弱い点かなと。手札に来すぎても困るので2枚。枠があれば3枚でもいいのかなという枠

・【徹底管理主義】樫本理子
面処理+ライフ詰めカード
大体の使い方は6ターン目に相手の守護に当たりながら隣のフォロワーを破壊して2面取りつつ3点詰め、相手に処理させて次のターンのビューティ&ビーストに繋げること。始めはこの枠は烈火の魔弾を採用していたのでそこはお好みで。
枠の関係上2枚。


簡単に書きましたがこんな感じです。次に採用検討のカードを書き出します。

・マーベラスサンデー
序中盤で森の音楽隊などを出し入れして回復したり終盤にチェシャキャットを戻したりしてライフを詰めたりなどが出来ます。フォロワーを横にしておきたくない相手の時に強いかと思われます。

・ラプンツェル
森羅鋼鉄環境時にクールなどのアグロ系のデッキが存在した頃にあると役立ったカード。相手がその手のデッキだとわかった時は2ターン目に奇妙な帽子屋でサーチして3ターン目に出して守護にしておくと相手は無理して取るしかないためその後の展開が楽になります。次元混沌環境ではアグロ系のデッキをあまり見ないため不採用となりました。

・烈火の魔弾
【徹底管理主義】樫本理子の項でも少し触れましたがビューティ&ビーストを通すための守護除去に一役買います。先行6ターン目に2PP残して置くことで自然ロイヤルの王たる光・ベイリオンや母なる君、機械系のマシンエンジェル、ナイトメアのパンクデビル・デモニアなどを除去して次ターンにビューティ&ビーストをプレイして走らせる事が出来ます。また、序盤の除去としても機能出来るのは【徹底管理主義】樫本理子とは違い器用な点でしょうか。

・キングエレファント
スズカなどに代わる疾走札としての使い方としてありではないかと思います。使い方的にはアグレッシブな【徹底管理主義】樫本理子といった感じでしょうか。6ターン目に盤面の森の音楽隊やフォロワーを戻しつつ攻撃してライフを削り、相手に処理を強要して次ターンのビューティ&ビーストを通す感じですかね。

・むつらの刻印
相手の大型フォロワーの攻撃を1度透かしてすれ違いでこちらの点を通したりするのに使え、延命にもなるためナシでは無いと思います。


長々と書きましたが、大体こんな感じでしょうか。

童話エルフ自体は動かしていてとても楽しいデッキで噛み合った時にはとても気持ちいいデッキとなっています。パーツも全体的に安く組みやすいので興味があれば手に取って見てください。答えられる範囲でならX(旧Twitter)にてリプやDMを頂ければ答えますのでお気軽にどうぞ。

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